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スキルエステサロン召喚でハロウィンイベント閉話

いいね、ブックマークありがとうございます!


今日はハロウィンを初めて開催したら···という閉話を載せます!!

エステサロンを召喚し、ハロウィンイベントを開催する話



エステサロンシンジュ

ハロウィンイベント開催のお知らせ

 

日時 2023年10月31日(火)

時間 10時〜19時

場所 エステサロンシンジュ

【イベント内容】

●来店のお客様全員へヘッドマッサージ

●簡単なお菓子をプレゼント

※必ずトリックオアトリートと言いましょう!


シンジュ、エマ共に仮装をしてお待ちしております!!!


ーーーーーーーーーーーーーー


ある日のエメ視点

昨日来店したお客様からドワーフ共和国の祭りの話を聞かされたエメは、自分もお祭りをやりたいと思った。

「シンジュ様!!! ぼくもおまつりやりたい」


「突然だね?どんなお祭りやりたいの?」


「ドワーフがやっているまつりじゃないやつ!」

ドワーフ達と同じ祭りは嫌だった。もっとすごいのがやりたい。


「うーん、それなら私が昔住んでいた場所でやっていたお祭りがあるよ?」


「それやりたい!」

ドワーフ達よりすごい祭りをやるぞ!!!と気合が入った。





祭り当日



「シンジュ様、これおかちぃ」

エメは想定外の出来事に困惑した。自分が女性のよう服を着せられたからだ。



シンジュから「ハロウィン祭り」をやると聞いてから、エメは毎日毎日お祭りが楽しみでなかなか眠れなかった。


それに昨日は何故かシンジュ様からカボチャが絶対に必要だと言われて、2人でわざわざカボチャを作っている農家さんまで買いに行った。物凄く重くて魔物のようなカボチャだった。そしたらなんとカボチャは成長しすぎると魔物化する話を聞き怖くなった。だけれど、僕は頑張って、シンジュ様が書いた謎の落書きを元にカボチャをくり抜いた!!


シンジュ様からは心配の声が何度が聞こえた。

「気をつけてくり抜いてね。」

「ぼくのつめでやるから大丈夫だよ。」

「爪が黄色くなるよ!道具を使ってくり抜こう!!」

「やだ!ぼくのはじめてのまつりだから、じぶんでやる」 

というやりとをして揉めたんだった!

だって初めての祭りだよ?絶対に何でも自分でやりたかった。泣いて熱弁しだ僕を見てシンジュ様が許可を出してくれた。その後も爪で削ったけれど、何を削っているのかよく分からなかった。だけど出来上がったカボチャには顔が作られていてとても可愛かった!!

絶対に本番のお祭りも楽しいだろうな〜とドキドキワクワクし、気付いたら寝ていたて、起きたら今だった。



朝早く目覚めたエメはシンジュ様と美味しいご飯を食べ、いざ準備を開始すると驚いてしまった。


シンジュ様衣装を間違えたのかな??これ足がスースーする。

「シンジュ様このふくへんだよ。足がみえてる。ウロコバラバラ······」


「何を言ってるの?エメ君にはメイド服が1番似合うよ。スカートから見える足にはキラキラと宝石のような鱗が見えて、最高!可愛すぎる。あっ!!!こんな所に黄色い鱗発見!!!」

シンジュ様が鼻息を荒くて大興奮をしてる。これはもう何言ってもむりだな〜と思った。興奮してる時のシンジュ様は1人の世界に旅立ってしまい、戻ってこない···



シンジュの心の中は

エメ君メイド服似合いすぎ。

この服を作ってくれた隊長すごい!

完璧だよ!!!大拍手!!!パチパチ


この衣装を僅か数日で完璧に作ってくれた隊長の裁縫スキルは凄すぎる。

まさかの隊長さんのスキルが『裁縫』なんてとても驚いたけれど、イメージ通りのメイド服がすぐ出来るなんて天才!!!


ただきっと隊長も服が逆だと思ってるだろうな〜

エメ君用だと思って作られた執事服は少し丈が短い。後で驚かせてあげよう!!!!


とイタズラ心がいっぱいなシンジュは時間を確認し、

「エメ君そろそろ時間だよ!自信を持って可愛くセリフを言ってみようね?」

うぅ、、、と唸るエメを横目で見ながらサロンをオープンさせた。



『エステサロンシンジュ開店します!』

〜ハッピーハロウィン!!!!!キラキラ〜



本日来店第1号は隊長さんだった。

「これはどういうことだ?私は、私の目がおかしいのか?」

隊長は目を擦りながら自分の目を疑った。なぜなら竜の子供が可愛く髪を結び、女性のような服を着ていたからだ。



シンジュはエメに目を合わせて『隊長の対処よろしくねー!!』と合図を送った。


するとエメは恥ずかしそうに


『ご主人様お帰りなさいませ。』


本日はマッサージに致しますか?痩身コースにしますか?それともフェイシャルにされますか?

それともエメ特性の頭皮マッサージにされますか?




言われたら隊長はポカンと口を開けていたが、次第に口をハクハクと動かし、モジモジと頬を赤くさせならが隊長は言った。



すると「ととととうひまっしゃあーじ。」と隊長が鼻血を出しながら呟いた。



シンジュは隊長やばい〜!隊長のツボにハマった?

鼻血を噴射されたため掃除が大変だった···




ーーーーーーー

それからドンドンお客様が来店し大繁盛だった。


お客様は仮装の意味が難しかったみたいで、髭をおしゃれに編んだり、耳や尻尾にリボンを付けたりと、色んなファッションを楽しんだ。

来年はなんとエステサロンだけではなく、コスプレを気に入った隊長の案で街全体でハロウィンイベントを行うことになった。

ただし、エメはこんな祭りのはずじゃなかったと心のなかで泣くのだった。

「シンジュ様、ぜったい来年はスースーするやつきないよ!!!」

次回は今日中に本編を載せます!


ハッピーハロウィン!!

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