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みんなで食事!シンジュのハイテンション

いいね、ブックマークありがとうございます!

「うまい!!!」


目の前にある大量の料理を一気に口に頬張っているのは、先程まで磔にされていた魔王陛下である。


妖精王が帰ってすぐに開放された魔王陛下からはぎゅるるる〜と盛大な腹の音が鳴った。


「す、すまん。何か食べるものをいただきたい。」


「大丈夫ですか?」


「大丈夫ではない。ここ数日仕事が忙しくて1週間ほど何も食べてない。」


え??1週間??

「それはそれはご愁傷さまです。何か作りますね。」

スルーしようと思ったシンジュだったが、会話中もお腹をぎゅるぎゅると鳴らす魔王陛下を不憫に思い、簡単なご飯を準備することにした。


ただ1週間も食べていない人に普通の食事を出したところで胃がびっくりして嘔吐や腹痛になる可能性がある。悩んだ末にすいとんを入れたスープを作ることにした。

本当は重湯など固形物がないもが良いが自分達も同じものを食べることを考えた結果、眠気などもありシンジュは自分を優先することにした。


魔王陛下には胃が丈夫であることを願うしかない。


朝食の準備の前に倒れて動けない魔王陛下と吸血鬼の面々をフェルとライオス、ギルドマスターに無理に動かしてもらうことに。魔王陛下はすくまにご飯が食べれるようにリビングへ。吸血鬼の面々は、ギルドマスターの部屋へ連れて行かれた···

このあとギルドマスターから吸血鬼共々強烈なお説教が待っているかもしれない。怒られたくない···


気分が下がってしまったが、ここからシンジュクッキングを始めます。

変なテンションですが皆さん気にしないでください。

ではまず手を洗います。しっかり手首まで洗いましょうね。ゴシゴシ、キュッキュ、クルクル♪


キレイになりましたか?ここから料理開始ですよ!

アイテムボックスから適当な野菜を取り出しタッタッタッタッタとみじん切りにしてください。

なるべく胃に負担をかけたくないので、細かくできると嬉しいです。

みじん切りが終わったらすいとんの準備をします。これもとても簡単で小麦とお水+ハーブを混ぜ合わせれば種が完成!

あとはコスタリカの旨味がたっぷり入ったスープにみじん切りをした野菜とすいとんの生地をスプーンで掬ってスープの中に落としグツグツと煮込めば完成。

各自で味の調整をしてくださいね〜!


シンジュクッキングを見てくださった皆さんありがとうございました!!!


では眠いけれども作ったものをぱぱっと配膳し、これから魔王陛下と一緒に食事をします。


ではまた次回のシンジュクッキングをお楽しみに♡


はい、シンジュの独り言クッキングが終わり、魔王陛下達と食事を始めたことです。


「人間の食事も悪くねぇ」


「それならよかったです。とりあえず私達はもう寝るので吸血鬼さんたちを引き取ってもらってもいいですか?」

もう流石に寝よう。ハイテンションすぎて自分が気持ち悪い。



「は?嫌に決まってんだろ。俺は俺は面白そうだから来ただけであってそいつらは後ろの奴らに任せたらどうだ?吸血鬼なんて人間界にいないから珍しくているだけで金取れるだろ?」


「おまえもかーい。」


「あぁ?なんか文句あんのか?」


「な、な、なんでもないです。分かりました。吸血鬼はとりあえず預かります。お疲れさまでした。」

うわぁぁ、間違えて心の声が出てしまった···焦った。

殺気が飛んできて死ぬかと思った。

妖精王も魔王陛下も何で来たのか···


もういいや。吸血鬼には預かってギルドマスターに渡そう。うん、それが1番手っ取り早い!うんうん最初からそうすればよかったよ!


「おい、何1人でブツブツ呟いてんだ?キモいからやめとけ。あと俺の部屋も準備しておけよ!妖精王よりは豪華な部屋じゃねぇとぶっ飛ばすからな?」


「ふざッ」

シンジュは心の声が出そうになったが必死に口をふさいで止めた。

心のなかでPーーーーーと怒りを発散し、勝手すぎる妖精王と魔王陛下の部屋の準備は大人に任せて、シンジュは眠ることにしたのだった。


シンジュがいなくなった部屋では魔王陛下はじめ、フェルやライオス、ギルドマスター達が会議を始めた。

読んでくださりありがとうございます!

朝晩は涼しくなりましたが日中はまだまだ暑いですね!

これから気温の変化によって体調を崩さないようにお気をつけください(*_*)

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