魔法の小瓶
時には思い
時には恥い
時には笑い
時には泣く
その全てを私は心と思い
その全てを私は好きである
だから言えることがある
それは心とは小さな小さな魔法の小瓶だということ
開けてみればたくさんの色をした
不思議で綺麗で幻のような
ふわふわが飛び出てくる
それは目にはできないけど
じんわりと体の底から広がっていく
そうしてだんだんと体中を包み込んで
ふんわり浮かび上がっていく
しゃぼんのようにもろく繊細だけど
そんな夢心地の時間が
私は大好きだ
だからもっとずっと
周りを見渡して
小瓶の中に夢色の奇跡を集めていく
そうしていつか
大きな大きなしゃぼんにのって
空高く宇宙まで
行くんだ