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3時間目、勘違いと、ハンバーグと会議やろうよ?
放課後。
「黒さん!助けてくたざい!」
俺はなぜか教室に駆け込んできた少女に助けを求められていた。
なぜ?なぜ悪魔のこの俺が人助けなんて善人みたいなことを?しなきゃならないんだろう??
悪魔なのに?
悪魔なんだけど、
いや正体はあかせないけど。
兎に角、俺は困っていた。
「何で!何でひょんに行くんだ!俺なら喜んでたすけるのに~」
ひょんは悶えていた。
とりあえず
「説明をくれるか?」
「え?え、あ、はい!」
少女は身振り手振りを加えながら一生懸命説明してくれた。