悪事は成功の元‼
どうしたことだろう?
さっきの奴等とちがうじゃねぇか。
ふとその子の顔を見ると、恥ずかしそうに頬を赤く染め、でもなぜかうれしそうだった。
どうしたことだろう?
面白くない。
しばらくしてから少女が口を開いた。
「黒さん、…急になんですか…でも黒さんがそんな大胆な人だはしらなかったです。びっくりしましたけど黒さんなら…」
何この展開?
「責任…とってくだいさいね。」
イヤイヤイヤ!ちょっと待て、責任?何の?え?てかこっちくんなよ!おい!やめろ!やめろって!マジ勘弁!
ってな感じで危うく責任ってのをとらされるはめにあったことがあるんだ。だから俺にはあんまり悪いことには思えないんだ。
西風さんは再び、人さし指のさきを顎にあて考えていた。が、
「黒くんっていったいなに?サキュバスかなんか?」
「オスのサキュバスは存在しない。」
「だよね~」
ん〰と再び西風さんは考えだした。
ひょんはというと、…あれ?おとなしいな?
がしばらくして、
「黒ってロリコン?」
「お前今の俺の話からどうしてそういう考えがでるんだ?」
「だよなお前はこう…なんか大人っぽい面倒見の良い女性が良いよ!」
「イヤ今そんな話じゃないだろ?」
「だよなだからお前に冬華をやる!大事にしろよ!こいつ、性格は几帳面過ぎてめんどくさいが、面倒見はいいから大丈夫だ!」
は?
西風さんはというと、
ひょんをすごい目で睨んでいた。
そして空気の読めないひょんは、
「で、その子どのクラスの子で何色履いてたんだ?」
ジャキ!
氷色のハンドガンがひょんの頭に現れた。
「あんた死んどく?」
とってもこわ~い西風さん。
に、両手をハンドアップして降参の構えをしながら、
「いや~やだな冗談だよ冬華。だからその物騒なものをしまってくれ!なだから黒も言わなくていいか…」
「3組の中村玲夢って子で黄色にリボンだった。」
ドン!
撃たれた。と思ったが西風さんは後ろげりでひょんをぶっ飛ばしただけだった。
「何しやがる冬華!」
食って掛かるひょん。
「あんたが悪い。」
西風さんはプイっと横を向いた。
このあともしばらく二人のやり取りは続いた。




