59/117
呟き sideN
「それでは仕事に関してですが」
人手がないことに対しての解が出た、パイロットはともかくとして平時比較的暇なオペレーターの4人を集めると言う方法だ。とは言っても比較的単純な書類仕事、簡単に言えばサインするだけなのだが、それだけでも任せてしまいたい。
「と言うわけでよろしく頼みます」
だが学生に任せられるのは、全体として1割、どうしようもないと言えばどうしようもない、根本的な解決を急がれた。
「ナイン騎士」
「どうしたロワ」
「機密度がもう少し高いものも任せた方がよろしいのでは」
「さすがにそのクラスだとこっちも把握してないと問題だから、さすがにな」
いくらめんどくさいと言えど、軍事機密は軍事機密で把握してないといけない類いもある、例えば物資の量や作戦状態、部隊の状態に、今はないが諜報関連、上からのお達しなど、多岐にわたる。そのどれもが知らなければならず、知ってもらってカンニングペーパーと言う手段もとれるだけの人手はない。だから自力でやるしかない。雑多に広がった情報を自力でまとめ、理解し、サインし、適切に処理する。考えただけで頭が痛くなる。これが敵の策で書類仕事で精神的に追い詰めて来ているのなら笑って投降してもいいかなと思えてくる。さすがにしないが。だからこう呟いてしまう。
「はぁ戦争がしたい」




