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夜戦1 sideN

「…………………うっし」

 頭を振り無理矢理に目を覚ます。敵の数、作戦の状態は理解できた。

『また奇襲しますか』

「今回はいいや、どうせ乱戦にはさせてくれないでしょ」

 今回敵は待ち受けている、そう簡単には乱戦にはさせてくれないだろう。乱戦にさせてくれないなら奇襲をかける意味はない。それにどうせ時間をかけられそうなのだ、射撃戦で数を減らし、減ったところで乱戦に持ち込み勝利をもぎ取りたい。

「という作戦でどうだろう」

 という感じの作戦を提案する。

『あの』

「どうした921」

 べリアが声を出す。

『前回も乱戦にこだわっていたようですが、何かあるのでしょうか』

「それはな、まぁ射撃戦にしたくないだ。お前らの技量では射撃戦ではただの的だ、ならば少しでも戦える私とロワの乱戦中に援護射撃していてもらった方が楽だ」

 それにこの国の兵士は射撃戦よりも接近戦の方に力を入れているようで、得意な方で戦った方だ生存率が少しは高いだろう。

『そうですか』

「以上か、ならばこっそりと近づき有利な射線を確保する、N92先行92隊はついてこい」

『『『『はっ』』』』

「でN93」

『なに』

「今日も待機だ」

『……………』

「待機だ」

『了解』

 というわけで今回はアクティブカメラを使用せずに、敵機に接近することにした。

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