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初陣2 sideN

 アラート、損傷状況をチェック。

「ああっくっそ」

『N91右腕喪失』

『N91なにを』

「仕方ねぇだろう、941呆けてんなさっさと動け」

『はっ……………はい』

 これで後ろは大丈夫だ、と思いたい。なので敵と向き合う。敵は奇襲をかけてきたがそれ以降動く気配が。

「突っ込んでくんのかよ」

 そいつは功を焦ったのか、パイルガンを捨て、ヒートスティックに装備を変え切りかかってくる。だからパイル。

「あっ」

 パイルガンは吹き飛んだ右腕に装備していた。

「ああっくそ」

 だから左手で剣を逆手に抜き、一閃。

『N91、1機撃破』

「よわっ」

 その剣はコックピット周りの強固な装甲を切り裂き、機体の中で最も高価なところを破壊した。

「はぁこれで全部か」

『えぇN91戦闘ログ見ますか』

「N94要点、撃破数だけ伝えてくれ、N92は周辺警戒、94達は後退できそうか」

『だ、大丈夫です』

「943か」

 ログが送られる。と言ってもカメラでとらえら獲れた撃破数なんかを表示している。本当ならすべてのカメラ情報を見て評価した方がいいのかもしれないが、そんなことはしている余裕はない。そもそもする気がない。まぁそんなことはどうでもいいとして、敵の数と撃破数を見比べる。今回来た敵は10機俺が5機トワが4機、そして943が1機だ。俺がトワを超えてる気もするが、トワは奇襲で1対10をしてる中での4機であるのに対し俺は混乱してる敵機を処理したのだから評価は変わってくるだろうがまあそんなことは置いておくとして、943、たしかフェザーか。

「943よくやったな、初陣で初撃破か、これからもがんばれよ」

『はっ』

「よし基地に帰投する敵はゲリラ戦をしてくるかもしれない、警戒は怠るな。頼んだぞN92」

『了解』

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