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仕様 sideN

※8/2誤字修正

「んーーーん」

 体を伸ばす。

「お疲れ様です、なにか飲まれますか隊長」

「なら適当にアルコールを」

「疲れているようなのでアルコールの低いものにしておきますね」

 そんなことを言うのはトワだ、彼女は寝る必要が絶対的にはないらしく、余裕があるときは今日のように秘書のような、雑用的な事を頼んでしまっている。何とかしたいのだが人手がない。正確には今増やそうとしているのだがうまくいかない。そんなことを言っているとトワが缶チュウハイを持ってくる。

「冷蔵庫に入っていたので冷たいと思いますよ」

「いやぁ悪いね」

 そういいながら缶を受けとり開ける。そしてそれを一気に飲む。アルコール度数が低いのですんなりと飲むことができていた。

「いつも思うのですが、お金ならありますしもう少し高いお酒をお飲みになられてもいいのでは」

「これが好きだからいいの、ふぅさて」

 缶チュウハイをほぼ一気に飲み干すと立ち上がる。

「ちょっと体動かしてくる」

「アルコール飲んだ上で動くのは」

「簡単にだよ、簡単」

 と言うわけで来たのはシュミレーターが置かれている部屋だ。別名訓練室だ。

「あのアルコールを飲んだ後の、操縦は」

「シュミレーションだから問題ないだろう」

 そんなことを言いながらシュミレーター機動させていく、戦闘モードは俺モードに設定する。ここでしか安全に戦闘訓練出来ないし何よりそれより他者に自分の弱さを知られたくないためだ。

「全く俺なんて騎士にしなけりゃいいのに」

 そうぼやきながら、俺モードの最初の山場、大規模宙戦に設定する。

「よし始めるか」

 使用機体は俺仕様のknightだ。とは言っても射撃戦よりで作られているオールマイティー型なのではあるが。

「ひとまずシュミレーターだけでもいいから使いなれないとな」

 そういいながら訓練をしていった。

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