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メイド sideN

8/2メイドの名前を間違えていたので変更します

クレア→マージ

「お久しぶりですナイン」

 その人物は急にやってきた。

「んっ」

「マっマージなのじゃ」

「………ナイン騎士長こちらが関係書類になります」

 その急にやってきた人物はメイド服を着て、怒気を放っている。ついでに言うとシルビア女王の第1メイドだ。要するに側近だ。

「ああ」

「それでですが」

「ナイン断るのじゃ」

 後ろから声がする、フランカが隠れているのだ。

「後ろのその方がフランカですか」

「いや、シルビアなのじゃ」

「と言う感じで女王にあこがれてる学生だ、名前は報告書にあるようにフランカだよろしく頼む」

「わかりました、それで仕事は」

「いやじゃ、マージとなんか居たくないのじゃ」

「できれば明日からで」

「………わかりました」

「ナイン、このままマージを追い出すのじゃ」

「できれば今日からで」

「わかりました」

「裏切り者なのじゃ」

「フランカ騒がしい出てけ」

「いやなのじゃ」

「マージさんお願いしても」

「出ていくのじゃ」

 そんな感じでフランカは出て行った。それを確認すると、目の前にいるメイドさんは怒気を放つのをやめる。

「お久しぶりです、ナカイさん」

「えっとまあ」

 久しぶりだ、ナインとして何度もあったことはあるし、ナカイとしても一緒に戦場をかけていたこともある。まあ戦場と言っても逃避行だが。

「あの時はあまりお話しできませんでしたが、御変わりはありませんか」

「変わっちゃいないが悪かったな、シルビア女王を返さなくって」

「いえいいんです、彼女には急に重荷を押し付けてしまったのでたまには息抜きできる場所が必要なのです」

「そっか」

「ええ、ですがさすがに国政を1か月以上空白にするわけにはいかないので今月だけで連れ帰りたいのですが」

「何とか説得してみますが」

「頑固ですからね」

「最悪トワに言ってどうにかしますよ」

「ですがそれだと」

「後はそっちで頑張ってっください」

「はぁ、わかりました。ですが説得だけは続けてくださいね」

「やってみますよはぁ」

 仕事が増えてしまう。

「ならフランカの訓練をお願いします」

「わかりました、できる限り頑張らせていただきます」


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