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喧嘩 sideS

 全滅した、しかも近寄ることなく。

「サイ何が」

「いきなりふっとばされて」

「システムがいきなり落ちたぜ、悪いな通信維持できなくて」

 ロワさんがどこかに行った後、機体を格納庫にしまい、全員が集結する。

「何がってロノさんがすべて吹き飛ばしたらしい」

 そんな話をロワさんがしていた。

「はぁ射程外だろう」

「そうそう」

「全部は聞いてないけどそうらしいぞ」

「そうなんだ」

 手も足も出ないとはあの事だろう、1発も撃つことなく全滅、実際の戦闘なら何もできずに死んでいた。

「はぁつえぇ」

「レックス貴方」

「ダーナお前がちゃんと援護しないから」

「それは」

「まあまあレックス」

「おまえもだ、チャーリー」

 そう思ってると騒がしい奴ら、いや第1小隊の面々が入ってくる。

「おっ、これはこれはたどり着く前に全滅した第4小隊のみなさんじゃないですかぁ」

「ああっ」

「サイ落ち着こう」

「そこのデブはわかってるみたいじゃないか、なサイ」

 喧嘩を売られる。

「はっお前らだって、ロワさんに手も足も出なかったらしいじゃん、傷一つつけられなかったんだって」

「なっ」

「接近戦で傷つけられないなんて、どんだけへぼいんだよ」

 だから喧嘩を買う。挑発をする。

「はぁお前」

 レックスがこちらに詰め寄ってくる。

「なぐくかかるってことは事実なんだよな」

「この、スラム出身の屑が」

「それしか言えねえのかよ」

 と言うとレックスは拳銃を。

「何やってる」

 ロワさんの声がする。

「そこの2人ついてこい」


「でだ」

 連れて行かれた先は指令室であった。指令室の中は書類でいっぱいでありその中央に机にに座っているナイン騎士と対峙する。

「喧嘩はまあいいとしよう」

 隅の方にはフランカ…様が何かの教材を使い勉強している。

「拳銃の使用だ、問題は」

「それは」

「言い訳無用、ロワ」

「はっ」

「こいつらを、いや喧嘩してたんだよな、どっちが強いかでなら決闘でもしてろ、審査はロワ頼む」

「はっですが」

「いいんだ、ウトを呼んでくれ」

「了解しました、決闘は」

「1時間後武装はヒートステッィクのみ、1対1の格闘戦。戦闘後どちらも営倉3日わかったな、解散」

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