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最終決戦3 sideS

「フェザー無事」

『まだ大丈夫』

 敵地に乗り込んだ後は連携という言葉はなく別々に突っ込んでいくなか、俺とフェザーは一緒に行動していた。

「と言うよりも置いてかれたか」

 他の降下した人達はエースと呼ぶにはふさわしく、数に押されることなく果敢に切り込んで行くなかで、そんなものについていけないのでどうしようもない2人が残されていた。

『サイ敵』

「了解、って言うかコールサインとかは」

『なにも決めてないんだからしかたねぇだろ、これからオペレートしてやるから死ぬなよ、フェザーにサイ』

 アンドレアスから通信が入る。

「言われてみればそうか」

『敵の数は』

『知るかよ多すぎなんだよ』

 それだけの数の差にどうやって抵抗すればいいのか。

『けどな友軍もこっちに来てるしなんとかなるだろう』

「なるのか」

『するの』

 無駄話できるのはそこまでだった、いくらエースを何人も揃えていても、敵に対しての奇襲であっても、敵の支えである柱を折っても多勢に無勢は変わらない、俺たち2人にも敵が集まってくる。

「武器は」

『普通の装備だけ』

「だよな」

 そう言いながら右手にはヒートスティック、左手にはパイルガンを装備させる。

『なにか音楽でもかけるか』

「いら」

『おっ、いいじゃないか』

『お姉ちゃんの声が聞けなくなるくらい大きな音だったら殺す』

 要らないと言おうとしていた言葉が覆い隠される。

『まっ適当にラジオ放送とリンクさせとくぜ』

『といって私に頼むのね』

『仕方ないっすよ相手は学生っすよ』

 たまたま音楽がかけっぱなしのラジオがあったのか音楽がコックピット内に響き渡る。それを聞きながらナカイ騎士と同じくらいのタイミングで戦闘を開始した。

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