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詩集

介在心理

作者: 蒼山詩乃

世界の隅っこで息をすること

教えてあげる

閉じ込めたデイズ


明日のことはまだ知らないさ

予知夢なんて誰も持っていないし

昨日のことはまだ知らないフリ

どうせ消えない傷口なのに


焦らす癖 散らす癖

どこにでもある文字の羅列から抜き出す

御終いの色をぐちゃぐちゃにして

思考回路を焦がしてしまう


暗い部屋の中で足元を見ても

何も映らない、何も映らない

心臓はどこにある、どこにある

ふざけ倒した愛情は仮初


世界は広い、と誰かが言っても

僕には分かりっこない

嘘も簡単にはつけないからね

言葉の逆再生 得られない解答


ゲームの一部、何も言えない焦燥

変わらない僕らの続く道は

思考回路も閉ざされたまま

息をすることは簡単ではない


一人きりの部屋の中

愛想笑いをする誰かの声

I cannot understand them.

痛いだけだから閉じこもるだけでしょう

それだけでいいのになあ


味気ないデイズを繰り返して

サイスを振り回してきていた

でもまだ介在する痛みとともに

消えてしまいたいよ、ねえ!

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