Café "sweet edge"
ガラス越しの雑踏が揺らめいている
空調の効きすぎた箱詰めの愛
いま目の前のあなたが笑っていても
溶けるのはグラスの中の氷だけ
聞こえないふりをしてるわけじゃない
何も聞こえてこないだけ
空っぽの言葉の虚ろな告白 なんのための甘い時間
Café "sweet edge"
どれだけ綺麗に残酷に断れたなら
ここを出て 熱波の街へ戻る勇気がもてるかしら
…あなたのための誰かを探して
手のひらのメニューには書ききれない
あふれるほどのカスタムメイド
あなたが選んだ珈琲の甘さなんて
この舞台のシナリオには及ばない
感じないふりをしてるわけじゃない
涙なんて嘘っぽいだけ
飾り立ててみたって好きになれない なんのための二人時間
Café "sweet edge"
残ってる夢も願望も飲み干せたら
ここを出て うだる真実の中に帰っていけるかしら
…わたしだけの誰かを探して
Café "sweet edge"
…わたしだけの誰かを探して