ペンギンがくれたご縁と、ペリカンのカッタくんと、ニヤニヤが止まらない一人遊び(・∀・)ニヤニヤ
めっちゃ嬉しいことがありまして……♪
昨日のエッセイで「たぶんアデリーペンギンの、ペンちゃん」のお話を書きました。するとなろう仲間さんが「王様ペンギンのララちゃんです♪」そう教えてくださいました。誰も知らないと思って書いたら、ご存じの方がいらっしゃった! 後でネットで調べてみたらこのお話、25年以上も前のお話でした! さびしいことにララちゃんは20年前に虹の橋を渡ったそうです。けれども時を超えてペンギンにお詳しいクイズ王がご存じでいらして、おかげで飴矢さん(← あ、名前を書いてしまった)とのご縁をいただくことができました! すごいと思います! ララちゃん、とっくに死んでるのに(← この言い方はどうかと思うが、他に適切な表現が思い浮かばなかった)!! このご縁をありがとう!!
そして今日は「ペリカンのカッタくん」のお話を書きます。今日も自信満々で間違えると思います☆ でもララちゃんの話は大筋で見事に合致していたので、カッタくんのお話も大丈夫です!!
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これは、のどかな昭和のお話です。
山口県宇部市に「ときわ公園」という公園があります。何度か行ったことがあるのですけれど、実際にペリカンのカッタ君を見た記憶はありません。わたしがカッタ君を見たのは、ブラウン管のテレビの中です。でも見たことあるはず…………思い出した!! 会いに行ったら留守だった!! そうだった! 会いに行ったんですよ! そしたらお留守だったんですよ!!
「ペリカンがお留守?」そう思われる方も多いと思います。このカッタ君、放し飼いだったのです! さすが昭和! 大らかにもほどがある!!
カッタくんは「モモイロペリカン」という鳥さんです。いま調べてみたら体の長さは160cmくらい、羽を広げると280cmにもなるそうです! デカイ!!
体の長さは160cmと書いてありましたけれど、何をどう測ったら160cmになるのかわかりません。おぼえているのは園児と同じくらいの身長だったことです。たぶん収納されている足をビヨ~ンと伸ばしたり、ながぁ~いクチバシを入れたら160cmくらいになるのかなぁ?
カッタくんは公園のお池で暮らしていて、朝ごはんを食べると大きな羽を広げて空へ飛び立っていました。その姿が本当にデカかった!! 280cmもある鳥が飛んでいたら、ビックリすると思います!
カッタくんは大きな羽を広げると悠々と空を飛んで、町のあちこちに出没していたらしい。ww 今ならぜったいにアウトだと思います。でも当時はのどかだったので町の人たちも「おぉ! カッタくん、来たんね~?」そう言いながら、歓迎していたらしい。なんて優しい世界なんだ……。
そのうちカッタくんは、まいにち近所の幼稚園へ通うようになります。園のお庭から空を見上げていると、ありえないデカさのカッタくんが飛んでくる!! めちゃめちゃデカい!! 知らない人が見たら、パニックになって警察に電話すると思います。わたしだったら、通報する!!
でも園のよい子も先生もぜんぜんビックリしません。「カッタくん、おはよう~♪」とご挨拶します。カッタくんはひらりと舞い降りると、お庭のど真ん中を悠々と歩き回る。よい子たちは本当によい子で、そんなカッタくんをどつくでもなく(わたしならどつく)、ハタくでもなく(わたしならハタく)一緒に遊んでいます。デカいペリカンと一緒に遊ぶ?? どうやって?? そう思われるかもしれません。テレビで見たわたしでさえ「???」でしたから! みんなで鬼ごっこをしていると、カッタくんもいっしょにウロウロするのです。「わあぁ~! にげろぉ~!」みたいな感じで。そしてカッタくんの大好きな「ミックスジュースの歌」が流れると、ゴキゲンさんでみんなと一緒に羽根をバサバサさせて踊る♪ 羽をバサバサさせるとデカくて怖いのですけれど、よい子たちは平気です♪ そして楽しく遊んで気がすむと、ふたたび大きな羽をバサササアアア!!と広げて公園へ帰ってゆくのです。フリーダムやな! 自由がすぎるやろう!!
このお話は30年ほど前のことなのですけれど、カッタくんは2008年まで元気に暮らしていたそうです。子どもや孫もいたそうで、きっと幸せな一生だったと思います♪
いいなぁ!! 楽しかったろうなぁ!!
楽しかったといえば、昨日ものすごく楽しい遊びを見つけたのでシェアします☆
「脳内〇〇ごっこ」です。〇〇の部分には、あなたがお好きな人を入れてください。わたしは「秘書」を入れました♪ では「脳内秘書ごっこ」のはじまり、はじまり~♪
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売れっ子作家のソウ マチは、明るい朝日で目がさめた。ぐっすり眠って気分は爽快だ。肌ざわりの良い絹のシーツの間から抜け出すと、熱いシャワーを浴びてすっきりする。着心地の良い服に着替えるとドアを出て隣の部屋のドアを開けた。5LDKのマンションに生活感はなく、どの部屋にも移動式の本棚が置かれている。ソウは部屋を巡って数冊の本を手に取ると、また部屋を出て隣の部屋へ移動した。ソウは売れっ子作家なのでマンションの1フロアを所有していて、5戸(25LLLLLDDDDDKKKKK)を自宅、書庫、事務所、物置、隠れ家として使用しているのである。
事務所のドアを開けると芳しいコーヒーの香りがする。広々としたキッチンへ入ると可愛らしいワンピースにエプロンを付けた凛子がベーコンや卵の乗った皿をテーブルへ置くところだった。
凛子:ソウさん、おはようございます♪
ソウ:おはようございます。
凛子:今日のランチは何がいいですか?
ソウ:まだ朝食も食べてないのに、ランチの話?
凛子:だってソウさんずっと忙しかったから、いっしょにランチしたい……。
ソウ:はいはい。じゃあ凛子さんの好きなお店へ行きましょう。
凛子:やった~! 近くにイタリアンのお店ができたから、そこに予約しますね♪
ソウ:お願いします。
美味しい朝ごはんを食べて食器を運ぼうとすると凛子に止められる。
凛子:お片付けはわたしがします♪ ソウさんはお仕事してください♪ そしてわたしのお給料を稼いでください♪
ソウ:ありがとね。ではお言葉に甘えて。
書庫から持ってきた資料を見ながらパソコンで原稿を書く。あきてきたらデスクに置かれてある読者さまからのお手紙を読む。どれも「ソウさんの本、面白かったです!」「キャラクターの〇〇ちゃん、最高です!」と誉め言葉が並んでいて、ニヤニヤが止まらない(・∀・)ニヤニヤ
嬉しいお手紙を読んだあとは、お礼の返事を書く。パソコンでパタパタ書いて印字していると、凛子が紅茶を持ってきてくれた。
凛子:読者さまへのお手紙ですか?
ソウ:うん。
凛子:お手紙の住所はわたしが書きますし投函しておきますから、そこへ置いておいてください。
ソウ:助かります。
美味しい紅茶を飲みながらふたたび執筆していると、後ろからくすくす笑う声がした。
ソウ:凛子さん、なに笑ってんの?
凛子:だってソウさんの新刊、おもしろくて!
ソウ:どの辺がおもしろいの?
凛子:〇〇とか〇〇とか〇〇とか、でも全部です! 何回読んでも笑っちゃう!!
凛子に誉められると筆が進む。ブタもおだてりゃ木に登るというが、わたしは典型的なブタタイプだ。誉められると調子にのって、実力以上の力を発揮する。今日も筆が進むなぁ~!!
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すみません。書いていたら楽しくなって、どこまでも書けそうです。凛子ちゃん、良い子だなぁ~! 最高だなぁ~! 可愛いし、ご飯は作ってくれるし、お仕事も手伝ってくれるし、何よりわたしの書いたお話を最高だって誉めてくれるし☆ いいことばっかりですよ!!
っていうのを脳内で想像していると、ニヤニヤが止まりません(・∀・)ニヤニヤ 。 ぜひお試しください♪♪ いつか実現してみせる!!
ではではどうぞ、皆さまも素晴らしいニヤニヤを~!(・∀・)ニヤニヤ