"嫌がらせ"を超え……
実はこのシーンを書くために宅配便のことをいくらか調べておりました……
絶対ないとは思いますがこの回で書かれたシーンのようなことを絶対にやってはいけませんよ!
翌日。
今日は休みなので、目覚ましをかけずに長く寝続けた。
目覚めてスマートフォンを見てみると、時刻はもう午前10時。
休みの日にのみできる、長い睡眠。
これができて、今日が休みなのだということを実感する。
スマートフォンの画面には何件かレイチェルちゃんからの着信通知があった。
最初にかけてきたのは午前7時で、その後30分ぐらいおきに電話をかけてきている。
どうやら俺は電話の音も聞こえないほど深い眠りに落ちていたらしい。
俺は急いでレイチェルちゃんに電話をかける。
『もしもし? せいちゃんまたずっと寝てたの!?』
「そうだよ……特に何もない休みの日ぐらいは寝かせてくれないか、急ぎの用だったのか?」
『特に何もないんだけどさ……ちゃんと早起きしようよ!』
「たまの休みにたくさん寝ておいて平日は早起きするんだ、レイチェルちゃんは違うかもしれないが」
『最近事件とかあるでしょ? せいちゃんと一緒にいる時間がないと不安で仕方がないの』
「俺もそうなんだが……いくら隣同士とはいえ泊まりに来るのも何かアレだろ?」
『だからさ、私と一緒に何かして遊ぼうよ! ゲームならいっぱいあるから!』
「わかった……すぐ行くよ」
俺はすぐに普段着のジャージに着替え、レイチェルちゃんの家へと向かう。
レイチェルちゃんの家は豪邸なのにこんな服で来ているのは幼馴染みの特権と言うべきだろう。
その後、俺はレイチェルちゃんと夜まで遊んだ。
レイチェルちゃんに「今日はうちで食べていったら?」と言うのでその言葉に甘える。
料理はかなり豪勢なもの。いつもレイチェルちゃんの家は色々なところから高級食材を取り寄せて料理を作っているのか?
更に言うとお付きの料理人がいるもののいくつかレイチェルちゃんも料理を作っている。しかも俺の好きな料理をだ。
高校生の頃から花嫁修業か? 大方娶るのは俺という想定だろうがこんな早くからしなくても……しかしこれも勝手な俺の想像でしかない。
フィアンクス家の料理に満足し、俺は1人家に帰る。
レイチェルちゃんが不安に思ったのかSPを付けてくれた。短い道でも油断は禁物だ。
そして家に帰る。
「お帰りー、レイチェルちゃん家の料理はおいしかった? それはそうと……青天くんに何か荷物が届いてたけど、マネキンとか何に使うの? しかも何か送り主も私の知らない人だし」
「マネキン? 俺がマネキンとか何に使うんだよ? この送り主も俺は多分知らないぞ」
「身に覚えがないの? じゃあこの荷物は何?」
俺宛てに何が届いたのかと、期待半分不安半分で荷物を開けてみる。
「えっ……」
「うっ……うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
俺は悲鳴を上げる。母さんは最早絶句している。
何故なら、その荷物の中には……
永田の、切断された生首が入っていたのである。
どこまで犯人の異常性を描写することができるか……
しかし異常性を描写しているうちに自分が異常者と思われないかが怖いです!




