表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/16

半年ROMれの精神で……

ぼけーっとTwitterをいじっていたときにふっと思ったことです。

 この言葉もずいぶん古くなりましたね。

 某掲示板での言葉だったと思いますが、良くも悪くも自分がネットに浸り始めた時期にこの精神が残っていてよかったなァ、と昨今のSNSトラブルなんかを見てて思います。

 あまり呟くことがない、もっぱらイラストと時事ネタと文芸・芸能談話の蒐集にしか使われていないわがTwitterのアカウントに炎上はどうやら無縁らしくてひと安心。まあもっとも、いったい何がどうなるかわからんご時世なのでウカツな真似は出来んのですが……。

 と、Twitterの話(今はそもそもXなんでしたねえ)をしていて思い出したのは、あるアカウントの主と僕の友人の話。

「自分で直接言いたいこと言わないで、他人のリツイートを引用して言った気になってるやつが大っ嫌いなんだよなぁ」

 久々にわが家へ遊びに来たその友人と、おこたを囲んで一息ついていた時にそんな言葉が出たのでビックリ。

「あらあら、覚えがないとは言わないから気をつけなきゃ」

 身につまされることがあって頭を下げたのですが、どうしたことか相手はキョトン。

「違う違う、お前のことじゃないんだよ。だいいち、あんまりお前の回ってこないし……」

 そのころはまだスマホを持っていなかったので、僕はそもそもの浮上率が低かったのです。どうやら違うと分かってほっとしつつも(そもそも引用リツイートでどうこう言うことがほとんどない。旨い飯の写真をみてはしゃぐときぐらいである)渦中のアカウントを見てみると……たしかに友人の言葉通り。

 しかも引用が、友人の言葉を借りれば実に「おもンない」から猶更タチが悪いのだ。

「な? 腹立つだろ?」

「ウンっ、だんだん酒がまずくなってきた(ちょうど酒盛り中のときのことでした)」

 ちなみにその後、そのアカウントの主は別件で友人を怒らせて見事絶縁と相成ったのだが、どこで何しているのやら。僕の対応は……ノーコメントで。

 だいぶ脇道がそれたが、よっぽどの違法・違反行為がない限り、SNSなんて好きなように使えばいいんじゃないか、とも思うのだが、なんせ書かれたる文字の流れるのがインターネット。なるべく扱い方は気を付けたほうが身のためなんじゃなかろか……と、物書きのはしくれとしては思ったりも。その相手も友人も僕同様に筆を執る人間だったから、友人の怒りはまあ、正当と言えば正当なわけで。

 半ば無理やりなようだけれど、やっぱりいろいろ取り入れてみないことには、いいモンは書けないんですなあ。それがたとえ、単なる呟きだとしても、ネ。

 やっぱり必要ですよ、Twitterでも「半年ROMる」のは。

うーん、どうもXって言いにくいんですよね。いつまでもJRを国鉄と呼ぶご老体をあたしは笑えない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ