ままならない日々
ざっくり一年半ぶりの更新。
十八番の鴨川浮音も山藤悠一も、傘岡シリーズもどうにも筆が乗らないので、切羽詰まって久々にエッセイのほうを更新してみることにしたが、これがまあろくなことの書けない始末。
ご存じの向きの方もいらっしゃるかと思うが、令和五年の三月から郷里の新潟のほうに戻った。何か心境の変化とかどうこうではなくて、長年住んだ関西で食い詰めて、心配した親の提案もあって舞い戻ったという話。
そこからいったんは鉄鋼会社に就職してみたが、聞くのとやるのとはまたいろいろ違ってすっかりギブアップ。親に黙って勝手に職を辞し、まあ、のちのち怒られた。そりゃあ当然である。
そこからトッパライ仕事やらなにやら、細々やりつつ今に至るがどうにもうだつが上がらない。どこから来るやら、鬱屈たる日々が原因か、とうとう体重を二十数キロ増やす羽目になった。人生で一番目方がある。笑うしかないが本当は笑い事ではない。
健康増進も兼ねてあちこち出歩くアルバイトを始めてみたが、さてはてこれからどうなるやら。
ともかくウチダ勝晃、人生で一番ままならない日々を送っているというわけである。まさか不健康がたたっていきなり死ぬようなことはないと思うが、シャレにならない。まだ元気なうちに未完成作品を仕上げてしまいたいもんである。
もしかすると精神安定剤代わりにここにつらつらまた書くようなこともあるかもしれません。ひとつ、在野探偵小説家の行く末をご期待ください。