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人類皆エンターテイナー

作者: 花園眠莉

 女子なら皆一度は考えたことがあると思う。色んな人との付き合いで、色んな顔を見せる。その中のどれが本当の自分かわからなくなること。クラスの中の自分、親友の前での自分、親の前、おばあちゃんの前での自分。それで気がついたことがあるの。


 人類皆エンターテイナーだってこと!


 私のバイト先は接客兼製造業。お客様の目の前で商品を作るから小さい子たちが寄ってくる。そしてキラキラした目でじっと私の手元を見ている。それはまるでショーを見ているかのように。そして気がついたの。


 私は演者だってことに。


 つまり、学校での私もバイトでの私もあくまでも役なのだ。そうなったらクオリティとリアリティを上げるしかない。細かい設定まで作れていないからボロが出て〇〇ぶっているという言葉が飛んできてしまう。完璧に演じきりたい私はちゃんと設定を作りきる。


 小さい頃は「家族ごっこ」、家では「良い子」、学校では「優等生」、「ノリの良い友人」。

モブかメインかエキストラかの違いはあれど、どれも全て役で成り立っている。演者が演じていることに気がついてないということもあるけれど。


 私達はこの命尽きるまでこの舞台で演じ続けるのだ。地球が舞台の半永久的なショーを!

そう思えば少しは気が楽だと思わない?

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