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額田河合詩集  作者: 額田河合
7/10

ゴール

ゴールの向こうに何があるのだろう

届かない夢とわかっていても

走り続けることに悔いはなかった


あなたはいつも遠くを走っていた

ふりむいてほしいと思ったことはない

ただほんの少しでも近づきたかっただけ


たった100メートルを駆けぬけるために

心と体のすべてを投げ出してきた日々

でも もう それも 今日でおしまい


ゴールの向こうに何があるのだろう

走るたびにいつもそう思い

そしていつも答えはなかった


まっさおな空と静かな風


倒れこむ私の背中にただ

すぎさった時間だけが

やわらかい日差しとなって降るだろう

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