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よし、書こう。

貝原かいばら さとし34歳。


人間、インプットとアウトプットが大事らしい。

生まれて34年、ほとんどアウトプットをしてこなかった。

そこで、一念発起して小説を書こうと思ったが学がなく

まともな文章も書けず、語彙力も乏しい。


まずは、何から手を付けようか。

作品のテーマを決めないとどうしようもない。

市場調査に繰り出そう。

といってもパソコンを立ち上げてネットの海でだが。


アニメを観たりはする方なので何となく思っていたが

最近は、異世界転生や異世界召喚、ファンタジーものが多い。

俺もそういう作品は好きだ。


では、自分ならどういう設定にするか。

無双するより少しづつ成長していく物語の方が書きたいかもしれない。


転生ものなら誰が転生するのか。

元の世界での性別や職業などを決めないといけない。

あとは、どう死んで転生するのか。


うーん。


八百屋の倅(男性・27歳)が契約農家さんのところへ行って

収穫の手伝いに大きなカブを引き抜いた反動で転倒

大きな岩に後頭部を強打し、死亡。

そののち、ファンタジー世界の農村の農民に転生。


とか、どうだろう。


長いタイトルがトレンドなので

「八百屋の倅がファンタジー世界の農村の農民に転生して魔王を倒すまで」

とか。


書き出しは


世界の8割が魔王軍に支配されてしまった惑星「ベージブル」

その辺境の地「チキョーヘン」にある農村「ムラーン」

そこへ、契約農家の畑に赴き、大きなカブを引き抜いた弾みで転倒。

大きな岩に後頭部を強打し死亡した

八百屋の3代目 百瀬ももせ 三八さんぱち

ムラーンの青年で農民「タガ・ヤーシ」に転生した。


こういう感じでいいのだろうか。

ネーミングセンスの無さから固有名詞は酷いが、そこは目をつぶろう。


いや待てよ

いま気づいたが、世界設定を先に考えるべきだったのでは。


次は世界設定を考えていくか……

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