あいしあう、二人
今回は、日常の話を書きました。そして、糖度を更に上げたつもりで書きました。それでは、皆様
(この二人は)愛してるんだぁ!君たちは!!ハハハッ!
それでは、お読みください。
一応、R15は保険です…
旦那さんは、1ヶ月間の遠出の依頼で、傭兵のお仕事を終えて、家に帰ってきた。
私は、それにいつも大丈夫かな、とか、怪我してないかな?とか思いながら待っているのだけど、家の扉を開けるなり、旦那さんが帰ってきた姿を見つけて、思わず抱きついた。
「お帰りなさい!旦那さん!!」
旦那さんは、突然抱きついた私に驚くことなく、そのまま背中に回して耳元に囁いた。
「ただいま、奥さん…とりあえず、部屋に上がりたいから離れてくれ」
そう言われて、離れた後、部屋に入ってきた。そして、
そのまま、私を横抱きにした。流石に驚いて、旦那さんの方を向くと……
「んっ……!」
旦那さんは、私に口付けた。そして、離れた後、
「…ところで、風呂の準備は?」
「えっと…用意できてます。後、ご飯も…」
出来てると言う前に、私は旦那さんにお風呂にそのまま連れて行かれた。
「あの…旦那さん?」
不思議に思って、旦那さんに聞けば、にやりと笑い…
「奥さん…風呂は入ったか?」
「いえ、まだ……」
私の返答に、更に笑みを深くすると…
「よし、じゃあ一緒に入るぞ」
と言われた。私は、顔を赤くしながら待って欲しいと言おうと口を開いたけど…
「まっ……んぅっ…」
先程よりも深く、口付けられた。そして、最後には
「さて、入るぞ?奥さん…」
と、耳をかじられ、反応して抵抗が出来なくなった私に満足した旦那さんに連れて行かれて、結局、一緒にお風呂に入った。
お風呂の中では、お互いに裸になるので、私は旦那さんの膝に乗せられる形で座った。
旦那さんの、それも裸のままに抱き締められながらは、やっぱりいつまでもなれなくて、嬉しいけど、恥ずかしさもある。
そして、何より…
私は今、旦那さんに振り向いた状態で、唇を食べられるように貪られていた。
息継ぎをしようにも、少しだけ離れたと思うとまた、角度を変えて口付けをしてきて、頭がぼんやりとする。
「はぅ…っん…旦那さ…んぅっ…はぁ…あっ…」
私の声を聞いているのに、旦那さんは静かだけど目は、とても狂暴な色を宿していた。
「も…これ…あっ!」
口付けが終わり、これ以上は頭が可笑しくなりそうだからと言おうとすれば、今度は私の首筋に、強く唇を押し当てられ、小さな痛みが走った。
そして、それが終わると、今度は肩に音を立てるように口付けられた。それに、びくりと反応すると、
「ひゃっ…」
「こら、奥さん…動くな…」
と、理不尽に怒られた。だけど、その言葉は耳元に優しく、甘く囁かれ、反論が出来ず私は、旦那さんにされるがままになった。
「旦那さ…ん…ひゃう…」
私が、じっとしているのに気を良くした旦那さんは、私の背中を軽く咬んで、また、反応した私をかなり近くに抱き寄せて、
「あっ…」
「いい子だ、奥さん…」
そう言って、背中から離れた後、また、私に口付けをした。今度は、さらに深くて、舌までいられた。
お湯ではない、水の音がお風呂にまで響き、私はもうすでに、体と頭が暑くなった。
「あ…ちゅっ……だめ…もう、あたまが…んちゅ…ボーッと…はっ…」
その言葉を聞いた、旦那さんは、私から離れると…
「…これ以上は駄目だな…さて、出るか…ま、その前に…」
「んっ…」
唇は舐められ、軽く口付けをされた後、
「…まだ、全然足りねぇが…少しは満足した…続きは、部屋だな…」
そう言って、体の力が無くなってしまった私を、また抱き上げて、お風呂から出た。
とりあえず、私は何とか体が動けるようで、脱衣所にある椅子に座ってネグリジェを着た後、着替え終わった旦那さんに連れて行かれて、そのまま寝室に運ばれて、私が気絶するまで、旦那さんに思う存分抱かれた。
食事が冷めると言ったのに、旦那さんは
「ま、温めて食べても、冷めたままでも…お前の料理は旨いからな…」
といって、私を寝台に乗せた後、唇を合わせてそのまま押し倒された。
後は、旦那さんに優しく、激しくされ、たくさん私の唇から体中を口付けられ、どうにかなりそうになった。
気絶する前に、私に口付け、
「お休み、奥さん…」
と言った後に私は意識を失った。
目が覚めた後、起きあがろうとすれば、中々起きあがれなくて、どうしてだろう?と起きたばかりの私は疑問に思った。
あれ、なんで起きあがれないの?
そう思って、体をまた、動かそうとすると…
「俺の奥さんは、何処に行こうとしてるんだ?」
直に耳元で声がして驚いた。そして、後ろをゆっくりと見れば、
「あっ…おはよう、ございます…旦那さん…」
私が振り向いて挨拶をすると、悪戯が成功したような笑顔を浮かべた後、
「おはよう、奥さん…さて、寝ている俺を置いて何処に行こうとしてた?」
「やっ…その、えっと…」
耳の裏を舐められて、思わず声が出た。とりあえず、いつもの癖で起きようとしたと言うと、
「なるほどな…でも、後少しくらいはゆっくりしようか…仕事は休みだろ?」
「はい…今日と明日はお休みです…。」
そう言うと、旦那さんは、
「なら、このままゆっくりするか…」
そして、旦那さんは私を自分の方に抱き寄せた。
顔と体が密着して、動けない私を楽しそうに見ている旦那さんに仕返しをしようとした。
この悪戯な旦那さんには、仕返ししないと気が済まない。
私も、昔みたいにやられっぱなしじゃない。なので、旦那さんをじっと見た後、旦那さんがどうした?と行った隙を狙って、
今度は、私から旦那さんを口付けた。
そして、少し驚いている旦那さんの方を、腕が緩くなった隙に、体ごと、向き合うようにした。そして、そのまま抱きついた。
悪戯が成功した私は、ご機嫌になった。けれど…不穏な空気に私は思わず、離れようとすると…
「やったな?奥さん…」
不敵に笑った旦那さんに、がっしりと体を捕まえられて、
「さて、どうしようか…」
そう言って、私を口付けた。
あの後は、流石に朝だったから抱かれたりはしなかったけど、旦那さんは、問答無用に私に口付けたりした。
そして、やっと寝台から降りたのは、お昼だった。
昨日の御飯を温めて、一緒に食べた。旦那さんは、美味しいと言ってくれて、私は
「前よりも、上手くなりましたか?」
と聞くと、
「あぁ、旨いぞ?ほれ、食べてみろ」
と言って、私に向かって小さく一口サイズにした物を口に持ってきた。そして、そのまま食べると
「ちょっと、味が濃いかなと思いましたが、大丈夫そうでしたね。あ、旦那さん…これ、果物です」
皮を剥いた、果物を私は手でもって、旦那さんの口に運ぶ。すると旦那さんは私の手首を優しく掴んで、
私の指ごと、食べた。
「旦那さんっ!私の指は、食べられませんっ…」
顔が赤くなりながら抗議すると、特に何でもないような顔をして、
「あぁ、すまん、勢いよく指まで口に入れた」
何でもないように言ったそして、私の果物を持っていた指をペロリと舐めて、手首に唇を付けて、
「ごちそうさん…奥さん、旨かったぞ?」
そう言って、手首から手と唇を離した。私は、心臓がうるさくなり、顔も真っ赤になりながらも、言った。
「なんかっ…旦那さん、いつも以上に…」
私は言葉を何とか伝えようとすると、旦那さんが私の所に寄ってきて、椅子に座った私を抱き締めた。
そして、言った。
「俺も、偶にはこうして奥さんとのんびりしたいんだよ…」
旦那さんは、私の肩に顔を埋めて、頭を擦り付けてきた。
つまり、旦那さんは…
「甘えたかったんですか…?」
口に出た私に、旦那さんはこう言った。
「…さてな…」
誤魔化したようにしか見えない、その言葉に私は、旦那さんを思いっきりそのまま抱き締めていた。
少し、可愛いと思ったのは内緒です。
買い物は、既に昨日済ませていて、後は料理を作るだけになったので、二人で作ることに。最初は私がやると言ったけれど、旦那さんは、なら二人で作ろうと言って、台所で一緒に作った。
そして、夕飯を食べて、お風呂にも入り、旦那さんとのんびりしていた後、
「なぁ、奥さん…」
「はい?」
不意に呼ばれて答えると、旦那さんは、私が飲み物を置いた後に、抱き締められていた。そして、私がそのまま旦那さんと抱き合いながら見つめた後、
「今日は、旦那さんは…少し、いつもより積極的です…いつも、積極的ですけど…それ以上に…」
私の言葉に、クスリと笑い、目元に口付けて、
「俺も、1ヶ月間奥さんに会えなくて、色々と不足してたんだよ…」
そして、そのまま私と唇を重ねて、
「結婚して大分経つが…俺は、奥さんが好きだよ…」
「私も、旦那さんが好きです…」
そして、抱き締め合った。
「…旦那さんの、強い所も、弱い所も…本当は優しい所も、誰よりも格好いいのも、私が知っています…だから、私はそんなあなたに…恋をしました。」
私の言葉に、旦那さんは少し強く抱き締めた。…でも、全然苦しくない。
「勿論、格好悪い所も、好きです…後、少し可愛い所も…」
「…可愛い?俺が?」
ちょっと、驚いたような旦那さんの声に、私は
「はい、今日みたいに甘えてくれたりして、可愛いと思っていました。だから…」
其処まで言った後、旦那さんが、
「俺は、お前の素直な所も、一生懸命な所も…時々ドジな所も、後は芯の強い所も…それから、誰よりも優しい所も…日を追う事に好きになってくる…」
旦那さんはそう言って、私の額に口付けて、
「言うならば、全部好きだな…だから、これからもよろしくな?俺の、大切な奥さん」
「私が言いたかったことを全部言われてしまいました…」
その時の旦那さんは、夜の月に照らされて笑った顔がカッコ良くて、悔しくなり、ちょっと負け惜しみをしました。
「お前が、先に俺の言いたいことを言ったんだ…お互い様だろ?」
また、あの不敵に笑う顔に、私は
「そうですね…旦那さん、」
「なんだ?」
旦那さんに抱きついて、こう言った。
「愛しています…誰よりも、心から…」
そう言うと、目を細めた旦那さんに頭を手で支えられ、
そのまま、深く深く、口付けられた。そして、旦那さんは私を支えるように抱き締め、
「それこそ、先に俺が一番言いたかった言葉を言いやがって…」
「ん…!」
ちょっと悔しそうな旦那さんは、私の顎を指で上げて、また、口付けされた。
「俺も、お前を…一番愛してる…」
そして、その日の夜は、お互いに愛し合った。
一瞬でも離れることをしたくなくて、ずっとお互いを求め合った。
愛おしくて、切なくて…だけど、それを声に出すのも、離れているようで勿体なくて…そうして、眠りにつくまで旦那さんもそして、私も…お互いの愛をたくさん、伝えた。
夜が明ければ、まだ眠っている旦那さんを見た。
随分、あどけないなと思った。そして、目を開けた旦那さんに、口付けされ、
「おはよう、奥さん」
「おはようございます、旦那さん…」
いつもの挨拶の後に、今度は私から口付けた。
「今日は、何処に行きますか?」
「そうだな…久しぶりに、街に行くか…」
今日は、一緒にお出掛けをすると約束していた。
「奥さん」
「はい?」
旦那さんに引き寄せられて、耳元で言われた。
「愛してる」
突然の不意打ちに、私は顔を赤くした。そして、
「これからも、よろしくな」
優しい笑顔で、そう言われた。私も、何とか旦那さんに伝えた。
「私も、愛してます…だから、こちらこそ、よろしくお願いします…」
そうして、そのままお互い口付け、朝の支度をした。
愛し合う、二人はこの先もずっと、幸せな時を生きていけると信じて。
そして、私は旦那さんの隣で、今日の予定を楽しく話したのだった。
熊「あなた方には、此処で更にイチャついて貰います。理由は、お分かりですね?」
太陽「どうせラブラブなんだろ?話しても仕方ない」
女神「所詮は夫婦だ。今は人の言葉も今は届かないだろう」
月「愛しすぎる!お前らは!」
神「私の蒔いた種だ、愛し合ってもらうぞ」
と言うわけで、今回は日常的でラブラブな話を書きました。糖度は前回よりも高いはずだと思います。(*・ω・)ノ
今回の元ネタは、ゲームはやったことはないのですが、動画でよく見ていたゲームです。やりたいのですが、ハードが無かったり、既に壊れていたり…(;´Д`)悲しいです…。(唐突にゲームの話をする)
それでは、失礼しました。