魔法医レクスの変態カルテ 元三大介 新潮社
ずいぶんと長く紹介しなかったですね。
本当はJ⇔M ジェイエムを紹介しようと思っていたのですが、もう今一番面白いマンガ暫定一位とか言われてるし、アニメ化も決まったので少しでもマイナーなものをと考えました。
でもこの作品も知る人ぞ知る、という作品ではあるのですが。
タイトルだけでけっこう引く人もいるかもしれませんが、主人公の初老の魔法医レクスは極めて倫理観のある人物です。
まあ医療に対する興味はかなり、癖があると言うのは仕方がないですが。
内容としては魔法のあるファンタジー世界における、様々な病気や怪我や事故を解決していく、というこれだけを聞けば真っ当そうに思えるでしょう。
ダンジョン飯の医療版と言えましょうか。
しかしその内容の多くがシモのものであるため、なんとも派手なギャグになるのです。
馬鹿な患者に対して、レクスがキレるというのはほぼ毎回のことですね。
ファンタジー世界の人間ならこんな馬鹿なこともするのかもな、と確かに現実と照らし合わせて考えたりもします。
ただ随所にパロディがあったり、エロマンガではあっても普通のファンタジーにはないようなものが、普通に出てきて問題になります。
ビキニアーマーの利点と問題点とか、こんな真面目に考えるのってなんなの?
WEBで一話無料で読めたりするので、それだけで充分に面白さは分かるでしょう。
いやしかしエロマンガや同人でやるようなネタを、真面目に考察するとこうなるのか、というのはかなり新鮮な着眼点。
全話絶対に笑えるというのがなんとも。
登場人物の九割が変態か変人というのが、とんでもないものなのでしょう。
ただやはり、スライムは素晴らしいですね。
ドラゴンも触手も出てくるのですが、やはりスライムは何度も再利用される応用力の高さ。
服だけを溶かすエロスライムも、医療の現場では役に立つという見方が、かなりぶっ飛んだものではありますが。
患者に対して真摯に向き合うことで、レクスの思考が極端に合理的になるあたり、シリアスなギャグも含まれております。
たまにぶち込まれる過去の話とかも、上手く笑いに転嫁させるのは凄いですね。
キャラもレギュラーキャラはレクスと途中登場の助手ぐらいですが、何度も再登場するぐらい、一話ごとのゲストキャラも立っています。
作者の発想力、応用力、発展力あたり本当に素晴らしい。
異種族レビュアーズやヤニねこがアニメ化出来る現在、この作品さえもいつか、普通にアニメ化されるかもしれません。
たぶん欧米の方がこれは大笑いするんじゃないかなあ。
まだ5巻までしか出ていないので、揃えるのも負担にならないのでお勧めですよ。
しかしAmazonの評価、無茶苦茶高いんだな……納得だけど。
次は異世界転生ものを紹介しますが、候補が二つあるのでどちらかは分かりません。
最近はなろうコミカライズも、ちょっと埋もれているところから上手く発掘してきたりしますね。
金太郎飴は相変わらず多いですが。
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J⇔M ジェイエムはこれもWEBで一話は読めますのでお勧めです。
作者がヒナまつりの人というだけで、面白さは保証されています。




