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ジャッジメント  作者: GUM
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黒と白、善と悪、表と裏。


人を裁くには、人は不完全で無力、そして無知すぎる。


なのに俺には人を裁くことが出来る。


完全でもないし、ましてやそんな崇高な存在でもない。


ただの人。


でも、これが俺に与えられた運命なら、甘んじて受け入れる。


闇に潜む悪を裁いてみせる。


悪が消えれば、平和になるのだから。


犯罪のない世界を、俺がこの手で創ってみせる。


今日こそは、今日こそは。


そう思いながら俺は着慣れた制服の袖に手を通した。

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