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#13 観光

~おとめtheルル~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#13 観光


8月。夏休み中盤。


友達の陽花に誘われて、突如岐阜の高山に行くことになった私。

もう一人の友達である沙奈のおじいちゃんがそこに別荘を持っているためよ。


その日、東京から5時間かけて高山に到着後、

沙奈のおじいちゃんと合流しさらに2時間かけて別荘にたどり着く。


別荘でみんなで星空を眺めながらバーベキューを楽しんだあと、

疲れ切った身体は最高の眠り体験へと導く。


そして帰りの関係上、朝には別荘を出発し高山市街に戻っていくのであった...。


-------


午前11時。高山市街に戻ってきた。

このままおじいちゃんの車で高山を散策したり

お昼を一緒に食べたりするのだそう。


「さて...何か食べたいものはあるかの?今の時間ならちょうどいいかもしれんのー。」


すると陽花が答える。


「はいはいはいはい!!飛騨牛が食べたい!!」


「いや、昨日バーベキューで食べたでしょ....」

なんなら串焼きも食べたし...

すると...


「ねえねえ!高山と言えばこれじゃないかしら!」

沙奈は昨日持ってきた高山のパンフレットを広げて私と陽花に見せる。

そこには....


「高山...ラーメン...?」


そう、高山ラーメン。

高山で食べられるご当地グルメで、

地元では中華そばと呼ばれて親しまれている。


「それはいいのう!...よし、ワシの行きつけの店でよければ案内するぞい。」


...ということで真夏の昼にもかかわらず

私たちの口はすっかりラーメンでいっぱいになるのであった....


----


駐車場に車を停め、ここから歩いて目的地の中華そばの店へ向かう。

この辺りはさんまちの町並みが近いこともあって道が狭く駐車場も少ない。


「...あとでさんまちのほうも散策してみるかの。」


「うん!!」「そうする!」


陽花と沙奈はさんまちの散策を予約する。

もちろん私も一緒に。


とりあえず今は目的の中華そばの店へ急ぐことにした。


----


「うっそ、マジ?!」


目的地は国道から一本入った繫華街のすぐそばにあるお店。

真夏の真っ昼間にもかかわらず、数人の行列ができていた。


「マジで...言ってる....?」


陽花と同じ反応しかできない私。


「ほお、ここはそんな人気店だったのじゃな。」


...なぜか行きつけの店なのに行列ができることを知らないおじいちゃん。

沙奈とおじいちゃんは平然と並ぶ。


「...な、並ぶの...?」


こんな、暑い時期、暑い時間に、並ぶの....?

数人とはいえ10分くらい待つかもしれない。

すると...


「未帆....

アンタ、そんなにも無欲だったなんて、私、ガッカリだ、わ....

いい...?このあっつーい行列を乗り越えた先にある!最っ高のラーメンを!

アンタのその口は!魂は!!求めていないの?!!」


突如陽花のアツい説教(?)がはじまる。

そ、そんなこと言ったって、私は別にそこまで求めて....


「つ、次の方....?どうぞ....?」


ちょうど入れ替わりの時間だったみたいで意外とすぐ中に入れた。


-----


グビ、グビ、グビ....


「んわーっ..並んだ甲斐あったねー!」


陽花は冷房の効いた店内で冷たい水を飲む。

いや、そんなに並んでないでしょ。


「それじゃあ私この中華そばで!」


沙奈は早くも注文を決めていた。


「じゃ、ワシは小盛のワンタン麵にしようかの。」


「私!!大盛り中華そば!!」


次々と注文を決めていくみんな。早い....


「未帆はまだ決まってないの?だったらこのチャーシュー....っ!?」


「勝手に決めないで。」


私は陽花の顔にメニューを押しつける。そして....


「わ、私...夏限定冷やし中華そばで....」


--------------------


「はい、お待ち。中華そばと大盛り中華そばね。」


「はい、こっちは冷やし中華そばと、小盛のワンタン麵ね。」


全員の注文が揃った。


「うわーい!いっただっきまーす!!」


陽花が早速中華そばに箸を伸ばす。


スルスルスル....


「あっちあっちあっつーー!!」


でしょうね...!

ひとりコントみたいに騒ぐ。一方、


ススススス....


「んまあ...!懐かしい味...!昔おじいちゃんおばあちゃんと、一緒に食べた味....!」

沙奈は思い出に浸ってい....る?


そっか、沙奈は昔食べたことがあるんだ。

でもその割には今の今まで思い出話を語ったりしていなかったような...?


...そんな2人を見ながら私も冷やし中華そばをいただく。


スス、ススススス...


「美味...しい....!」


通常の冷やし中華と同じような透明の皿に、

きゅうりや錦糸卵、刻み海苔などが乗っている。


しかしその中には、優しい醤油と魚介の旨味が効いたスープに

相性抜群の縮れ麺が次から次へとやってくる。


チャーシューはないが、

食べやすくさっぱりとした具材の味も感じられてとっても美味しい...!


さすが並ぶだけの名店。

冷やし中華そばでも十分満足だった。


...しかしこれなら熱い中華そばもいけそうな気がしてくる。

そう思って陽花のほうに目をやると....


「...ごちそうさまっ!!」


「え....?」


熱々大盛りの中華そばは、既に陽花の腹の中。


「すご,,,もう食べたの...?」


「うん!!美味しかった!!」


何はともあれ、はじめての高山ラーメン...中華そば、を

心ゆくまで堪能する私と陽花なのであった...。


続く...


はじめまして、おとめtheルルです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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