クラン設立
書こう書こうと思っていたら早4ヶ月超え…
なかなか書けないものですね…
時間はかかりますが、失踪だけはしないようにがんばりますので、何卒よろしくお願いします。
ハクとジョンの決闘が終了し、エルメダによってジョンが断罪された
エルメダによって明かされたハクの冒険者ランクの驚きが冷めやらぬ中、ギルドに衛兵が数名現れ、エルメダと少し言葉を交わした後、拘束されているジョンを引っ張り連れて行った。
連れていかれるジョンは、顔色が青を通り越して白くなっており、ぶつぶつ呟いていた。
連れていかれるジョンを後目に、シンたちはハクを迎える。
ハク「お兄ちゃん!頑張ったよ!ご褒美頂戴!」
シン「お疲れ様!ご褒美かぁ...なにがいい?」
ハク「休みの日に二人きりでデートしたい!いい?」
シン「大丈夫だよ。」
ハク「やった!」
イリス「ハクちゃん強かったです!」
シャル「ハクちゃん大丈夫?怪我してない?」
ハク「シャルお姉ちゃん大丈夫!あれぐらいじゃびくともしないよ!」
イリスとシャルは初めて見るハクの戦いに、興奮と心配が綯い交ぜになっている様子だ
アリシア「ハクちゃんお疲れ様でした。スッキリしましたか?」
アリス「ハクちゃんはこれで更に有名人になりましたね…」
ナズナ「でも私達も普通に有名人ですけどね…色んな意味で…」
フラン「流石フェンリルの子ね…」
ハク「うん!スッキリした!これで学園生活も楽しく送れそう!」
そこへ衛兵へとジョンを引き渡し終えたエルメダがやって来た
エルメダ「皆さんお久しぶりです。そしてまた厄介事に巻き込まれていましたね。」
シン「巻き込まれたくて巻き込まれてる訳ではないんですけどね…何故か向こうから寄ってくるんですよ…」
エルメダ「そんな星の下に生まれてきたのかもしれませんね。」
シン「のんびりしたいんですけどね…」
エルメダ「さて…ちゃんとした話をしようと思いますので、ギルドマスター室までお願いします。」
シン「分かりました。皆行こうか。」
エルメダを先頭にネビュラとイリス、シャルがギルドマスター室に向かう
ギルマス室に着くと、エルメダがいつもの椅子に座り、シン達は応接用の椅子に座る
エルメダ「まず、ギルドを代表してハクさんに今回の事件について謝罪します。大変申し訳ありませんでした。」
ハク「謝罪を受け取りました。今回は私が強かったからなんとも無かったけど、これがもし力が弱い娘だったら、悲惨な目に遭っていたかもしれません。
ですので、これから先こういったことが起きないように、ギルドとして対策をお願いします。」
エルメダ「勿論です。ギルドとしてもこの件を重く受け止め、より一層素行調査などを厳しくして、難ある者を弾けるようにします。」
ハク「お願いします。」
エルメダ「あと、あの者には後に重い罰が下るように働きかけておきます。」
シン「どのような罰に…」
エルメダ「一例ですが、地域奉仕の刑とかですね。あの者は何かとAランクを推していました。よほど身分にこだわりがあったのでしょう。
ですから本来初めたての冒険者がやるであろう街の掃除や下水道掃除、落とし物といった街の雑務をやらせようと思っております。
勿論これは一部で、もっと苛烈な罰も待っておりますし、司法側もアストラ家に手を出したということから、少々重ための罰もあるでしょう。」
シン「なるほど…」
エルメダ「二度と皆様の目に触れぬよう致しますので、ご安心を。」
シン「ありがとうございます。」
エルメダ「ではこの話は一旦ここで終了にしましょう。
皆様がギルドにいらっしゃったということ、そして王女殿下と公爵令嬢がともにいらっしゃるということは、登録にいらっしゃいましたね?」
シン「そうですね。二人の登録をするために来ました。」
エルメダ「分かりました。ではこの場で登録してしまいましょうか。」
そう言ってエルメラは登録するための用紙と水晶を取り出した。
エルメダ「お二方、これは魔力を測定し、波長を記録するものです。用紙の記入をしたあとに触れていただきます。」
イリス「少し怖いですね…」
シャル「じゃあ私からやる!」
シャルが先陣を切って、エルメダの下へ向かい用紙に名前、年齢、職業を記入し、水晶へ触れる
水晶が光り、少しすると光が収まる
エルメダ「測定完了しました。もう大丈夫です。」
シャル「こんな簡単なの?」
エルメダ「冒険者は基本門戸が開放されています。故にいろいろな人が日々登録に来るので、複雑にすると対応が追いつかなくなるのですよ。
まぁそれが面倒な方向に働き、素行の悪いものも受け入れてしまうのが玉に瑕ですが…」
イリス「そうなのですね…では私も。」
イリスが名前、年齢、職業を記入し、水晶へと触れる
水晶がシャルより少し強めに光る
エルメダ「測定完了しました。大丈夫ですよ。」
2人共測定が完了し、エルメダが水晶にギルドカードを翳すと、2人のギルドカードが誕生した
エルメダ「お待たせいたしました。これがお二人のギルドカードです。魔力を流すと自身のランクやいろいろな情報が浮かび上がります。」
ギルドカードを受け取り、魔力を流すとそこにはFの文字が浮かび上がる
イリス「これが私の…」
シャル「すご〜い!」
エルメダ「少し説明をしますね。」
エルメダの説明は以前の登録の際のものと同じのため割愛させていただきます。ご了承ください。by作者
エルメダ「お二人は初登録であり、討伐経験もありませんので、一番下のFランクからスタートとなります。
本来であれば、Fランクの依頼は町中のものがほとんどなのですが…おそらく皆さんと一緒に討伐に向かわれるでしょうからすぐに上がると思います。ですが無理だけはしないように。
命あっての物種なので。
まぁこの方達がいれば万に一つもないのでしょうが…」
イリス「ありがとうございます!」
シャル「ありがとうございます!頑張ります!」
エルメダ「これで登録は終了です。お疲れ様でした。」
シン「ありがとうございます。」
エルメダ「そう言えばパーティーについてなのですが、今現在パーティー人数の上限ですので、もし共に行動されるのであれば、クランを作ることをおすすめします。」
シン「クランですか?」
エルメダ「丁度いいので説明しましょうか。クランとは複数パーティーの連合だと思っていただければ。
勿論パーティーに属してなくてもクランに所属することが出来ます。
クランに所属すると、クランに対する依頼を受けることができたり、パーティーで受けたものに対して、クラン内でメンバーを募集したりと、互助組織となっております。更にパーティーを組んでいなくとも、クランとして行動すれば、それに参加した者全員の功績として扱われます。
大手になるとクランハウスというクランで使用する建物を所持するところもあります。
クランの設立はSランク以上の方が代表者となり、何処かの街のギルドマスターの承認を受けることができれば設立できます。
これはクランの乱立を防ぐのと、素行の悪いものが粗悪なクランを設立できないようにするための規則ですのでご了承ください。皆さんはほぼ全員がSランクを超えておりますし、承認は私が出すので作るのでしたら何も問題はありません。
いかがなさいますか?」
シン「クランか…皆どうする?」
アリシア「おそらく作っておいたほうが良いかと。これから確実に仲間は増えるでしょう。現に今イリス様とシャル様が仲間になろうとしております。またクランとしての利点も考えたら、作っておいて損はないかと。」
ハク「お姉ちゃん達のレベリングとかランクアップのことを考えたら作れば良いんじゃないかな?」
アリス「そうですね。これからレベリングするのであれば、クラン設立して一緒に依頼も受ければ、ランクアップの助けにもなりますし。」
ナズナ「助け合えるのであれば大丈夫だと思います!」
フラン「お姉ちゃんもいいと思う!」
エリス「今のところメリットしかありませんので設立をおすすめします。」
シン「そうだね。ではクランの設立をお願いします!」
エルメダ「ではクラン名はどうされますか?」
シン「クランの名前か…」
エリス「パーティー名や家名といった名前が星や星雲に因んでいるので、それらが集まった星座の意味のゾディアックとかどうですか?」
シン「ゾディアック……いいね!カッコいい!」
シン「皆!ゾディアックとかどう?星座って意味なんだけど。」
アリシア「カッコいいですね!」
ハク「いいじゃん!」
他の人達も首を縦に振り、賛成している
シン「よし!では【ゾディアック】でお願いします!」
エルメダ「分かりました。代表者はシンさんでよろしかったですか?」
シン「皆僕でいい?」
アリシア「ご主人様しか居ませんよ。」
アリシア「私たちはご主人様を中心に集まっているのですから!」
シン「皆…ありがとう!」
エルメダ「では皆さんのギルドカードをお借りしてもよろしいでしょうか?」
シン達「どうぞ。」
シン達はエルメダにギルドカードを渡す
そしてエルメダは新しく水晶を取り出す
そこにシンのギルドカードを翳しながら詠唱する
エルメダ「代表者をシン・アストラとする新たなるクラン【ゾディアック】の設立をアルスラーン王国総本部ギルドマスターであるエルメダ・イストが承認する。」
すると水晶が光り輝く
エルメダ「これでクランが設立されました。ここにいる方々もクランに登録しておきましたので、ご心配なく。」
シン達が返ってきたギルドカードに魔力を流すと、そこにはクラン名のゾディアックが記載されていた
更にシンだけに所属しているクランメンバーの記載もあり、そこには
シン
アリシア
ハク
アリス
ナズナ
フラン
イリス
シャルロッテ
となっていた
シン「ありがとうございます!」
エルメダ「これから依頼を受けられる際は、下の者にお願いします。皆さんの旅路に幸多からんことを。」
こうしていろいろあったが、無事イリスとシャルの冒険者登録が終了した
シン「それじゃあ依頼を受けて、レベリングに行こうか。」
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