添い寝
今回も少し短いです
フランの歓迎会が始まり、各々料理に舌鼓を打ちながら、歓談をしている
中でも人気な料理は、シン作のハンバーグであった
肉汁溢れる柔らかな肉塊に皆興味津々で、どんどん用意していた量が減っていく
メイド「このお肉柔らかいですね!」
メイド「そうですね!肉汁もたっぷりですし、ソースとの相性もいい。なんという料理なのでしょう…?」
と、話のネタにもなっていた
そして2時間ぐらい時間が経過したあと、
シン「フラン姉さん、どう?楽しんでくれてるかな?」
フラン「あ!シン!」
メイド「ご主人様!」
シンは婚約者のところを周ったあと、フランのところへ来てみると、何やらメイド達と話していた
何故かフランの顔は赤く染まっており、メイド達は生暖かい視線を2人に向けている
シン「どうしたの?」
フラン「えっと…ね?ちょっと…はずかしいというか…」
フランが言い淀んでいる
そこへメイド達が…
メイド「お嬢様はご主人様との仲をもっと深めるためにどうすれば良いのかと、私達に相談なされていたのですよ。」
フラン「あっ!」
メイドからの思わぬ暴露により、フランは慌てる
よほど恥ずかしかったのか、赤かった顔が更に赤く染まる
シン「へぇ〜…じゃあフラン姉さん、今日は一緒に寝る?」
フラン「えっ?!」
メイド達「きゃぁぁー!!!」
シンの言葉にフランは驚き、メイド達は黄色い歓声をあげる
シン「流石に何もしないけどね!でももっといっぱい仲良くなるのなら、一緒に寝たら、気持ちももっと縮まるかなって。」
フラン「………///」
フランは赤く熟れた林檎のように顔を真っ赤にしながらも、シンの言葉に頷く
それを見たメイド達は再び黄色い歓声をあげる
メイド「あの様子だと、一歩進むのも早そうですね。」
メイド「一歩どころか、十歩位進みそうですけどね。」
シン「流石にまだ子供だよ?」
フラン「……///」
フランはよほど恥ずかしいのか、下を向いて動かなくなってしまった
シン「あら…これじゃあ逆上せちゃうね、僕はフラン姉さんを運んでくるよ。」
そう言ってシンは、フランをお姫様抱っこして、シンの寝室へと運ぶ
ベッドに降ろすと、フランは布団に潜り込んでしまう
シン「少し時間を開けて帰って来るから、それまでに着替えておいてね!」
シンはそう言い残し、パーティー会場へ戻ると、
シン「ここで一旦お開きにするけど、飲みたい人とかはまだ飲んでいいよ!でも明日に響かないようにね!それと夜遅くまではしないこと!じゃあお休み!」
そう言ってシンは部屋へと戻ってくる
フランが布団から顔だけを出して、シンを見つめる
フラン「本当に…いっしょに寝るの?」
シン「そのつもりだよ?」
フラン「それで…何もしないの…?///」
フランは妄想していたのか、恥ずかしそうに言う
シン「う〜ん…まだ僕は子供だし、姉さんもだからまだ早いしね。父上も流石に許してくれないしね。」
フラン「………まだ早いと思ってたから良かった…でもいつかその時がきたら…」
シン「ん?最後なんて言ったの?」
フラン「なんでもない!ほら寝ましょ?」
フランは誤魔化すようにシンを誘う
シン「まぁまぁ落ち着いて、僕も着替えるから。」
そう言ってシンは寝る格好に着替える
フランは手で目を覆いながらも、隙間から着替えの様子を見ている
シンはシンで、いつアリシアが着替えを手伝うので、家族に見られるのは慣れていた
そうして着替えたあと、シンとフランは、布団に入る
少し二人の間には距離があった
フラン「………やっぱり恥ずかしい///」
シン「僕も恥ずかしいよ…」
フラン「でも、心がポカポカする…」
シン「なら良かった。」
シンとフランは眠くなるまで、他愛もない話をしながら、緊張た恥ずかしさが無くなるのを待っていた
眠りについた2人はいつの間にか、ぴったりとくっついて寝ていた
仲良きことは良いことかなby作者
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そして次の日、起きると左にはフラン、右にはハクが寝ていた
ハクはいつも通り、忍び込んで、すやすやと眠っている
フランは穏やかな寝顔で、気持ちよさそうに寝ている
シンは、そんな2人を起こさないように、なるべく動かず、寝顔を堪能する
すると、
フラン「んっ…………あれ…?」
フランが目を覚ましたのか、声を上げる
フラン「どうしてシンが私の部屋に?これは夢?」
まだ少し寝ぼけているようだ
うにうにと、ほっぺたを触っていると、きちんと起きたのだろうか、
フラン「夢なら、いいよね?」
フランがシンに抱きついてギューーーーーっとしてくる
フラン「シン、大好きだよ。」
訂正まだ起きてなかった
そう言って、フランがシンに抱きついて夢だと誤認していると、扉がノックされた
アリシア「ご主人様、もうすぐ朝食の時間です。」
シン「ん?入っていいよ!」
アリシア「失礼します…あら、フラン様もハクちゃんもここに居たのですね。」
シン「フラン姉さんは昨日連れていったんだよ。ハクはいつも通り潜り込んできてた。」
そんな会話をしていると、
今度こそ覚醒したのか、フランとアリシア、すやすやと眠るハクを見る
フラン「え?!なんで皆私の部屋に?!」
シン「ここは僕の部屋だよ?昨日の事覚えてないの?」
フラン「昨日の事?えっと…………何だっけ?」
シン「昨日フラン姉さんがもっと仲を深めたいって言ったから、一緒に寝ることになったんだよ!
その時に、赤くなって機能を停止したから僕の部屋まで運んだんだ。」
フラン「あっ…」
ようやくフランは状況を理解したのか、ハッとした顔をする
フラン「そんなこともあった!」
シン「そして寝て今に至るね。」
こんな話をしていても、ハクは起きていない
そこでアリシアが、必殺技を出す
アリシア「ハクちゃん?早く起きないと、朝ご飯が食べられませんよ?」
するとすやすや寝ていたハクがすぐさま起き上がった
ハク「あっ!お兄ちゃん、フランお姉ちゃんそして、アリシアお姉ちゃん!おはよう!」
ハクが元気に挨拶をして、和んだところで、朝食の場へと向かった
先日使用した食堂で朝食を食べるが、
メイド達の一部は二日酔いなのか苦しそうな顔をしていた
そんなこんなで朝食を食べ終わり、本日の目的であるカルミナ家へと馬車に乗って向かう。途中本部のギルドマスターを連れて向かうため、たくさん乗っても、余裕のあるような馬車に乗っていく
こうして新たな1日が始まった
閲覧頂きありがとうございました
次回も宜しくお願いします!




