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果てなき夢の旅路  作者: カミラ
新たなる世界
51/69

疑問

今回は少し短めです

エルメダ「さて先にパーティー加入から勧めましょうか。」


エルメダがそう切り出す


エルメダ「確か…フランさんでしたね?ギルドカードをお願いします。」


フラン「分かりました。」


フランはエルメダにカードを渡す

エルメダが特殊な器具にカードを通す


エルメダ「よしこれで完了です。これでネビュラは6人パーティとなりましたので、クランを設立することをおすすめします。

ついでに、皆さんのランク処理もしてしまいましょうか。皆さんカードを頂いても?」


シン達はカードを渡す


エルメダ「えっと…シンさんとアリシアさん、アリスさんはSSランク、ナズナさんとハクさんはSランク…フランさんは本来であればAランクなのですが…」


エルメダがチラッとシン達を見る


エルメダ「いずれ頼みたいこともありますし、全員一騎当千の実力とも噂されてますので、ナズナさんとハクさんもSSに、フランさんはSランクにしてしまいましょうか。」


シン「え?!いいんですか?!」


エルメダ「本部のギルドマスター権限です♪SSSランクの私が認めたということもあって、反発は少ないでしょう。

フランさんもパーティーに入るということはそれ相応の実力があるとは思われますが、流石に実績が少ないのでSランクまでしかあげられませんね…すみません。」


フラン「そんな!大丈夫ですよ!私がSランクなんて畏れ多いぐらいですから!」


シン「でもフラン姉さん?後で姉さんも僕達と同じぐらいにはなってもらうよ?」


エルメダ「どうやってやるのかは気になるところではありますが、この方達であればすぐに同じランクに行けると思いますよ。」


フラン「そうですか!頑張ります!」


シン「そういやSSに上がる条件は何だったのですか?」


エルメダ「本来は明かすことはできないのですが、特別です。基本的にAランクまでは実力でも上がれるのですが、Sランク以降は実力はそのランクの魔物を単独討伐するのと、普段の振る舞いが査定に入ります。

シンさんは推定SSランクのオーガ亜種を倒してはいるのですが、SSSランクともなると流石に私だけではあげることが出来ません。

恐らくもう一回倒すことが出来れば、ギルド総本部に審議にかけられますので、そこで決定されます。」


シン「そうなんですね…でも特にランクには拘ってないですし、子どもがどんどんランクをあげていればやっかみも増えるでしょうからのんびりとあげます。」


アリシア「もう遅いですけどね…」


エルメダ「……そうですね…SSランクまで来てしまえばほぼ天災と変わりないですし…」


シン「えぇ…」


ハク「お兄ちゃんと同じランクになれた!やったー!」


ナズナ「私がSSランク…?分不相応ではないでしょうか……?」


アリス「ナズナ…あなたも国ぐらいだったら一人で潰せるぐらいの力がありますよ…どこに無詠唱で大規模魔法を放ち、その後も魔法を乱射できる人が居るのですか…」


と、シンの後ろでは喜びや謙遜が入り混じっていた


エルメダ「さて…ランク処理も終わりましたので、本題に入りましょうか。」


シン「本題とは何でしょうか?」


エルメダ「先日のスタンピードのことについてなのですが、あがってきた情報に少しおかしな点がありまして…」


シン「何かありましたか?」


エルメダ「オーガの亜種についてです。全部の魔物に亜種がいることはあり得るのですが、基本的に亜種となった魔物はその元となった魔物と群れることがないと言われているのです。

大体の場合、群れとなるには上位存在が居るのですが、その上位存在とはあくまでもジェネラルやキングと名を冠する魔物なのです。

ですが今回はオーガ亜種の周りに通常オーガがいたそうですね?」


アリシア「確かに…言われてみればおかしい点がありましたね。あの時は違和感はありましたが、偶然だろうと思っていました。しかし考えれば、何故あんなにも統率が取れていたのでしょうか?」


エルメダ「少し調査する必要がありますね…」


ハク「なんで統率が取れてたらおかしいの?」


ハクが納得できていないのか聞いている


アリス「では私が…先程ギルドマスターが仰ったように、亜種は群れを作ることがないのです。ですが今回は同系統の魔物を統率していたのです。ありえないことが起こっているのですよ。」


ハク「へぇ〜!そうなんだ!」


エルメダ「私の部下を数人派遣しましょうか…何やらきな臭い事になってきましたね。」


ハク「それなら森に異変が無かったかお父さんに聞いてみようか?」


エルメダ「え?」


シン「う〜ん…あの人なら気づいて居たかもしれないしそれも良いかもね」


エルメダ「なんのことを…」


シン「あぁ!ハクのお父さんが、魔物の森の近くに住んでいるのですよ。だからその人なら森の異変に気づいているのではないかと思いまして…」


エルメダ「そういうことですか!ではなにか分かりましたら、教えて頂けると幸いです。」


シン「分かりました!」


エルメダ「では私からの話は以上です。なにかありましたら使いの者を出しますのでお願いします。」


シン「はい!」


こうして何やら疑問が浮上した話し合いが終わった…

冒険者ギルドを出て馬車に乗り、アストラ家へと帰る途中に、


シン「明日謁見したら数日開けて、フラン姉さんのレベリングをしようと思うんだ!いいかな?」


アリシア「そうですね…早めに武器も創って慣れておくのも良いかもしれませんね。」


ハク「また体を動かせるの楽しみ!」


ナズナ「あぁ…またあの地獄が始まるのですか…」


アリス「大丈夫ですよナズナ、あなたは強くなったのですから、前よりかは楽になってるはずですよ。」


シン「フラン姉さんも良い?」


フラン「いいけど…武器って?」


シン「それはその時のお楽しみ!」


フラン「………分かった!それでいいわよ!それまでに王都に少し慣れないとね…」


アリシア「でしたらこの後ゆっくり王都を周るのは如何でしょうか?時間はまだまだありますので…」


シン「いいね!御者さん!王都の主要な道を周ってくれますか?」


御者「了解しました。」


シン「なにか気になったものがあったら言ってね!」


フラン「皆ありがとう!」


王都回遊が始まった…









閲覧頂きありがとうございました!

次回も宜しくお願いします!



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