初クエスト
ギルドで説明を受けたあと、一行はクエストを受け南の森へとやって来た
シン「アリシア、ここでいいんだよね?」
アリシア「そうですね。ここはゴブリンやオークが数多く生息している場所なので、恐らくクエストはすぐにクリア出来るかと。」
ハク「楽しみだね!久しぶりに戦えるよ!」
ナズナ「ちゃんと戦えるでしょうか…?」
アリス「大丈夫ですよ。ナズナのことは私が守りますからね!」
ナズナとアリスは似た境遇からか仲が良く、よく2人でいることが多い
シン「ナズナ大丈夫だよ。僕たちもいるからね。」
ナズナはシンとアリスにそう言われると安心したような表情になった
ハク「お兄ちゃん!早く行こうよ!」
ハクは待ち切れない様子でシンたちを急かしている
何やらハクは獣の本能が溢れているようだ
アリシア「ハクちゃんが今にも駆け出しそうなので、早速行きましょうか。」
一行は経験豊富なアリシアを先頭にハク、シン、ナズナ、そして殿にアリスといった単縦陣で森へと入っていく
森へ入って数分もせずにエリスのソナーに反応があった
エリス「マスター。この先300m先に敵性存在が3体居ます。」
シン(了解、ありがとう。)
シン「この先になにかいるみたいだよ。皆注意してね。」
その言葉を聞いて全員が気を引き締めながら進む
すると先の方から豚の鳴き声のような音が聞こえてくる
???「フゴフゴ、フガ?」
アリシア「いましたね…あれがオークです。」
シンは鑑定を発動する
オーク
Lv14
体力1000
筋力1500
防御1300
魔力50
10レベルを超えているだけあって、初心者ではキツイかもしれないが、ここにいるのは異次元の力を持つ者たちだ
ハク「お兄ちゃん?私がやってもいい?」
シン「うん。でも怪我しないようにね。」
ハク「わかった!よしいくよ!」
そう言うとハクは飛び出していく
ハクは雷を纏い、目に見えぬ速度でオークに近づき、爪で引っ掻くように腕を動かすと、オークが真っ二つになった
ハク「まずは1体!」
仲間がやられたことに気づいた2体が戸惑っている
ハクはもう1体に向かって聖属性魔法の1つ、聖なる鎖〈セイクリッド・バインド〉を発動し、1体をその場に縫い付ける
するとやっと状況を理解したのか、3体目のオークが怒ったように声を上げてハクへと向かってくる
オーク「ブモォォォォォ!!!!!ブモォ!」
オークはハクに向かって手にしていた棍棒を振り下ろす
しかしゆったりとしているため、ハクは余裕を持って後ろに回り込み、爪に雷を纏わせオークへと肉薄する
オークが切り裂かれると同時に雷が落ちたような音と光が辺りに響き渡る
光が収まると、そこには血しぶきと灰しか残っていなかった
そしてセイクリッド・バインドで捕まえていた最後のオークに向かって、雷の矢〈ボルト・アロー〉を放つ
頭と胸を貫き、オークは崩れ落ちる
ハク「う〜ん…物足りないけど楽しかった!」
シン「お疲れ様。凄い戦い方だったね。」
ハク「久しぶりに身体を動かせたし、レベルも上がったんだ!」
そう言うとハクはステータスをシンに見せる
ハク 年齢 50歳(人間相当5歳)
種族 雷神狼〈ボルテックス・フェンリル〉
Lv31
体力5500
筋力3700
防御4100
魔力3600
スキル
超嗅覚
雷魔法
聖魔法
獣の本能
人化
獣化
称号
女神の眷属
気高き誇り
シンの加護
シンの妹
やはりオークではさほど変わらないようだ
そこでシンは1つ思いついた
シン(ねぇエリス?もらえる経験値を多くすることのできるスキルって出来ないかな?)
エリス「可能だと思われますが…試してみますか?」
シン(お願いします。)
エリス「了解。創造の代理執行開始……効果は対象の獲得経験値の増加…範囲の制定…スキル名の制定…完了。完成しました。スキルを付与します。」
シン(ありがとう。どんなのかな?)
シンはステータスを確認する
シン・カルミナ 年齢 5歳
種族 亜神
職業 貴族子息 (神の使徒)
Lv20
体力 Error
筋力 Error
防御 Error
魔力 ∞
スキル
全武器適正
全基礎魔法適正
全発展魔法適正
時空間魔法
隠蔽
鑑定
創造
ガイド
成長超加速
念話
偽装
取得経験値増加
取得経験値分配
称号
初めて神域を訪れし者
異世界人
女神の寵愛
精霊の観察対象
世界の理を超越せし者
努力を惜しまぬ者
加護を与えし者
シスコン
眷属
雷神狼 ハク
新たに取得経験値増加と取得経験値分配が追加されていた
シン(エリス?これってどういう効果なのかな?)
エリス「鑑定結果を表示します。」
取得経験値増加
敵性存在を倒した際に得られる経験値が増加する
増加の割合は10倍が最高
取得経験値分配
敵性存在を倒した際に得られる経験値を1度集め、対象へと分配する
エリス「今回はマスターを基点とした経験値増加のスキルになりました。そのため1度マスターに経験値を集め、増加した経験値を分配する方法を取りました。」
シン(凄いねこれ!ありがとうエリス!)
エリス「これも、仕事のうちです。ですが一つだけ進言を…皆さんに武器を創造しては?ナズナに関しては武器がなければ戦うことは難しいと思われますが…」
シン(…………忘れてた…仕方ない。今回はアイテムボックスにある武器を渡して、帰ったら皆に作ってあげようかな。)
エリス「そうですね。」
ハク「お兄ちゃんどうしたの?」
シン「ん?大丈夫大丈夫。少し考え事してただけだから。それと…ナズナ、君に武器を渡してなかったね。」
ナズナ「そうでした…緊張しすぎて武器を持ってないのを忘れていました…」
アリシア「私としたことがうっかりしてましたね…」
シン「今回はこれを使ってくれる?」
そう言ってシンはアイテムボックスから一振りの剣を取り出す
見た目は普通の剣ではあるが、波紋がちゃんとあり、切れ味も良さそうである
シン「普通の剣だけど、切れ味と耐久度は保証するよ。これが終わったら武器を作ってあげるね。」
ナズナ「ありがとうございます!大切にします!」
ハク「お兄ちゃん!私も武器が欲しい!」
シン「大丈夫だよ。皆にも作るからね。後で欲しい武器の特徴を教えてね。」
ハク「やった!じゃあ早く終わらせようよ!」
アリシア「そうですね。早く帰りましょうか。」
アリス「ナズナ、良かったですね。」
ナズナ「うん!」
そうしてナズナに武器を渡し、その後はナズナを中心にレベリングをしながら、クエストをこなした
その後すぐさま家に帰り、シンは武器を作ろうと自分の部屋にまずハクを呼ぶ
閲覧頂きありがとうございました!
次回も宜しくお願いします!
次回はレベリング後のステータスを表示しますので少しお待ち下さい




