神託の儀
いつもより長いかもです
月日は流れ…遂に5歳となった
5歳の誕生日は盛大にしてくれた
アレックス「シン!誕生日おめでとう!」
ミリア「シン。よく健康に育ってきてくれたわね。ありがとう。」
ローエル「私達の子供として祝福を送るわね。おめでとう。」
レイ「シン!誕生日おめでとう!」
フラン「シン!誕生日おめでとう!これからもよろしくね!」
アリシア「シン様。5歳の誕生日、誠におめでとうございます。」
家族総出でのお祝いの言葉と専属メイドのアリシアのお祝いを受けてシンは5歳となった
この世界の暦はシンプルで12ヶ月1年で一週間は6日であり、火、水、木、土、光、闇となっており1月は30日間隔である
新年は1月の1の火の日から始まり、12月の5の闇の日に終わる
シンの誕生日は6月の2の光の日である
5歳になると全員神託の儀を受けることになっている
この儀は各月の最後の日となっておりその月に誕生日を迎えた子供が受ける
神託の儀ではその子の適性によってスキルや加護が女神やその他の神々から授けられる
この儀を経る事によってスキルが初めて使えることになる
シンは神域でスキルを受け取っていたが、転生したため、まだスキルは貰っていない
更に貴族家は神託の儀を終えると、自らの子を披露するため、近隣の貴族や仲の良い家を呼び、お披露目会を行う。そして新年になると1月の3の火の日に王城で国内の5歳になったものを集めて懇談会を国王主催で開く
これは繋がりを作る絶好の場で、大人達は皆、策略をめぐらし、コネを手に入れようとする
更に婚約相手を見つける場でもあり、大事な行事である
シンは6月の最後の日にある神託の儀に出席するため、ワクワクしながらその日を待つ
シン(早く神託の儀を受けられないかな〜♪((o(´∀`)o))ワクワク)
そうして迎えた神託の儀…………
シンはアレックスとミリア、アリシア、そして何故かついてきたフランと共に街にある教会へと馬車で向かう
シン「………なぜフラン姉様までついてきたのですか…?
家で待っていても良かったのですよ?」
フラン「だってシンのステータスが早く見てみたいんだもん!シンのことだしとっても強いだろうし楽しみだなぁ〜!」
何故か本人より楽しみにしているフランであった
そして教会についた一行は助祭の案内のもと、待合室へと案内された
シン「さすが教会ですね。質素ながらも調度品のバランスはセンスがいいですね。」
教会は神聖国ルミナスを総本山とする女神教の教会であり、基本的には質素倹約を掲げ、弱気を助けるため炊き出しなどを行い、冒険者相手には回復魔法を低額で施行するなど慈善活動を行なっている
アレックス「あぁ。そうだな。」
フラン「ここはすごく神秘的な雰囲気が漂ってるよね。」
そんな他愛もない話をしていると、シスターが呼びに来た
シスター「ご歓談のところ失礼します。神託の儀の準備が整いましたのでこちらまでお願いします。」
アレックス「分かった。皆、行くぞ。」
シスターに連れられて、教会内を歩いていくと広間にでた
そこには女神の像が安置されており、その前に教会の司祭がいた
司祭「ようこそおいでくださいました。カルミナ様。只今より、神託の儀を執り行いたいと思います。今回儀を受けられる方はこちらまでお越しください。」
司祭の言葉に従ってシンだけが女神像の目の前まで歩いていく
司祭「そこで膝をついて、祈りを捧げてください。」
シンは膝をついて、手を組んで祈りを捧げる
司祭「女神フリーナよ!この者に祝福を授けたまえ!」
その言葉と共に女神像が輝きだして、目も開けられないほどとなった
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眩しかった光が収まってきて目を開けると、そこは転生前にいた神域であった
フリーナ「久しぶりですね総司。いえもうシンと呼ぶべきでしょうか。ようこそ神域へ。歓迎します。」
シン「久しぶりだねフリーナ。どっちでもフリーナが好きな方で呼んでくれていいよ。なんで僕はここへ?」
フリーナ「では総司と呼びましょうか。貴方の前世を知る特別感も味わえますし。なぜここへという問いについては私が呼んだのです。渡すものがありますし。久しぶりに話し相手になってください。」
シン「そうだね久しぶりに会えたし話そうか。でも何か渡すものってあったっけ?」
フリーナ「ええ。貴方にここで得たスキルとステータスを再び授けようかと。そして更に追加もしようかなと思いまして。武器は…すみませんまだ渡せません。あれはあまりにも強すぎて今の貴方では持て余します。もう少し力をつけて貰ってから渡すことになります。まぁ呼んだ一番の理由は話したかったからなんですけどね。」
シン「それは仕方ないね。僕も話したかったし。武器についてはこちらからもお願いするよ。あれを持っていても誰かを怪我させてしまっては駄目だしね。」
フリーナとシンはのんびりとこれまで離れていた時間を埋めるようにあった出来事を話していく。
一通り満足すると…
フリーナ「そろそろ戻る時間ですね。ではスキルとステータスを返しましょう。」
シン「そうだ!5歳になるまで鍛えていたんだけどそのステータスはどうなるの?変えるのかな?」
フリーナ「ステータスはあくまで上書きではなく追加なので、鍛えていたステータス+神域でのステータスの数字になります。更にいろいろと追加しておきましたよ。」
シン「なんで追加してくれるの?なんか起きた?」
フリーナ「いえ?出来る限り早くステータスをあげて私を地上に連れて行ってくれないかなと思いまして…神は自分の力では地上に降りれません。なので誰かに連れて行ってもらう必要があるのですが、貴方に連れて行ってもらいたいのです。」
シン「え?僕?他に適任が居るんじゃ…」
フリーナ「イヤです。貴方がいいのです。」
シン「分かったよ。早く強くなって迎えに来るね!そういや、ラファエルとガブリエルは?元気にしてる?」
フリーナ「あの子達は貴方のそばに行くために全速力で仕事を終わらせてますよ。すぐに貴方の近くに現れますよ。」
シン「そうかぁ…ならすぐに会えそうだね!」
フリーナ「そろそろ時間ですね。念話スキルがあるのですが、寂しくなりますね。」
シン「すぐに迎えに来るよ!じゃあまたね!」
フリーナ「ええ!貴方の人生に祝福を!」
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目を開けると地上に戻ってきたようだ
女神像が光り輝いている
司祭が驚いている顔でつぶやく
司祭「像が光っている…?こんなことは聞いたことがない!」
その後いろいろと聞かれたが適当に誤魔化して帰宅の途についた
フラン「シン、本当にどこも調子悪くない?大丈夫?」
アレックス「そうだな。何もないのか?前代未聞のことだし、少しでも違和感があれば言うんだぞ」
シン「大丈夫だよ!何かあったら言うからその時はお願い!」
しかしフランは馬車の中ではずっとシンにくっついていた
屋敷に帰ると
アレックス「先ずは自分でステータスを確認してみるといい。分からないことがあれば何でも聞いてくれ。」
シン「分かりました。」
自室で早速シンはステータスを確認する
シン「ステータス!」
半透明のボードが現れた
ひと目見た瞬間シンは叫んだ
シン「なんなのこれーーーー?!?!?!?!?!」
閲覧頂きありがとうございました!
次回も宜しくお願いします!
今回は長すぎた…




