俺達はまるで迷路の中の迷子のように
終わりでもあり、始まりでもある中学3年の卒業式・・・、俺達は彼女を失った。過ぎ去るトラックの音、捻じ曲がって壊れた自転車、ふらつく身体、そして。俺の目の前で血を流し倒れている、彼女。何が起きたのかわからなくて、ただ彼女の名前を叫んだ。「なあ、夏希。俺さ・・・・・」もし、もう一度彼女に会えるのなら、あの時どうしても言えなかった、あの言葉を伝えたい。翼人が涙腺崩壊モンの少女漫画に触発されて勢いで書いた、(たぶん)泣ける(はず)純愛ストーリー!!
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