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自作小説倶楽部 第19冊/2019年下半期(第109-114集)  作者: 自作小説倶楽部
第113集(2019年11月)/「読書(※書籍)」&「サラダ」
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03 かいじん 著  読書 『田舎にいた頃の話』

挿絵(By みてみん)

挿図/Ⓒ 奄美剣星 「メガネさんの読書」

  今月は忙しくストック作品からです。




酒飲んで帰って来て、さらに酒飲みながら午前三時頃に悪戦苦闘しながら

書いてみる。


上の2行書くだけでも結構苦労した(笑)


読書について何か書くんじゃったか?


文字変換が上手く行かんのは方言のせいとかみたいじゃの。


いちいち標準語で打ち込んでから直したりしとるけえ。


一部意図的に伏せたり何やらしとるが大筋において事実に近い感じで書く。


中学2年、大体その位の頃、どうも僕は周囲から見て、何かしらの問題を

抱えた子供に見えたらしい。


まあ、今考えるとそうじゃったかもいれん。


僕が何かしらの問題を抱えてたらしい事と、周囲の大人達が負けず劣らず

問題があったとか無かったとかいうのはまた別の問題なんじゃろう。


まあ、そんなこんなで学校や近所とかでは、あれはおえん(駄目だ)

将来ロクなもんにならんみたいな事もたぶん言われとったと今にして

考えると思う。


それはそうと、すぐ近所にOさんと言う10歳以上年上の女の人がいた。


この人の祖父は映画のモデルにもなった有名な事件を実行した人物に

その為の資金を貸し与えた人物だ。


そう言えばこのOさんとよく一緒にいた女の人は隣の県で起こった割と有名な

事件の為に、当地から移り住んだ人だった。


ちょっと政治色的なものがあるので事件名は伏せる。


ある日、そのOさんと言うお姉さんに呼び止められて、何かいろいろ説教された。


内容まではよく覚えてない。


その時、Oさんと一緒にKさんと言うOさんと同じ歳位の女の人がいた。


確か市街地の方で塾の先生だかしてる人だったと思う。


その人にあったのはその時一回きりだ。


ずいぶん昔の事なので詳しくはよく覚えていないけど、何故だか中学2年の

クソガキだった僕はそのKさんと言う女の人と結構な口論になった。


何を言ったかまでは覚えて無いけど記憶する限り割と言い争った気がする。


覚えているのは小柄で眼鏡をかけていたと言う位しか無い。


それからしばらくたったある日、Oさんから、大きな袋を渡された。


Kさんから僕に渡してくれと言う事だった。


中には結構読まれたっぽい、純文学的なモノばかりの文庫本が20冊位

入れられていた。


その後、そのKさんに会う事は無かったので、直接礼を言う事も無かったし

何で僕にその本をくれる気になったのかもわからない。


何はともあれ、僕が読書をするきっかけとなったのはその出来事だ。

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