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転生者だったら、どう生きたいですか?  作者: カネダ・ルガ・タカミツ
6/12

葬儀の偽装

遅くなりました。

引っ越しや旅行の準備とかで忙しかったのでなかなか書けなかったです。短いですが楽しんで頂けたら幸いです。

あらすじは若返りに成功した先生をとりあえず死亡したとして偽装を行う一部始終を書いてみました。読みにくかったり誤字脱字があれば報告お願いします。

若返りに成功した先生は、齢10才前後の少女になってしまった。若返りの副作用として、精神年齢も10才前後になってしまったのは先生自体気付いてないようだ。

孤児院に張られている魔術によって先生の存在は、内戦によって両親を失ったものとして書き換えられている。一方魔術の範囲外のに関しては、先生は老衰による死亡として処理することにした。葬儀は魔術師協会の管理の元で執り行われた。以前に黒魔術の行使の疑いで捜査された件もあるだろうが、孤児院の経営や貧困街の医師としての地位もあり、協会側は深く突っ込むことをしなかったようだ。日本のように健康保険制度や点数制度もなく、法制度もないので、医療に関してはピンきりだった。貴族などの上級地位のお抱え医師が多く、一般市民への取り分け貧民街での医療行為を行う医師は数は少なかった為に多くは、ぼったくりの医師が多くを占めていた。

先生は、孤児院の経営の際、孤児たちが病気の際に治す手立てとして魔術師になることを決意したのだという。

この判断が吉となり戦地へ赴くことせず、研究に没頭できたのだ。戦争で四肢を欠損した者や両親を戦争で亡くし孤児となった者を引き取っては世話をしていたのだ。

気になる金銭面については、この国の王族や貴族による寄付が主となっており、貴族が触りたがらない貧民の受け皿として活躍していた。

そんな地位のある先生の死に貧民街の住民の他に貴族の使いなどが多く葬儀に参加していた。

直属の弟子である私は喪主兼検死医として参加することになった。

無論先生は生きているので偽装しなければならなかった。同じ年齢位の女性を生贄にしてダミーを作ることにした。

偽物とバレなようにするため殺害後1ヶ月工房内で放置することにした。ただ放置しているだけだと、腐敗し本人と見分けはつかないが、体内にあるマナ量で、バレてしまう可能性があった。なので内蔵を取り出しマナの取り込みと凝縮実験を行った。

孤児院は通常の場所に比べマナの濃度が高く、各種実験に最適であった。

術式は携行魔術の応用を使うことにした。

携行魔術とは魔術の三代要素をあらかじめ濃縮し瓶などの容器に収めることによって、簡易的で魔術経験など無い者や魔術の行使ができない亜人族が利用できるためのアイテムだ。

しかし製造には相当の時間がかかり、値段も高価なため一般的ではなく、軍事用の救急道具として利用することが多い。この世界では、魔術の発展で医療技術に関しては魔術での対応がメインであった。生贄の解体術は習得するものの、外科手術等は衛生的に不可能なため、発展しなかったのだ。

話はそれたが、携行魔術の手順に生贄へのマナの取り込みを行うことにした。老衰での検死の際、マナ濃度の高い心臓を割いて見ることが多い。

以前に殺した実験体の心臓を置換魔術によってすり替え実験体から心臓を摘出しマナの取り込み凝縮実験を行った。この期間約1ヶ月遺体は順調に腐り顔面は爛れた状態にできた。

私は仕込み肉の販売のため行商に行っているとアリバイ工作をした。行商後先生の遺体を見つけたということになっている。

上手く検死は成功し、腐敗状態が進んでいるため、火葬による措置が適当として判断した。

こうして葬儀の偽装は上手く進んだ。

悲しむもの多くいたが先生は傍からみてニヤついていた。

まだまだ先生から習うことはたくさんあるが、孤児院の経営と医師と仕込み肉の販売の3足のわらじ状態で多忙になった。


今回も短かったですがいかがでしたでしょうか。主人公は3足のわらじ状態で、どうやって殺害衝動をコントロールしていくのか考えています。

主人公も含め登場人物に名前は無く皆さんが思う名前をつけて頂くと一層物語の深層に入ることが出来るかと思います。書いているうちに主人公が筆者である私が飲まれそうになるので、気をつけて執筆していこうと思います。

年末年始の投稿はフィリピンに帰省するので、投稿は出来ないと思います。

メインである配信は、向こうでプリペイドSIMを買って配信をしようと思いますので、ぜひご覧いただければいいかなと思います。

コミュニティーはニコニコです。

https://com.nicovideo.jp/community/co1300615

帰省中の写真はTwitterで上げるかもしれません。

@takmtako

で探せばあるかと思いますのでフォローよろしくおねがいします。

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