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転生者だったら、どう生きたいですか?  作者: カネダ・ルガ・タカミツ
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実験

ついに生贄のエルフを捕まえた主人公と先生。時間がかかったものの上質の生贄で実験が始まる。

記憶操作の魔術には、記憶の改ざんと共に「行動操作」の魔術もかけることが出来る。

操作した記憶を補うために行動を操る事ができるのだ。思いのまま操作できる半面、記憶操作時の行動と違う動きをするため、脳への負担が大きく強い衝撃を与えると魔術が解除されてしまうのだ。

そのため対策方法を考えなければならなかった。

先生が行った方法は、まず記憶操作の魔術は記憶の定着までに3日かかる。

この3日間エルフたちを睡眠薬で眠らせることにした。

この間に子供たちの記憶も操作し親子の互いの記憶を消すことに成功する。

お目当ての子は、治療と称して軟禁し、再度記憶操作の魔術をかけた。

そうして洗脳完了したエルフの子供を1人工房に連れて行くことが出来た。

度重なる魔術の影響で目は虚ろであったが3食与えていたので健康状態は良好そうだ。

先生は、

「生死は問わないと言ったが健康な素体が手に入ることが一番いい。よくやった。」

と、褒めてくれた。

私は言われたまま、術式の中央へと彼女に置き離れた。

「よく見ていて」

と先生が言うと、彼女の頬を思い切り叩いた。そしてすぐに術式から離れた。

すると彼女の目は生気を取り戻した。

「ここどこ?」

と彼女は言うと急に頭を抱え叫び始めた。

急な大声に私は少し驚いたが、先生が記憶操作の魔術を強制解除したことがわかった。

改ざんした記憶と本当の記憶が同時に彼女に流れてきたのだ。

「お母さあああああん!!お父さああああああん!!死にたくないよお!助けてええ!」

しきりに叫ぶと彼女を横目に先生はこう言った。

「これから起こる事を彼女には知ってもらうために前もって記憶を植え付けた。」

先生は一本のナイフを彼女に投げ渡した。

「嫌ぁぁぁ!」

と彼女は叫ぶが、ナイフで思い切り喉元を刺した。

彼女は叫ぶが喉を切ってしまい声が出なくなっていった。

先生は思念を唱える。

彼女はみるみるうちにやせ細っていった。

彼女から何やら光るものが先生の体に入って言った。

すると先生の姿がものすごい速さで若返っていった。

見た目60才前後だった見た目が10才くらいまで若返っていた。

「実験は成功だ!」

声も幼くなっていた。

生贄のエルフはミイラ化した後、灰になり消えていった。

「長年の夢が叶った!ちと若くなりすぎたがこれでいいだろう。」

「これからはお前が孤児院の経営者になれ!そんでもって先生を養え!!!」

と若返った先生は言うと中庭に飛び出し他の子と遊び始めた。

精神的にも子供化したのかと私は思ったが、まだ享受されてない術がある。それまでは取っておこうと殺害衝動を抑えつつ決意した。

前回は少し長めだったので今回はすごく短いです。もっとストーリーを長くしたかったですがこんなもんでいいかなと思いまとめました。誤字や文法が間違っていたら教えてください。

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