表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
花街商店街!  作者: エリ美
4/10

3 西澤雅樹の場合

どうもエリ美です。3話目です!

それでは~

「おい!西澤何してんだよ!」朝っぱらから毎回のようにサッカー部の部員から怒号が飛んでくることに雅樹はうんざりしながら「すみません!」と謝っておく。

 

結局自分は溜まった鬱憤の捌け口になっているだけなのだ。雅樹は周りよりも少しだけ(実際はかなり)サッカーが上手い。嫉妬と何でも許してくれそうなその言動で捌け口にされているということを知っていながら何も言わないのは彼の性格がそうさせるのか。


だが今日は雅樹の方にも責任がある。


父親と話していた

『真っ直ぐ進んでいくと少女の死体がある』

という噂が気にかかって集中できなかった。父親は警部補だ。しかし警察も気になっているとはいえ捜査はしないようだ。別件があるとかで朝からかなりドタバタしていた。父親には首を突っ込むなと釘を刺されたがそれは無理だ。それこそ体が小さくなってしまったあの少年探偵のように我慢できない。

 

 こういうときこそ真実に相談しよう、と雅樹は思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ