説明会
休みが終わってしまった…っ!
今後は文章量が減って更新頻度が下がると思われます……スマヌ
でも更新していく予定ではあるぞい!……気分で
「さて、買ったはいいがどう報告したものか」
後ろにいる4人の事を報告しなきゃいけないが、モカやハクアになんて言われるか……い、いや。なんと言われても買う気だったから、しょうがないネ!
直也はもう帰って説明したのだろうか
そう考えていた。まぁ、横から呼ぶ声がしてそんな考えは無くなったけど
「お、村氏。今帰り?」
振り返るとそこには2人のエルフロリっ娘を侍らせた直也がいた。服や生活用品他を買っていたようだ
1人は白と黒のフリフリワンピース。もう1人は青と水色で落ち着いた色合いのワンピース。ワンピース好きなのかな直也。それしかない線もあるけど
あ、俺も彼女達の服とか買ってかないと!
今はボロいワンピースみたいなのを着ている。無地の薄汚れた白い布で出来てるやつ
……ついでにご機嫌取りの何かを買ってこ
「直也、その子達の服どこで買った?」
「ん?案内する?」
「頼むわ」
「おぅ!……その代わり、説明ヨロシク」
「……努力はする」
「それでもいいか」
そこから直也達とショッピングと洒落こんだ。人が多くて移動が面倒だ……と言っても8人だけど
「お、これいいんじゃないか?」
「どれどれ?……んーじゃあ下はこれかね」
とりあえず青髪狼娘の服から説明していこう
この世界は染物はあまり進んでないようで、単色のものが多い
単色好きだからいいけどね
青髪狼娘は素早さを売りにしているので動きやすくしておく。まぁ戦闘時には別の服に着替えてもらうんだけど。胸当てとかつけるしね
下はショートパンツ (ぽいの)。グレーの単色。しっかりとポケットはついてる
上は少し大きめのTシャツ (ぽいの)で色は白。生地の厚さがあまり無かったので、その上に薄緑のコート (ぽいの)を羽織っている
足が寒そうな時用に黒ニーソ (ぽいの)も付けとく。趣味だろって?そうだよ(便乗)
次は白髪狼娘ね
こっちも動きやすさ重視で下は青いショートパンツと寒さ対策で白ニーソ
上は黒のTシャツに白のコート
金髪狐娘
可愛さ重視でピンクのロングスカートに白ニーソ
白いTシャツにデニムジャケットだっけ?そんな感じのやつで、色は薄い青だ
人族お姉さん
そういや言ってなかったけど褐色肌なんだよね
服は肩出しニットのように、まぁ肩が出る少し大きめの服。生地は厚めで割と暖かそう。肩が出てるから上着は買ったけどね。ポンチョみたいな袖の無いやつ
下はデニム。こんなのが多いね
しかし、この中からワンピースを選んだ直也やりおるな
「さて、下着は……自分で買ってきて」
服の総額は値引きして金貨1枚だった
下着はよく分からないし、なにより俺はそんな度胸はない!
「……ん」
いくらかかるか分からないので金貨1枚渡しておく……あれ?なんか驚いてるけど
「どしたの?」
「……ご主人、あまり奴隷に大金を持たせて買い物に行かせたりしない方がいい…逃げるぞ」
しまった。完全に日本のノリで渡しちゃったけど、そうだよな。世界が違えばそんなことも当たり前になるのか
「そっか……教えてくれてありがとう。でも、これで君は逃げられなくなったね?」
「オレは逃げる気は無い」
「ほぉ、じゃ渡しても大丈夫じゃん。ま、それが嘘でも構わないよ。残念ではあるけどね」
「……少し何処かで待っててくれ。お前ら、行くぞ」
青髪狼娘がみんな引き連れて店に入っていく。この分なら大丈夫そうだ。この間にモカ達にお土産とか買ってこ
◇◆◇◆◇◆
思ったより時間が経ってしまった。日が落ちかけている
「ゴメン、遅くなった」
「お、帰ってきた、な?」
モカが振り向いて、固まった。他のメンバーもだ
「……どっからさらってきた?」
「まて、話を聞け」
ハクアにツッコミを入れてから、説明会だ
「で、何なんだこの子達は」
モカがムスッとした顔でそう言う
「えっと、奴隷です」
「それは聞いた」
「で、ですよね。さっき手が足りないって説明したじゃないですか?奴隷なら手伝ってくれるじゃないですか?」
「人としてどうなんだそれは?」
「ごもっともでございます」
な、何も言えねぇ
「まぁ、それなりの待遇ではあるようだし。そこは配慮されているのはいい。で、この子達に何をさせるって?」
「……冒険者です」
「戦えるのか?」
「青髪狼娘しか戦力は分かりませぬ……でもき、鍛えれば!」
「その時間が、君には、あるのか?」
無いです
「…まぁいい。コウサカ君は何か言いたいことは?」
「後悔はないです」
「そうか。……マサミツ君とアキト君とリョウタ君。君たちもほしいのか?」
「「「正直羨ましいです」」」
「……はぁ、とりあえず明日にしてくれ。それと、人として恥ずべき行為はしないように。それとタクミ、4人は明日からワタシと君で訓練する。但し、最低限の力を得たらすぐに冒険者として活動を始めさせてくれ」
「元からそのつもり。いいね?」
後ろに並んでいた4人にそう声をかける
4人は頷いた
「ナオヤ君。君のとこの2人も参加させるか?」
「……お願いします。出来ればコンビで冒険者として活動をさせたいです」
「……2人でやってける位、か。まぁ分かった。任せておけ」
良かった。何とかなったようだ
「全く、タクミはワタシだけでは満足出来ないようだな……少し、寂しいぞ?」
そう、耳元で囁かれる
ヤバイ、脳が溶ける……
「じゃあ今日は一緒に寝ようか?」
「……寝る…」
顔を真っ赤にしてそう返してくれるモカ。俺の顔もかなり赤いだろう。可愛いなぁ
その夜はモカを抱き枕にしてぐっすり安眠しました
柔肌できもちかったです