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   第8話(後編)  『 雛崎ほたる奪還作戦(後編) 』



 「りせちゃん、しのぶくん大丈夫かな」


 ……わたし、雛崎ほたるは現在、雛崎財閥のリムジンに回収され、雛崎邸を目指していた。

 そして、その護衛として同乗するりせちゃんに訊ねたのだ。


 「わからない。しのぶが今戦っている火野(ひの)という男は恐ろしく強いからな」


 静かに告げられる現実に、わたしの気持ちは重くなった。


 「……勝てるかな、しのぶくん」

 「それもわからない……ただしのぶが持っていった丸薬、奴は命を懸けても勝つ気でいる」


 ……丸薬?


 「〝(えん)(めい)(がん)〟、呑めば通常の十倍もの力と気を得ることができるという、忍の世界では追い詰められた者が最後に使う切り札だ。しかし、その代償は……」


 りせちゃんは一瞬、怒りや悲しみにも似た表情をして、残酷な現実を口にした。


 「……服用者の命だ」


 ……わたしは言葉を失った。


 「奴はほたるちゃんを護る為ならば死ぬつもりだ」

 「……」

 「すまない、わたしはしのぶを止めることができなかった」

 「……もういいよ」

 「……」


 俯くわたしにりせちゃんは閉口した。


 「……しのぶくんの馬鹿」


 辛い現実、無力な自分、募る不安……それらに押し潰されそうであった。

 だからこそ、諦めの悪いわたしは笑った。ここで泣いたら、全部負けてしまいそうな気がしたからだ。


 「しのぶくんがいなくなったら、わたし、淋しいよ、凄く淋しいよ」


 ……だから、頬を伝うこれは汗なんだ。


 「まだ全然遊び足りないよ、しのぶくんと一緒にやりたいことたくさんあるんだから……だから」


 ……目頭が熱いのは、風邪のせいなんだ。


 「絶対帰ってきてよね」


 ……わたしはこの空の続く先で戦っているしのぶくんに語り掛けた。



 ……〝東龍(トンロン)〟の本拠地、虎の間。


 ――俺の回し蹴りが火野の横面に炸裂した。


 「……その程度か……御影しのぶ」


 ……しかし、火野はビクともしなかった。


 「腕と脚、その両方に鋼の鎧を纏わせたのはいい判断だ……だがしかし、お前の力は剰りにも弱い」


 火野の言う通り、いくら俺の拳や脚の強度を上げようとも、奴の鋼の装甲を突き破る火力が無ければダメージを与えることはできない。

 俺は反撃に備えて火野から距離を空けた。


 「俺を失望させるなよ、御影しのぶ」


 火野は俺の回し蹴りによって破壊されたサングラスを投げ捨て、鋭い眼光を向けた。


 「なら、あんたに朗報だ」


 そう言って俺は縁側の方まで歩み寄った。そこには警備隊の方へ注文して準備させた大量の――ポリタンクであった。


 「忍って奴は魔法使いみたいに万能じゃない、どちらかといえば手品師に近いんだ」


 ポリタンクの中には〝黒い液体〟が入っていた。俺はそんなポリタンクを虎の間に投げ入れた。


 「忍術は魔法じゃない、発動には〝準備〟が必要なんだ……残念なことにレクレーションのときは武器を取り上げられていたんだ」


 ポリタンクの側面にはダイナマイトがそれぞれ貼り付いていた。


 「……ダイナマイトごときで俺は殺れんぞ」

 「知っているさ、本題はここからだ。一般的に〝準備〟をしたときとしないときの戦闘力の差は――二倍だ」


 ――ドオォンッ! ダイナマイトが炸裂し、虎の間全体に〝黒い液体〟が飛散した。


 「……だが、忍術の天才である俺の場合は違う」


 俺はたった一つ残ったポリタンクの蓋を開け、中身の〝黒い液体〟を頭から被った。



 「 あのときの三倍、それが俺の全力だ 」



 「……っ!」


 次の瞬間――俺は飛び出した。

 そんな俺を迎え撃たんと左掌から火炎放射を繰り出した。

 火炎は〝黒い液体〟が染み付いた畳を呑み込み、焼いた。しかし、既に俺は――


 「なあ、忍者装束がどうして黒いか知っているか」


 ――火野の真後ろにいた。


 「……っ!」


 俺は脚を払って火野の姿勢を崩し、間髪容れずに奴の顔面に鉄拳を叩き込んだ。


 「闇に溶け込む為なんだぜ」


 そう、俺がばら蒔き、被った〝黒い液体〟の正体は墨だ。墨まみれなのはお互い様だが、気配察知能力がある俺と火野ではその差は明白であった。

 これぞ、夜凪りせの十八番――闇遁、墨隠れの術だ。


 「さてと、ここからが本番だな」


 ……俺は火野が立て直すよりも早く髪をむしり、印を結んだ。


 ――影分身の術ッッッ!


 影分身の数は計十体。それぞれ一回は術を使えるように多めに気を分配しておいた。

 そして、影分身は池州の水を、俺は水筒の水を口に含んだ。


 「……何をする気だ」


 こうする気だよ!

 俺と俺の影分身は部屋を縦横無尽に駆け回り、そして――


 水遁……。


 ――火野を包囲した。


    水   龍   爆   烈   陣   の   術   !


 俺と影分身全員が一斉に口内で気を練られた水の弾丸を火野に放った。

 計九つの水の弾丸が火野に炸裂し、水飛沫が飛び散った。

 気を使い果たした俺の分身はスゥと消え、俺は着地した。


 「……この程度か?」


 しかし、火野はずぶ濡れになりながらも平然と立ち上がった。残念ながら耐水性は完璧のようであった。


 「敵わねェな、やっぱ打撃や衝撃は効かねェか」


 ……そして、俺は不敵に笑った。


 「じゃあ、電撃はどうかなァ!」


 ……バチッ、バチッバチッ。俺の足下には高圧スタンガンが落ちていた。

 更にその電撃はさっき放った水を伝い、流れ、ある場所へと向かった。


 ……ずぶ濡れになった火野だ。


 「……なっ!」

 「雷遁」


 ――白い閃光が火野の全身を駆け抜けた。


 「 雷泉華の術 」


 雷が悲鳴を上げ、白い火花が散った。

 しばらくすると雷撃は鎮まり、表面が黒焦げになった火野が棒立ちしていた。


 「……残念だったな、御影しのぶ」


 しかし、火野は何とも無いように焼けた服を脱ぎ捨てた。


 「対電機能ならば既に備わっている」

 「……化け物め」


 毒を吐く俺に構わず、火野はゆっくりと歩み寄った。


 「火遁」


 ……しかし、その俺は影分身だ。本体の俺は火野の真上の天井に張り付き、既に灯る松明を手に、ウォッカを口に含んでいるのだ。


 そして、俺は水針時雨の術の要領で口の中のウォッカを飛ばした。


    火    龍    葬    の    術    !


 ――轟ッッッ! 大火が火野を呑み込んだ。


 その熱は火野を焼き、畳を焼き、空気を焼いた。

 耐衝撃性能・耐水性能・耐電性能……どれも完璧だった。俺は耐熱性能が無いことを祈った。


 「悪いな」


 ――燃え盛る大火の中から鋼の右腕が俺に迫った。


 「耐熱性能も完璧だ」

 「……っ!」


 俺は咄嗟に天井から弾けるように跳んだ――直後、火野の鋼の拳が天井を瓦解した。

 ズザザザッ、と俺は畳の上を滑るように着地し、黒焦げのサイボーグに目をやった。


 「これで、終わりか?」

 「いや、それはどうかな」


 俺は腰に括り付けてあった二つの手のひら大の球を取り出し――その二つを弧を画くように山なりに投げた。


 「ここからが仕上げだぜ」


 俺は手裏剣を投げ、その二つの球を貫いた。その途端……。


 ――球が弾け、大量の白い粉が部屋中に降り注いだ。


 「……何だ……これは」


 「ただの小麦粉さ」


 既に俺は縁側の外へと避難していた。


 「知っているか……引火性の高い粉末は一種のガスになるんだぜ」

 「……まさか」

 「そのまさかだ……そして、最後の一手は既に打ってある」

 「……なん……だと」


 ――影分身が一人、火野の背後に現れた。


 ……その脇には、数本のダイナマイトの束が抱えられていた。


 「 火遁、火龍爆塵殺の術 」


 召喚した影分身は十体。八体は水龍爆烈弾の術に使い、残り二体の内一体は火龍葬の術の時間稼ぎに使った。そして、最後の一体は今、ダイナマイトの束を抱えて火野の背後にいた。


 「チェックメイトだ、火野」


 ……静寂は一瞬。


 「焼かれ、潰され、抗うことなくここで死んでくれ」


 ――轟ッッッッッッ! 圧倒的な光と熱と音が虎の間とその周りの部屋を呑み込んだ。


 その爆発は剰りにも強力かつ強大で、畳も壁も天井も全て呑み込み、破壊した。

 その衝撃は空気を伝い、木々を揺らし、水面に波紋を刻んだ。

 爆発は一瞬だった。しかし、その余韻は黒煙となってその場に居座り続けた。


 「……終わった……のか」


 半信半疑であった。火野は本物の化け物だが、この粉塵爆発は本物の殺戮行為であった。

 ……頼む、これで決まってくれ!


 「……少し……効いたな」


 ――その声に全身の血の気が退いた。

 黒煙が晴れ、巨大なシルエットが姿を見せた。


 「見くびっていたことを詫びよう、御影しのぶ」


 ……火野ひの(じん)兵衛(べえ)は生きていた。


 「それを踏まえた上でもう一度訊こう」

 火野が瓦礫を踏み潰し、黒煙を押し退け悠然と俺の方へ歩み寄った。


 「これで、終わりか?」

 「……………………まだだ」

 「そうか、なら良かった。ならば一つ忠告しよう」

 「……?」

 「ここにお前の隠れる墨はないぞ」


 ――火野は俺の背後にいた。


 ……速い!

 そして、間髪容れずに俺の背中に裏拳を叩き込んだ。


 「……ぐっ!」


 俺は地面を二度三度とバウンドして、瓦礫の山に叩き付けられた。

 痛い! 全身が痺れるように痛い! ……しかし、集中力を切らしてはならない!


 ――俺の体に影が差した。


 「まだ寝るには早いぞ、御影しのぶ」


 ……左掌を突き出した火野が目の前にいたからだ。


 「……っ!」


 火炎放射が襲い掛かる、が俺は咄嗟に脇へ跳んで回避した。

 ……奴の武器は無敵の装甲に、超馬力、超高速移動、右掌からの衝撃波、左掌からの火炎放射だ。

 さあ、攻略しろ。力・水・電撃・火・爆発……どれも火野を倒すには至らなかった。だから考えるんだ、奴を倒す術を!


 「……」


 ……奴を倒す作戦を立てる。


 「……」


 ……ただそれだけだ。


 「……畜生」


 ……しかし、ただそれだけだ思い付かなかった。

 ……否、思い付かなかったわけではない。俺が火野を倒す術は二つだけある。

 一つは雷遁、雷神変化の術。この術は電気によって手足の筋肉収縮率を跳ね上げ、更には脳への信号を遮断して痛覚・自己防衛反応を麻痺させ肉体の力を限界まで引き出させる術である。

 しかし、この術で勝てる確率は五パーセントくらいだ。勝てる見込みがあまり無い上に使用した反動で俺の筋肉は疲弊し、使い物にならなくなるというリスクもある。

 そして、もう一つは――〝焔命丸〟。一度口にすれば無敵の力を得ることができる禁薬だ。しかし、その代価として服用者の命を奪うのだ。

 ……〝焔命丸〟、あれを呑めば一〇〇パーセント勝てるだろう。

 更にもう一つ大事な点がある。それは一度、雷神変化の術を使うと四肢の筋肉が断裂する為、〝焔命丸〟を服用しても身体は動かないままだという点である。

 つまり、自分の身可愛さに五パーセントの確率に賭けるか、雛崎ほたるを守る為に命を捨てるか、俺は選ばなければならないのだ。


 「考える隙があると思うなよ」


 ……眼前に、拳を振るうモーションに入った火野がいた。


 「……うっ、あっ」


 ――火野の渾身のアッパーが俺の顎に炸裂した。


 「……ッアアア!」


 俺は高く高く打ち上げられていた。そして、もう上がらなくなるときになって――


 「気を抜くな、気を抜けば」


 ――高く高く跳躍した火野が俺の土手っ腹に右掌をかざしていた。


 「墜ちるぞ」


 衝撃波が俺の土手っ腹に炸裂し、俺の体は勢いよく瓦礫が積もる地面に叩き付けられた。

 ……全身に鈍痛が駆け抜けた。

 ……黒焦げた瓦礫が舞った。

 ……火野が既に右手で俺の顔面を鷲掴みしていた。


 「去らばだ」


 ――そして、顔面に衝撃波が炸裂した。


 「いい戦いだった」


 ……ああ、死んだ。


 衝撃波は地面を陥没させ、黒焦げた瓦礫を四散させた。

 ……意識は朦朧としている。

 ……身体は動かない。

 ……勝機を見出だせない。


 「……負けた……のか」

 「ああ、負けた」


 火野は無慈悲に真実を突き付けた。


 「……それは駄目だ」

 「……むっ?」


 ……俺はこんなところで倒れていいわけはないんだ。


 「……約束したんだ」


 俺は初めてお屋敷に連れてこられた日の夜、ゆかりさんとの誓いを反芻した。


 「命を懸けてお嬢を守ると約束したんだ」


 俺は覚束ない足取りで立ち上がり、火野を睨み付けた。


 「……これで……終わらせる」


 俺は覚悟を決め、懐から〝焔命丸〟の入った小袋に手を伸ばした。

 ……まるで燃え盛る焔のように赤い丸薬、これが〝焔命丸〟だ。


 「……」


 ……これを呑めば、確実に勝てる。

 ……これを呑めば、確実に死ぬ。


 「さよならだ、お嬢。俺の分まで生きてくれよ」


 俺は〝焔命丸〟を小袋から取り出し、つまみ上げた……。


 『死んじゃ嫌だよ、しのぶくん』


 ……後ろから声が聴こえた。


 「……お嬢……何で?」


 そう、焼け焦げた瓦解の上に携帯電話を握ったお嬢が立っていたのだ。


 「何で来ちまったんだ……!」


 俺は戸惑いにも、怒りにも似た表情でお嬢に叱咤した。


 『大丈夫だよ、〝わたし〟はりせちゃんが作った影分身だから……あっ、しのぶくんの姿を見たり、話したりはテレビ電話でやっているんだよ』


 お嬢が携帯電話をひらひらと揺らしながら弁解した……何だ、ただの分身か。良かった。

 お嬢の言葉を聞いた俺はほっと胸を撫で下ろした。


 『それで、りせちゃんから聞いたよ……その丸薬、呑むの?』

 「……ああ、呑むよ。お前を守る為にはこれしか無いんだ」


 俺の返答に携帯電話の画面に映るお嬢は凄く悲しそうな顔をした。


 『……馬鹿だよ、しのぶくん。大馬鹿者だよ』


 ……お嬢は泣いていた。


 『まだ出会って一ヶ月ちょっとのわたしの為に命を捨てるなんて馬鹿げているよ』

 「……そうだな、俺は馬鹿なんだ。だから、これぐらいしかお前を救う方法が思い付かなか――」


 『……勘違いしないでよ』


 お嬢は抑揚の無い声で俺の言葉を遮った。


 『わたしとしのぶくんはただの主従関係なんだよ、家族でも恋人でも親友でも友達でも何でも無いんだよ』


 ……それは嘘だ、あんなに楽しそうに笑っていたじゃねェか。お前は嘘が得意なタイプじゃないからわかるんだよ。


 『他人の中の他人……命を懸けるには思い出も信頼も足りてないよ』


 ……確かにそうかもしれない……だが、それでもいいんだ、お前を守ることができるのならそれで……。


 『だから』


 ……もういいんだ、お嬢。


 『だからね』


 ……もう充分だ。



 『もっとたくさんの思い出を作りたいっ、しのぶくんともっともっと仲良くなりたいんだよ……!』



 「――っ」


 ……ああ、


 「夏祭りとか、学園祭とか、修学旅行と一緒にしたいことたくさんあるんだよ」


 ……そうだな。


 「だから死なないで、しのぶくん。生きてまた遊ぼうよ、またわたしの家に帰ろうよ」


 ……そうだよな。


 「ははっ」


 ……お嬢の言う通り――俺は大馬鹿者だよ。

 お嬢の為と言っておきながら、お嬢の気持ちが何一つわかっていなかった。

 俺が死んだら、きっとお嬢は悲しむ。それだけじゃない、自分のせいだと自分自身を攻め続けるだろう。


 「……ははははっ」


 それは駄目だ。

 まったくもって遺憾だ。

 何としても阻止しないといけないな。


 「なあ、火野」


 お嬢を守らなくてはならない。

 お嬢を悲しませてはならない。

 だから、俺がすることは一つだ。


 「お前に一つ教えてやるよ」

 「構わない、だが手短にしろ」


 俺は火野を睨み付け、手のひらに乗せた〝焔命丸〟を見せた。


 「この丸薬――〝焔命丸〟は、服用者の命を喰らい、肉体・気を爆発的に燃え上がらせる丸薬だ」

 「……」

 「だが、俺はこの丸薬を絶対に使わない」


 ――そして、俺は〝焔命丸〟を握り潰した。


 「……それがお前の答えか」

 「ああ」


 俺は粉々になった〝焔命丸〟を瓦礫の上に投げ捨てた。


 「つまらんな」


 それが火野の答えだった。


 「死に怯えた臆病者め」


 ――火野が圧倒的な初速で殴り掛かってきた。


 「お前には失望した」


 火野の肩が空を裂き、俺の目の前にいた。


 「安らかに死ね」


 鋼の拳が俺の額目掛けて突き放たれる。


 「 勘違いすんなよ 」


 ――俺の渾身の鉄拳が火野の顔面に炸裂し、鋼鉄の巨体が地面に叩き付けられた。


 「……ぐっ……がっ」


 ……瓦礫が舞った。


 「別に死ぬことが恐くて丸薬を呑まなかったんじゃねェ」


 ……俺は不敵に笑った。


 「お前をブッ飛ばして、生きて帰るってことだよ……!」


 俺は脳と四肢から気の糸を伸ばし、腰に据えていた低圧スタンガンに繋いだ。


 「火野」


 カチッ……、低圧スタンガンの電源を入れた。


 「お嬢」


 そして、印を結んだ。


 「見逃すなよ、これが俺の取って置きだ」


 ……風が吹いた。


 「雷遁」


 ……空気が哭いた。



    雷    神    変    化     の    術    !




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