阿寒湖に落ちた
どうも、PTAのお役目を果たし、新生活の準備も終わって、全てから解放されたヤスゾーです。
自由だぁ!
身も心も自由だ!
フリーダーーーーーム!!!!
◎
さて、二月下旬からドタバタしていた原因の一つに、家族旅行の準備がありました。
今年の四月から、我が家は子供料金が適用されなくなります。なので、最後の家族旅行に行くことにしました。
行き先は北海道・釧路市。
北海道でスキーをしたい!
そんな私の夢も叶える旅行でもあります。
「北海道は春でもスノーパウダー。滑り心地が最高」
そんな話を聞いてから、ずっと夢焦れていたのですよ。ふふふ。
時は三月下旬。
夢の北海道のゲレンデ。
いざ、滑走!
……。
…………。
めちゃくちゃ、凍っているやんけ!
何がスノーパウダーじゃ!!
滑りづらっ!
長い間、ずっと北海道のスキーに憧れていたのに……。
悲しい。
まあ、でも、それなりに楽しめました。
宿泊先の近くにある阿寒湖では、ワカサギ釣りが出来るとか。
あれか。
凍った湖に穴をあけて、釣り糸を垂らす釣り。
一度、やってみたかった!
やってみよう! やってみよう!
三十分後。
あはははは。
釣れないし。
全然、釣れないし。
一時間後。
え、あ、うそっ!
釣れたぁぁ!!
娘がとんでもない量を釣りおった!
なんで、なんで!?
私と息子なんか二匹くらいしか釣れないのに。
娘、大喜び。
湖を走り抜けて、近くの食堂に向かいます。
そこで、釣ったばかりのワカサギを天ぷらにしてくれるんですって。
「わーい!」
そして、事故は起こりました。
もうすぐで湖から地面に着く、その直前に、阿寒湖の氷が……割れた。
「っ!」
娘、落ちる。
だが、助けにいこうにもいけない。
なぜなら、私の左足の氷も割れたから。
「ぎゃーーー!!」
私、逃走。
これが娘には、「娘を見捨てて、一目散に逃げる母」に見えたらしい。
あの時の絶望を、娘は「一生忘れない」と言う。
でも、運が良かった。
落ちた場所が浅いところで。
深いところだったら、シャレにならない。
エッセイのネタには出来なかっただろう。
「感覚が! 足の感覚がなくなる!!」
娘、絶叫。
三月下旬とは言え、北海道はまだ寒い。
最高気温でさえ、5℃には届かない。
割れたといえ、阿寒湖はほぼほぼ凍っている。
これはいかん、と目的の食堂に行き、急いで靴下と靴を脱がせました。
食堂には経緯を話し、ストーブを貸してもらうことに。
あの時は本当に助かりました。食堂のスタッフの方には感謝です。
最後の家族旅行に、一生忘れられない思い出が出来ました。
湖やマリモを見るたびに、思い出しそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




