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5歳児からの英才教育  作者: 小中 劉琉太郎
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洞窟に一本剣があったとさ

いつも途中で諦めてしまうので今回は全部書ききれれば良いと思います

3日前くらいから、洞窟前に向かう様になった。

最初は秘密基地を見つける為だったような気がする。

ここいら田舎の名も無き村にはモンスターも森を闊歩する危険地帯、だがある一部には魔物が入ってこれない結界が張ってあり安全に移動でき、そしてその中心部には洞窟があった。

洞窟にはさらに入り口に結界が張ってあり中には入れなかった。

せっかく秘密基地候補の洞窟を見つけたと思ったら透明な壁が入り口に設置されており、入れなくてがっかりした。

透明な壁から中をみると剣が真ん中に突き刺さっている。


どこからか声がすると耳を澄ますと結界内から話声が聞こえる。

「我が声が聞こえるか小僧。」


「あらあらこんな若い子に資格があるなんて鍛えがいがあるわ。」

 

自分に問いかける声に耳を傾け、若干恐る恐る返事をしてみた。

「聞こえてるよ。なにかな?」


「洞窟前にまず来て座って目をとじるのじゃ。何、悪いことはせぬ。邪悪な者なら結界に入ってこれぬからのう。だから儂らは邪悪なものではない安心せぇ。」


正直迷ったが3日前の俺は無垢な少年、洞窟の前で座り考え無しで目を閉じてしまった。


すると目を閉じたはずなのに何故か晴天の大地にいた。

そこには爺さん1人に若い女性1人後は20代から40代くらいの男性が4人いた。


最初に爺さんが声をかけてきた。

「すまんのう。ずっとここに籠りっきりじゃったけぇ、ついつい資格があるお主に声をかけてしまった。お主の名は何と言う。」


「カシミール・ラムド 5歳。すぐそこにある名も無い村出身だよ。」


「儂の名はオデッセイ。享年17000歳。この結界内にある剣の最初の持ち主じゃ。神々との闘いに明け暮れ戦争が終わって1000年の所で肉体が朽ち果て無くなった。生涯現役で消えた後も生前と同じくらいの年齢のまま剣にいる。使用していた剣は大剣じゃった。」


爺さんが答えると、若い女性が話しかけてきた。

「やっとこさっとこ、資格者が現れたわね。私の名前はエミリア。2番目の持ち主。享年98歳。長生きしたでしょ。オデ爺には負けるけど。この剣の世界では全盛期の姿で反映されるから、私もピチピチのギャルでいられる訳なのよ。使う武器は双剣、モンスターを保護するモンスターレンジャー兼、人を襲うモンスターをハントするモンスターハンターを兼業しながら生涯を謳歌したわ。」


次に40代の男性が話しかけてきた。

「俺の名前は無名(むみょう)名が無いと言うのが名前だ。矛盾している。3番目の持ち主。享年68歳。流行病でぽっくり逝っちまった。使う武器は大太刀。主に復讐代行の仕事をしていた。お主も正義の味方にならぬか?」


いきなり正義の味方だなんて俺はまだまだ仕事を決められる年頃でもないのだ。


「次は俺かな?俺の名はロシナンテ。4番目。見た目は20代くらいだけど、実際は82歳まで生きて寿命で死んだ。ロシナンテ共和国って国があるんだけど、そこの王様やってたんだ。今まだ滅んでなければ良いんだけどね。使う武器はロングソード。剣の腕は爺さん達にしごかれてなかなかのもんだったから、生き延びれたんだぜ。」


「次はオラだ。オラの名は田吾作。5番目。寿命は76歳、見た目30〜40代に見えるけっど、実際は20代なんだべ。若いころから老けておった。職業は芋農家。剣も人に合わせて形状変化するもんだっで、オラの武器はクワじゃった。フライドポテトとか、焼き芋とかポテトサラダとか煮付けにする芋ならオラに勝てる農家はいねぇど。」


剣士じゃなくても良いのかよっと今思う。


「次は俺だな、佐藤 健(さとう  けん)6番目。

寿命は204歳。見た目20代だけど結構生きたもんよ。

異世界召喚で召喚されて魔王を一人でボコボコにしばいて、召喚した方にも悪いとこあったからそいつらもボコボコにして真の魔王とか呼ばれるようになった。喧嘩両成敗だよな、やっぱり。武器は釘バットだったなたしか。」


魔王もこの剣使ってたの?ヤバい剣の匂いしかしない。


「後数人剣の中にいるのじゃが、結界を張るためにここにはいないのじゃ。何せ時代によっては聖剣、または魔剣とおそれられた武器じゃて、この人の手に届かない秘境の地に封印したのじゃ。」


「後事前にラムドに伝えることがある。この剣を使うにあたって大事なことじゃ。一つ目はこの剣を持つと身体から離れなくなる。まあ、ずっと手に握りっぱなしじゃなくても、背中に剣の腹を張りつけて寝たり専用のカバーに入れて身体に装着して寝たりすることは可能じゃ。2つ目は武器の形状じゃが、本人の適性により決まる。重たさ長さは成長に応じて大きくなるので、力、素早さを上げても剣が重くなり、結局振れる回数は変わらないと言うことじゃ。しかしその分威力が上がるので鍛えるのは悪くないと思うぞ。」


「まあ、すぐ使うわけじゃないから、その時が来たら使う使わないを決めれば良いんじゃないかしら。それまでは、勉強と作法と魔術を主に教育して行きましょう。ここの世界は外の時間1時間に対して1年の時間の早さで流れるから。ただし、精神世界なので、身体の成長は外の流れに任せるしかないけどね。」


「はいわかりました。」


なーんてこと言わなきゃよかったとこの3日間を振り返り正直だった5歳児の俺に言ってやりたい。


初日5時間5年分、2日目8時間8年分、本日3日目もう2年分この世界にいるので20歳分の年月が経ってしまった。


お陰でロシナンテさんからは礼儀作法、文法、数学、他国語、芋の植え付けや収穫は田吾作さんに、モンスターの生態や分布、弱点や捕獲方法はエミリアさん。

魔術、剣術はオデッセイさんに。

後はメンチの切り方、売り言葉買い言葉は健さん。

人間の弱点に関しては無名さんに教えていただきました。

まあ、20年ではまだまだ教え足りないみたいで、初級みたいなもんって言われましたがね(涙)

誤字脱字等ありましたら、すみませんがご報告下さい。

今後ご贔屓していただければ幸いです。

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