ことのはじまり
アルファポリスにて、連載したものを持ってきました。
むかしむかしあるところに、ちいさなくにがありました。
くにには、おうときさきとおうじょが住まい、たくさんのひとびとがすんでいました。
しかしあるときをさかいとし、くには荒れ、どうとくはほろび、魔王とそのはいかが、くにをすさませました。
おうはおわれ、きさきはかなしみ、おうじょはなみだをながしました。
ところが、そんな魔王にたいこうする子どもたちがあらわれました。
それは、ポンとももとりくのさんにんでした。
ポンはけんをきたえ、ももはうたと魔法のしゅうとくにはげみ、りくはいやしの魔法をきたえました。
ある時、ポンは王いいました。
「ぼくたちさんにんが、なんとか魔王のいどころをさがしだし、やっつけてくにをへいわにします!あんしんしておまかせください」
王はふあんそうにポンにいいました。
「こどものきみに何ができる?大人たちにまかせて、あそびなさい」
「いいえ、あんな情けない大人たちにまかせることはできません。かならず、ぼくたちさんにんで、魔王をたおします!」
ももは言いました。
「おうよ、おまかせあれ。ポンの剣とももの魔法とりくのいやしで、かならずくにをとりもどします!」
りくもいいました。
「ぼくもみんなと同じ気持ちです。ぼくたちさんにんが力を合わせて、くににへいわをとりもどします!」
おうはなっとくできないながらも、しぶしぶ子どもたちを向かわせました。
おうはおうじょはと話をしました。
「あの子たちはむぼうにも、魔王を倒そうといきまいている。心配だ。リザ、あなたも向かいなさい。そうしてこのペンダントを、何かのやくにたつはずだ」
「はい。父上」
リザは、赤いペンダントをもってさんにんをおいました。




