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回復魔法のとは?

昼休みの時間

屋上で3人の男子高校生が仲良く昼食を食べていた。

「ツッキー、それ美味しそうだね、これと交換しない?」

「いいぞ、瞬も交換するか?」

「うん、交換する」

「ツッキー、クロやん」

「なんだ?」

「どうしたの?」

「この前、俺が異世界ものの小説を見ていること知っているよな?」

「知っているが、それがどうしたんだ?」

「知ってるよ」

「異世界ものの小説って回復魔法とか出てくるよね?」

「確かに出てくるね、ケー君」

「異世界ものの定番だな」

「定番だけど回復魔法の原理って何?」

「確かに定番だから何とも思わなかったけど、僕的には体が再生しているって思っていたよ」

「そうだな、定番だからこそ何とも思わないかもな」

「でしょ、それと前に話していた、メリットデメリットはどんな能力にも存在するって言ってたけど、回復魔法にもメリットデメリットってあるのか?」

「ケー君に言われるまで何とも思わなかったけどメリットデメリットのことは考えたことはないけどメリットは体の傷を治すことができるけどデメリットは分からないね」

「確かに、小説ではそのような表現はないから気づかないこともあるけど、俺の考えられるデメリットは他者または自身にデメリットを受けてもらうタイプだと思う」

「他者または自身にって、どういうこと?」

「??、ツッキーどういうことなの?」

「ごめん、変なこと言ったな、回復魔法はデメリットがどのような内容かは小説によって色々あるんだ」

「例えば?」

「例えば、魔力使用量が多いとか、老化する、寿命の短縮、使用者が傷を肩代わりなどがあるな」

「魔力の使用量が多いのはわかるけど老化や寿命の短縮、肩代わりはどうしても分からないよ?」

「それはだな、回復魔法って言うから怪我などを癒す力があると思うが瞬時に回復出来るのは何らかのデメリットを受けないと出来ないと踏まえて考えると回復魔法で回復する時の表現ってじわじわ治るか、怪我が瞬時に消えているかのどちらかなんだよ」

「その表現は見るけど、それと老化や寿命の短縮とか、肩代わりの関係が分からない?」

「それはだな、じわじわ治るのは細胞の活性化または時間加速か、時間の逆行のどれかで、老化や寿命の短くなるのは時間の加速と逆行の可能性がある、瞬時に治るのは肩代わりの可能性がある、肩代わりのやり方は傷の情報を体から切り取って、自身に貼り付けて、貼り付けた場所の情報を傷のある場所に戻すしたってことだ」

「老化や寿命が短くなるのは時間の関係なのはわかったけど瞬時に治る時は何故、使用者が傷を肩代わりするの?」

「それはどちらも時間に関係しているんだ」

「時間に関係?」

「どういうことだ?」

「じわじわ治るのは怪我した人の寿命などを消費して治しているが、瞬時に治るのは怪我の肩代わりをすることでその怪我に対しての治るまでの時間の消費を使用者が代わりに行ってもらうことで怪我を治しているんだ」

「それってケガが治るまでの時間分寿命を縮めるか

、代わりに治るまで時間を消費するで合ってる」

「まあ、合っている」

「それなら何故時間が対価として使っているんだ?」

「怪我は普通は治るまで待たないといけないよな?」

「それは、そうだな」

「そうだね」

「だけど回復魔法は治るまでの時間を短縮しているがその短縮された時間はどこに行ったのかわかるか?」

「それは、分からない」

「確かに短縮された時間はどこに行ったの?」

「人が短縮した時間に対して支払うことが出来るものってなんだかわかるか?」

「それは.......分からない」

「時間には時間で返さないと釣り合いが取れないからだ、他の物で代用するとなると体の一部が消滅することで支払うことができるがその場合だとどのくらいの対価なのか分からないからどうしても時間には時間で返すしかないの」

「だから老化や寿命などが関係してくるんだな」

「そうなんだね」

「だから回復魔法は時間を消費して治しているんだ」

「へー、そうなんだ」

「確かにそれだと納得だね」

「だから回復魔法はすぐに回復できるが時間を消費することで回復をしている、メリットデメリットが存在しているんだ」

「ツッキーが前に言ってた通り、回復魔法にもメリットデメリットが存在したな」

「そうだね」

「わかってくれたのはいいことだか昼飯がまだ食べ終わってないが大丈夫なのか?」

「「え」」

瞬と圭一はスマホの時間を確認すると昼休みが終わろうとしていた

「やべー、時間がねぇー」

「ツッキーはいつの間に食べてたの?」

「お前らが話している時に少しずつ食べてたぞ」

「気づかなかったよ.......」

「俺も気づかなかった」

「話しているのはいいけど時間は大丈夫なのか、俺は先に教室に戻っているぞ」

「ちょっと待ってよ、ツッキー」

「おい待て、ツッキー」

2人の男子高校生は慌ただし昼休みを過ごす羽目になったのでした。

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