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第1話 プロローグ的なもの

異世界ものの小説とか漫画を見ると自分も書きたくならない?

その衝動に駆られて書いている男が1人…


はい私だ(`・ω・´)キリッ


一応、ハーメルンにて小説は書いたことはありますがこんな一から自分で物語を作って書くことは無かったのでちょっとおかしな所があると思いますが、優しく感想で教えてほちぃです。後、たまに日本語がおかしい所とかあるかもしれないのでそこも優しく教えてくださいな。


それではどうぞ





見渡せば鬱蒼と広がる森林…上を見上げればどこまでも続く青い空。近くには見たこともない大きな湖がある。いや、テレビでこれ以上のを見たことがある気がする。草むらから突然角が生えたウサギが飛び出してきて情けない悲鳴があたりに響く。情けなく尻餅も着いた。


しばらく深呼吸をして落ち着いて、また周りを見渡して一言。


「うん、ここ何処?」


俺、黒羽 和斗は見知らぬ森に置き去りにされた…のかな?


いや、ありえないな。今も尚難病に苦しんでいる患者を見知らぬ森に置き去りする屑は知り合いにいるはずが無い…いや、いたかも…。まぁ、難病を患ってホイホイピクニックについていけるはずがないのでまず無い。記憶にもない。


はっ!? まさか誘拐!?


ありえるな…俺の親父はゲーム会社の社長! 俺をダシにして金を要求できる! くっ!不覚ッ…すまない親父…俺は迷惑だけをかけて…て、誘拐なら森じゃなくてなんかそれっぽい建物で監禁するだろ…てことは誘拐も除外か…。


思い出せ…俺はここで目を覚ます前何をしていた…!


朝起きて、トイレすまして病院の朝ごはん食べて歯を磨いてベットに戻って、誕生日にプレゼントされたVRマシンに手を伸ばした瞬間、胸に激痛が走り力いっぱいの会心のナースコールボタンポチをした後、口からケチャップゴパァッした瞬間、瞼が重くなり…そのまま…走馬灯らしきものが…








あれ…俺、死んでね?


いやいやいやいやいやいやいやいや、まさかそんな…でも、だいたいテレビに出る病人ってこの後お葬式の場面に切り替わる気が……oh......


いや、希望を持て黒羽 和斗! 諦めたらそこで試合終了と何とか先生も言っていたはずだ! これがもし死後の世界というのなら閻魔様が見えない! ならここが死後の世界というものでは無いという証拠…のはず!


てことは、ここは気を失っている間の夢! そう…夢だ!多分きっと!そう思わなければやっていけないしね!


さて、俺のTHEポジティブ思考を披露したし、ここが夢の世界なら頬でもつねるか引っ張れば分かるだろ。そう思い、後についていた手を目の前にもってくると見覚えのある篭手身につけた俺の手が見えた。


「what?」


慌てて飛ぶように立って身体中を舐めるように見渡して困惑した。

そして、湖へと走り水面を覗き込み反射された自分の顔を見て驚愕する。


「クロ…ト…!?」


この現実の俺の顔をちょっとショタに戻してイケメンな感じまでビフォ○アフターした顔は間違いなく、13歳の頃に難病を患って17歳のこの日までずっとプレイし続けたもう1人の俺と言っても過言でも無いアバター…クロトである。


俺が今の今までプレイし続けた超大人気ゲーム、ファンタジーオンラインゲーム『ログレシア』

ある特殊なゲーム機種『VR』で、プレイできるゲームだ。『VR』とは、詳しい方法などは分からないが簡単に言うとゲームの中に入った様な感覚を味わうことができるゲーム機だ。


ベットに横になってヘルメットを被りスイッチONという簡単な方法でプレイできるので、病人のそれも難病の俺でもプレイできるのでゲーム会社の社長の親父は早速俺にプレゼントしてきた。親の仕事が仕事なので大のゲーム好きの俺はすっかりこれの虜になったという訳だァ! ファンタジーもの好きだし。


俺のアバターは黒髪と黒目の…ショタ顔と言ったら想像に難しくないだろう。背丈も150代と低い。現実の俺は178でかなり差がある…今、全国の背を気にしている人を敵に回した気もするが気にしない。このアバターを作ったのは13歳の俺、こんなアバターになるのは必然だろう。最初は身長170くらいのアバターで始めたが歩きにくすぎてプレイできなかったのでリセットして最終的にこの感じで落ち着いたのだ。



解説はこれくらいにしておこう。


「俺、ログインなんかしてないぞ…ログインする前にケチャップドバァしちゃったし…」


これが夢ならケチャップがVRマシンにべったりしてなきゃいいけど…いや、バックアップしてあるし変え時かな? 5年間ぐらい使ってるし。新しく発売されたメガネの方に変えてみるか? ヘルメット型って長持ちはするけど、長くプレイしたあとだと首が痛いんだよね。そう思うとべったりしておいて欲しい。それくらいじゃ故障しないけど


「さてと、何故この姿で夢を見ているのか分からないけど、夢から醒めるとっておきの方法は知っているもんねー。」


それは、古来より受け継がれし最強の奥義…その名も



「目覚ましパンチッ↑!」



ドゴォッ!!



その日『黄昏の森』にて、悲鳴が森中に広がったという。





なろうって文字を大きくしたりできないのか…

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