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都市伝説の恐怖の記憶

作者: 神名代洸

昼間に見た恐怖映画が頭の隅にこべりついて取れなかった。

都市伝説が絡むホラーだ。

◯◯◯様という霊に願いを叶えてもらうと言うものだった。

途中では映像が乱れたり、不可解なものが写り込んだりしていた。

気持ちが悪いったらない。

1人になるのが怖い。


どうしたらいいのだろう?

答えはまだ見えてこない。

気晴らしに明るい話題のテレビを見て見たのだが、怖さは変わらなかった。

思い出してしまうのだ。

夜寝る時も怖い夢を見ることにならないかと不安だけが残る。


その日はなんとか眠りにつくことが出来たが、翌日も変わらなかった。

誰かに見られているような気配を感じるのだ。

まさか…ね。


僕はなるべく1人にならないように過ごしたよ。昼間は家族がいる部屋で。夜は皆が集まる場所へ。

気分転換に本を読んだり、ドラマを見たりしてた…。

でもやっぱり思い出す。

フィクションみたいな映画だった気がする。

と言うことは、出てた人達に霊がついてしまったと言うことか?

大丈夫だろうか?心配というより自分自身こんな映画を録画撮りまでして見たことにである。

幸いにもすぐに消してしまい、2度と見ることはないのだが、記憶には残ってしまっている。

何もすることがないとふと思い出してしまうのでなるだけ忙しくするようにしているつもりだ。


今も思い出す。

取り敢えずペットと遊んで気を紛らわす。

と言ってもペットが近寄ってくるでもないから、僕自身がペットにちょっかいをかけるのだ。

それで逃げてしまったらおしまい。

諦めるしかない。


逃げなかったら相手をしてもらう。


幸いにも逃げなかったのでそのまま相手をしてもらったよ。

でもね、時間は刻一刻と過ぎて行く。

そろそろ寝る時間だ。

やばい、今の時間寝るのは僕1人だ。

トイレも2階にしかない。

1階は壊れて使えないからだ。

夜の2階は不気味さ満点。

でも仕方ないよね。

寝る前にトイレ行っとかないと、深夜起きる羽目になる。そんなことになるくらいならまだ今トイレに行った方がいい。そう思うよ。


ビクビクしながらトイレに行ったよ。

でもね、何処からか手や頭が出てこないかとキョロキョロしっぱなしだった。

3、4日たつとさすがに落ち着きを取り戻してきた。

そんな時だ。

白目の顔を見たのは。

「ウワーッ!」

叫んだよ。

ホント突然だったんだ。

それ以降霊は見ていないが、肩が痛い。


なぜだろね…。



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― 新着の感想 ―
[良い点] ∀・)リアリティのある作品だなと感じたところ。 [気になる点] A・)ん~ちょっとあっさりめなとこ? [一言] ∀・)でも、なんだかんだこういうことが実際にあったらと想像すると怖いですね……
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