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むらきよさん

作者: 天野眞亜

天文20年(1551年)の話です。

俺たちの戦いは以下略、で終わっています

 運が良かっただけだ。

 ただ、ただ戦の命運がこちらに傾いていた。敵将の首を二つも挙げられたのは、あちらが慢心していたからである。若くて才気あふれる主君に導かれ、連戦連勝を重ねていけば驕りたくもなる。

「だが、今はどうだ?」

 一度は上田原にて。

 二度目は砥石城で少なくない痛手を与えてやった。崖をよじ登ってくる兵は文字通りの煮え湯を味わい、石を抱いて落ちていった。

 義清は、天運というものをよくよく理解している。

 敵も味方も時勢によって、ころころ変わる。

 武田氏によって得た小県郡おがたぐんが、その息子によって脅かされていた。太郎晴信とかいう若造はあろうことか、実の父親を追放して現当主の座についたらしい。追放劇に加担した重臣のうち、甘利と板垣の二人は上田原の戦いで死んだ。

 大事な家臣を失い、晴信は変わったという。

 敗北から学ぶのは良き将の証だ。才気に逸り、驕る者は策に溺れる。二度あることは三度あるものだ。信濃国全てを手に入れようとするなら、戦は避けられない。

「既に小笠原は、あやつめに負けたというしな」

 そわそわと視線を彷徨わせ、腕組をして唸る。

 このままでは負ける。

 二度勝って、一度負けたなら勝率は上だ。とかいう理屈は当然、通らない。小県郡の海野氏を追い出すのも、義清だけの力では成し得なかった。利害の一致で手を組もうと言われたら、断る理由もなかっただけだが。

「砥石城が落ちれば、この城もあやうい」

 葛尾城かずらおじょうは代々、北信濃の村上氏が居城としてきた。

 武田氏にやられるということは、村上氏が先祖の地を追われるということだ。そもそも卑怯な手を使って、強引に支配地を広げてきたのは晴信の方である。武士には武士の流儀があるというのに、わざと無視しているきらいがある。

 それが気に食わない。

 だから敵対した。追放された信虎がここにいたなら、つべこべ言わずに不忠者を殺せと喚いただろう。上田原でも、砥石城でも、奴の噂は聞いていない。いなくてよかった、とさえ思う。

 何故なら義清には、とある考えが浮かんでいたからだ。

 おもむろに立ち上がり、家臣たちが集まっている広間へ向かった。小笠原氏の敗北を受け、これからのことを議論中である。当主である義清の登場に、はっとして顔を上げた。

 冴えない表情は、先行きの暗さを暗示している。

 宿老の一人が気遣わしげに声をかけた。

「殿、お休みになっておられたのでは?」

「砥石城へ向かう。誰ぞ供をせよ!」

「ははっ」

「皆、殿のご出陣じゃ!」

「違うっ」

 おおっと湧いた声が、おおっと疑問に変わった。

「よいか、よく聞け。武田の若造めは、真の武士にあらず! 我が精鋭にこっぴどくやられたのが余程悔しかったのであろう。真っ向勝負で勝てぬと分かり、搦め手で来るはずじゃ。我らを孤立無援とし、じわじわと追い詰める策に出た」

「なんと卑怯な……」

「武士の風上にも置けぬ」

「だが、恐れるな! 幸いにして、奴らの攻めてくる方向は分かっておる。砥石城を攻めると見せかけ、この葛尾城を狙うか。葛尾城を狙うと見せかけ、砥石城を攻めるか」

「あるいは、どちらも攻めるか。で、ございましょう」

 家臣の一人が言い、義清は得たりと頷いた。

 戦には順序があるものだ。まずは矢文を射かけて、宣戦布告をする。双方の陣を張った後に一騎討ちが行われ、戦端が開かれる。敵味方に分かれようとも、同じ武士として互いを尊重し合い、武勇を競うことで雌雄を決める。

 武田晴信という男に、そんな気概があるとは思えない。

 美しいと評判の諏訪姫を得んがため、諏訪家を滅ぼした外道には。

「義清殿、わしもご同行いたそう」

長時ながとき殿」

 痩身の男が進み出て、義清は目を細めた。

 正室の兄にあたる小笠原長時という男を、あまり信用していない。村上軍が二度も勝利を収めたことで勝算を見込んだか、武田方へ攻め入って返り討ちにあった。あるいは長時の敗走がなければ、義清も「今度も勝てる」と思い込んでいたかもしれない。

「いや、貴殿は葛尾城に残ってくだされ。愚息が臆病風に吹かれた後には、厳しく叱咤してくださると助かり申す」

「源五郎君は、いくつになられましたかな」

「六つになります」

「それはそれは」

 大仰に肩を竦める義兄に、義清はますます不信を募らせた。

 源五郎の前に嫡男であった男子は三人。皆、父より先に逝ってしまった。幼いから恐れ、怯えに惑っても仕方ないという理屈は通らない。村上家の命運を握るのは、義清ではないのだ。

 村上軍は負ける。

 戦の命運も、既に義清から離れていった。ないものを求めることも、意固地に取り戻そうとするのも義清の流儀ではない。

 武田晴信が何を考え、何を狙っているのかを知りたかった。

 戦に負けると分かっているなら、せめて家臣や家族の命を守りたい。まだ死にたくはないので、長時のように落ち延びることになるだろう。できれば武田氏と戦える国がいい。

 知らず笑みを浮かべる義清に、家臣たちがざわめいた。

 彼らの中に裏切り者がいるかもしれない。長時だって、家臣たちに何を吹き込んでいたのか知れない。息子を託すのは保険だった。

 血の繋がらない義清より、妹の産んだ甥は可愛かろう。

 そうであればいいと思いながら、数名の供を連れて葛尾城を出た。不安要素はいくらでも湧いて出るのが忌々しい。最悪の場合、二度と居城には戻れない。砥石城を脱した後は、そのまま身を寄せる相手の下へ急ぐことになりそうだ。

「ええい、手が足りぬわ」

 腹立ちまぎれに手綱を振れば、驚いた馬が駆け出した。

「と、殿!?」

「お待ちくだされ!」

 慌てる供衆に返事をする余裕もない。

 うっかり舌を噛まないよう手を突っ込み、溢れる滴を後方に散らしながら前を睨む。情けなくて、情けなくて頭がどうにかなりそうだ。何が楽しくて、負ける負けると繰り返さねばならない。勝てる勝てると繰り返してこそ、良き将ではないのか。

 少なくとも、晴信はそうだ。

 性悪で卑怯者で、武士の風上にも置けぬ輩だが。

「ああああああああ!!」

 跳ねる馬の背にあって、獣のように吠えた。

 そのうちに声も枯れ、すっかり気力も尽きた頃に城郭が見えてきた。砥石城は東西を崖に囲まれているため、攻め手は南西から来る。それでも砥石のような崖を登らなければならず、難儀している間に煮え湯や投石によって落ちていった。

「ここに籠れば…………いや、ならぬ」

 家族も家臣も置いてきた。

 葛尾城をに内通者がいるなら、今頃は武田方へ注進が飛んでいるはずだ。義清は居城を出て、砥石城に向かったと――。

 だから晴信は、砥石城を攻略しようとする。

 真っ向勝負でなく、搦め手でくる。

「殿、何故こちらに」

「名は?」

「は。……矢沢薩摩守と申します」

「矢沢」

 今、この時に声をかけてきた若い男。

 矢沢薩摩守なる男をまじまじと見つめ、義清は沸き起こる歓喜に笑み崩れた。ぎょっとして退こうとする腕を、肩を掴む。顔を寄せれば顎を引くので、こめかみ辺りをわし掴みにした。

「な、何を」

「よおく見せろ。わしに、その面構えを」

「……っ」

「貴様、村上家の者ではないな?」

「え、ええ。矢沢家は諏訪氏の末端でして」

「そうであろう。だが、違うな?」

 肯定の直後に否定され、男はひどく困惑しているようだ。

 何を考えているか知らないが、義清はとても気分が良かったので不問にした。主君の問いかけには疾く答えるべきだが、矢沢薩摩守の仕える主は義清ではない。

 確かに諏訪氏とは一度手を組んだ仲だ。

 その縁あって、臣下同士のやり取りがあってもおかしくない。

「だが、違うなァ? わしは知っておるぞ。矢沢郷は、真田郷と隣り合っておる。真田は海野一族に組し、この小県を追われた。さぞ悔しかろう。誰かに頼って取り戻せるなら、取り戻したかろう。うむうむ、その気持ちはよおく分かる。わしが、まさに、今、その思いを味わう一歩手前におる」

「これまでに二度、勝ちを収めたのです。三度目も勝てると思わないのですか」

「思わぬなァ」

 くつくつと笑う。

 海野氏は断絶したとされるが、本家を継ぐ者がいなくなっただけだ。矢沢家が諏訪一族の者であるように、真田家は海野一族の者である。諏訪氏が晴信に滅ぼされる前、真田家から矢沢家へ養子が出ていたはずだ。弱き者同士が手を組むのは自然の理である。義清は矢沢の名で、すぐにそれと思い当たったことを僥倖だと信じた。

 これは転機である。

 死中に活を求める一手がある。

「何故か? 何故なら、貴様がここにおるからだ。この砥石城に何を仕掛けた? 罠か、調略か、はたまた内応か。ああ、答える必要はない。そのような些末事、今更気にしたところで何が変わろうか」

「手を、お放しください」

「いやいや、放すものかよ。わしの用はこれからだ」

 まずは一言。

 ひそりと囁けば、矢沢薩摩守の目が見開かれた。さっきまで近づくのも嫌がっていた男が、唇に頬をかすめさせて囁き返す。まるで睦事を交わしているような様子に、城の者はそそくさと姿を隠した。遠くから様子を窺うくらいなら、会話を聞かれることもない。

 これは正しく秘事である。

 誰が味方で、誰が敵かも分からない現状において、明らかに武田側の内通者である矢沢薩摩守を駒の一つとして使うことにしたのだ。誰にも悟られてはならぬ。誰も賛同はせぬ。聞けば気が狂ったと思われ、臆病風に吹かれたと嘆き、攻め手である武田側へ寝返るだろう。

 そう、寝返ればいい。

 犠牲は少ないほどいい。

「上手くいくかは」

「何、一生に一度くらいは大博打も面白いと思うてな」

 逃げ道ともとれる慎重な物言いに、義清は笑いながら返した。

 自分はもう四十だ。あと十年も生きられればいい方だろう。先祖の地を取り戻すのは我が子、源五郎の役目となる。南に敵がいるなら、北に助けを求めればいい。

 越後の長尾景虎という男は、清廉な男という噂だ。

 武田晴信のような卑怯者とは全く馬が合わないだろう。せいぜい哀れっぽく助けを求め、互いが矛先を向け合うように仕向けよう。何年かかってもかまわない。たとえ越後の長尾家臣としてでも、北信濃を取り戻す。

真田家きさまらが武田の力を借りて、小県郡を奪い返すようになァ」

 義清の笑い声は低く低く、砥石城の床を潜っていった。




 天文二十年五月、砥石城落つ。

 攻め手は武田家臣・真田幸綱(さなだゆきつな)という男であった。上田原の大敗後、有能な人材を求める晴信の声に応じたらしい。新参者が認められるには、一定の戦果が必要だ。

 旧領を取り戻したい真田家と、信濃国を手中に収めたい晴信。双方の利害が一致したから臣従を認められたのか、真田幸綱に才ありと認められたのか。少なくとも一度は攻略を断念した砥石城をあっさり落とした戦果は真田家の株を上げた。

 そして村上義清は北へ逃れる。

 居城・葛尾城も真田軍に先回りされ、這う這うの体で信濃国を脱するしか道はなかったのだ。とっくに多くの家臣が義清を見限り、武田家への臣従を誓っていた。砥石城は攻城戦の末に落ちたのではない。内応策で絡めとられたのだと、誰もが知っていた。

 小笠原長時の行方は知れない。

 葛尾城が包囲されたと分かった頃には、姿が見えなくなっていたらしい。一人ぽつんと残された源五郎は、村上家臣に守られて義清と合流した。目指すは越後、長尾家である。

 関東管領からの推薦だと言えば、あっさりと春日山城への道が開かれた。上杉憲政とは一度やり合った仲なのだが、あまりにもとんとん拍子に事が運びすぎている。話をつけた矢沢薩摩守に問い詰めたくて仕方ない。かといって家臣や息子の前で不安を出すわけにもいかず、砥石城に比べれば攻めやすそうな春日山城をただ見上げた。

 もう後には引けない。ぶるりと首を振り、ゆっくりと足を踏み出す。

「来たか」

 通された部屋は狭く、家臣は置いてきた。

 ここでしくじれば命はない。とうに覚悟は決めている。しかし想像していたどれとも違う姿、声音に戸惑った。長尾景虎はまだ二十代のはずだが、やけに老成しているなと思った。家督を継ぐまでに色々あったと聞いている。家臣同士の諍いに嫌気がさして、毘沙門堂に籠るような男だ。

 義清はひたすら慈悲を請い、哀れっぽく嘆願した。

「わしはどうなってもいいのです。ただ、この幼い我が子だけは……!」

「わざと、獲らせたな」

 びく、と体が震えた。

 思考が駆け巡り、目が泳ぐ。矢沢薩摩守もこんな気分だったのだろうか、と一瞬だけ気が逸れた。犠牲が少なくなるなら知られても構わないと思っていたものの、まさか越後にまで届いているとは考えもしなかった。春に砥石城が落ちてから、そう月日も経っていない。

 考えが甘かった。

 あの卑怯者に追い詰められ、本当に頭がおかしくなっていたのだ。それでも正面からやり合うよりは、と思い直す。猪武者でも何でも笑えばいい。奪い、奪われるが世の常だ。

 葛尾城を出る際、何を考えたか。

 必ず先祖の地を取り戻そうと決めたのではなかったか。

 真田家は十年も経たずに成し遂げた。同じように十年かければ、義清にもできるかもしれない。その時には堂々と村上家を名乗らせ――。

「そこな童、山浦上杉の血をひいておる」

「へ?」

「遡って15代目あたりか」

「は、はあ」

「長尾の名を以て、守らせよう」

「……っ、ありがたき幸せ!」

 理解に至った途端、義清は畳に顔を擦りつける。

「其方は長尾家臣に遇する」

「ありがたき幸せ!」

 義清は迷わなかった。そんな選択肢などなかった。

 嫡男の源五郎が生きてさえいれば、という気持ちは変わらない。景虎が源五郎を預かるのなら、村上家は断絶する。それでもいいのなら、家臣として迎えてやると言われたのだ。

 同盟ではない。主従である。

 景虎は卑怯な人間ではないから、義清が余程の失態をしでかさない限りは見捨てることもないだろう。我が子が長尾家に入った以上、義清は景虎を裏切ることはできない。

 素晴らしい。実に素晴らしい。

 未だに信濃国を統一できていない晴信に比べ、そう年も変わらない景虎は越後統一も目前だ。早く北信濃攻略に目を向けてもらうには、さっさと統一を果たしてもらおう。

 やる気がむくむくと湧いてきた。

 負ける負ける、と繰り返していた日々はもう遠い。

「この村上右京! 粉骨砕身、働かせていただきますぞ」

「うむ」

「源五郎も、がんばります」

「そうか。よく励め」

「はい!」

 はつらつとした声に、義清はなんだか泣きたくなった。

 今まで黙っていたのは何も理解できていないからではない。もう六つなのだ。幼いなりに考え、判断し、行動することができる。親子の縁が切れると分かって、初めて気付くとは我ながら呆れた。しかし源五郎は生きている。

 あと十年、されど十年。

 真っすぐに景虎を見つめる源五郎が、いつか実父である義清のことも誇りに思ってもらえるように。誓った以上の働きをしようと心に決めた。

 義清の策とも言えぬ策を見抜いた景虎だ。

 きっと北信濃も取り戻せる。

 真田にできて、村上にできぬ道理はない。義清は知らず笑みを浮かべた。

純友書けよと茶友に言われたのに、何故か村上氏(水軍の方とは遠縁らしい)

タイトルは「村上村清」と検索しても数分気付かなかったことから(阿呆)

義清の話が検索しても出てこなかった(書籍が二冊のみ)ので、むしゃくしゃしてやった。後悔はしていないし、反省もしていない。他に村上家に仕えていた人の小説もありますが、義清さんが残念なので気にしない人向け(自分は未読)


ゆるゆる登場人物紹介:

村上義清...村上家当主。色々もらってるけど、右京で固定。

清和源氏の流れを汲む由緒正しい家柄で、由緒正しい戦を好み、由緒正しい武士の生き様を誇りとしている。長槍による槍衾の戦法を得意とする。自分のせいで覚醒させちゃったかもしれない武田家当主を恐れつつ、怯えたら負けだと思う反動でひたすら悪態を吐く。景虎(後の謙信)のことは心から尊敬している。裏切ったら死ぬと思っているので、死ぬ気で日々働いている。先祖の地、北信濃へ戻るのが夢。

真っ向勝負なら、きっと強い。長尾改め、上杉家臣として頑張るお父さん。


小笠原長時...村清の義兄(妹が村上家に嫁いだ)で、小笠原家当主。

義清が二度も勝った相手だし、イケる!!と思ったらボコられて村上家に泣きついたら葛尾城が包囲されたので逃げ出したら、いつの間にか義弟(義清)が上杉家の重臣になっていてビックリした。しかも甥(源五郎)が越後の軍神の養子とか、何それ羨ましい。勝ち組じゃん、とすり寄っていったら足蹴にされ、各地を放浪した果てに三好さんちに居候。その後も色々あったけど、家臣の嫁に手を出した(諸説あり)からって妻子まとめて斬られるとかひどいよね。

伝統ある小笠原流弓馬術礼法は大事、すごく大事。


矢沢頼綱(綱頼)...真田幸綱(のちの幸隆)の弟。通称は薩摩守。

義清に負けた晴信による「急募:才ある若者」に手を挙げた兄の命により、砥石城に潜入していた。というか、砥石城のある小県郡はもともと真田領(海野氏)ですけど。逃げ遅れて地元に残っただけですー。という言い訳も考えていたのに、怖い顔した村上家当主に迫られて無理矢理協力させられました。いや、なんか面白そうだったから。労力使わず城奪還って、素敵。

その後、武田軍の将として川中島にて義清と再会(もちろん敵同士)


義清の息子は源五郎(国清)以外、全て早逝としています。

山浦上杉氏云々については、ざっくり調べた感じではよく分かりませんでした。女系というからには信濃小笠原氏から更に遡るんだろうか。国清は御舘の乱にて景勝へ味方して、上杉家の会津移封後は出奔したのかもと伝わっています。義清の骨と共に、先祖の地へ戻ったのかもしれませんね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 検索見てたらなかなか渋い武将がいて、おっ!と思ったらノブナガの作者様でしたか。ニッチを堀当てた感じで面白かったです。 村上義清に限らず、小勢力なのに大勢力に囲まれてる話が好き。真田とか土居…
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