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低学歴の俺が『ヘイワ』を求めたら『ヘイト』を集めた件 ~漢字が書けなくて詰んだけど、世界一の嫌われ者になれば世界が救われるらしい。夜露死苦!~

作者: しばいぬ
掲載日:2026/01/21

 荒神あらがみ てつ。昭和22年8月15日生まれ。


 終戦の日に産まれた俺の人生は、産声からして空襲の焼け跡に響く、喧嘩のゴングみたいなもんだった。


 あれ?


 俺……産まれて……その後……


 まあいいや、とりあえず飯だ飯!


「……おい、起きろ。死んでる場合か、この馬鹿者が」


 深い闇の底から、説教くせぇ声が聞こえてきやがった。どこのどいつだ。せっかく母ちゃんが作った、具のねぇ味噌汁を飲む夢を見てたってのによ。


 俺は重てぇまぶたをこじ開けた。


 その瞬間に記憶が甦った。そうだそうだ……隣町の高校の番長グループ三十人を相手に、単身殴り込みをかけたんだ。俺はまだ15の中坊だが、図体と気合だけは誰にも負けねぇ。奴ら、中坊一人にシメられたのが相当悔しかったんだろうな。卑怯にも、後ろから鉄パイプで俺の脳天をカチ割りやがった。


(……あーあ。せっかくの学ラン、血で汚れちまったよ。母ちゃんに怒られるな、これ)


 そんなことを思いながら、俺の意識は真っ暗な闇に沈んだ……


 はずだった。


 目の前に広がるのは、病院の天井じゃなかった。一面、真っ白。どこまで行っても白。まるで冬の北海道で迷子になったみたいな、何にもねぇ空間だ。その真ん中に、安物の事務机を置いて、溜息をつきながら俺を眺めるヒゲのジジイが座っていやがる。


「お前さん、死んだよ。だが徳が高い。異世界ってところに転生させてやろう」


「……転生? なんだよそれ。難しいことはわかんねぇが、やり直せるってことか、ジジイ」


 俺はボロボロになった学ランの襟を正した。15年、拳一つで生きてきた。喧嘩は強かったが、結局、誰も幸せにしちゃいねぇ。もし次があるなら、もう血を見るのは真っ平御免だ。俺が生まれたあの頃みたいに、みんなが腹を空かせて、ピリピリして、誰かを殴らなきゃいられねぇような世界はもうゴメンなんだ。


「よし、ジジイ。条件がある。次は、誰も争わねぇ、穏やかな世界がいい。みんなが肩組んで、笑ってメシ食えるような……そんな世界だ」


「ほう、殊勝な心がけだ。その若さで『不戦』を望むとはな。では、この『契約の紙』に望む世界と能力を書きなさい。それがお前の運命になる」


 ジジイが差し出してきたのは、一枚の紙と筆だった。……正直に言おう。俺は学校にまともに行ってねぇ。漢字なんて自分の名前と「肉」くらいしか書けねぇんだ。


 『平和』


 脳みそをフル回転させて、その二文字を思い出そうとする。だが、出てくるのは「平」の字だけだ。俺は冷や汗をかきながら、カタカナで書くことに決めた。


 俺は渾身の力を込め、筆を走らせた。一文字目、「ヘ」。よし。二文字目、「イ」。気合が入りすぎて、右側の斜め棒がググッと長く突き抜けちまった。三文字目、「ワ」。


 ……だが、ここで運命のイタズラが起きた。筆の先から墨がボタリと垂れ、さらに俺の悪筆が重なった。「ワ」の横棒が右に突き抜け、さらに垂れた墨のせいで、その文字はどう見ても「ト」にしか見えなくなった。


 『ヘイト』


「……ん? ほう、これは珍しい。お前さん、本気か?」


 ジジイが紙を覗き込み、妙に感心したような顔をしやがった。「ああ。男に二言はねぇ。それが俺の求めた道だ!」


 意味はわかんねぇ。だが、「ヘイワ」の親戚みたいなもんだろ。横文字の方が強そうだ。


「素晴らしい覚悟だ。では、お前の願い通り、『あらゆる憎悪ヘイトを一身に集め、世界を平定する者』として送り出そう。お前が嫌われれば嫌われるほど、世界から争いの火種は消え、平和が訪れるだろう」

 

 意識が遠のく中、ジジイの独り言が微かに聞こえた。「……ま、あんなにひどい字で書かれたら、神様だってそう読み間違えるわな」


☆★☆★☆★


 次に目を開けたとき、俺を包んでいたのは焼夷弾の煙じゃなく、むせ返るような草の匂いだった。


 空を見上げると、そこには太陽が二つある。チッ、本当に異世界って奴にに来ちまったか。


「……けて! 誰か助けて!」


 悲鳴が聞こえた。女の声だった。


 そこには、お伽噺から出てきたような綺麗な姉ちゃんが、腰を抜かして震えていやがった。その目の前には、軽自動車ほどもある巨大な岩石の狼がいた。


 岩で出来た狼だと?


 普通の狼だってやばいのに、異世界って奴は困ったもんだな。俺の取るべき行動は決まっていた。


「待たせたな、姉ちゃん。俺が来たからにはもう安心だ。助けてやるぜっ!! これが俺の『ヘイワ』の力だ!」


 颯爽と構える俺! 惚れるんじゃねえぞっ!


 そう思っていたのだが……感謝の言葉を期待していた俺の耳に届いたのは、姉ちゃんの絶叫だった。


「……ッ!? な、何よあんた、その、生理的に受け付けないツラはッ! 死ね! 今すぐ化け物に食われて死んでよ!!」


 姉ちゃんの目は、恐怖じゃなく、どす黒い「嫌悪」に染まっていた。さらに巨狼までもが、女を食うよりも先に俺をブチ殺したいという殺意に燃えている。


 姉ちゃんが拳大の石を拾い、俺のデコに向けて全力で投げつけてきた。


「痛てっ!」


 だが、その瞬間だ。身体の奥底から、信じられねぇほどの「気合」が湧き上がってきた。相手が俺を嫌い、憎めば憎むほど、俺は無敵の金剛力を手に入れるみてぇだった。


 そのおかげか、巨狼の牙は俺の皮膚を一ミリも貫けなかった。


「悪いな。今の俺の皮膚は、母ちゃんの面の皮並みに硬ぇんだわ」


 俺が噛まれている間、姉ちゃんは「あいつが攻撃されてるのを見てたら、すごくスカッとする!」と晴れやかな顔で俺に向かって石を投げ続けている。


 姉ちゃんからの攻撃が俺に溢れんばかりの力をくれた。


 俺は巨狼をワンパンで粉砕しちまった。なるほど。俺が『ヘイト』を集めれば、周りの奴らは怖がるのを忘れて、心が『ヘイワ』になる。そういう理屈か!


「おい姉ちゃん、怪我はねぇか?」


 俺が笑いかけると、姉ちゃんは「ヒッ! 笑顔が不快よ!」と叫び、トドメの石を俺のみぞおちにぶち込んできやがった。


 だがその顔からは恐怖が消え、驚くほど晴れやかだった。


「不気味な男だけど、あんたがボコられるのを見てたら明日も頑張れそう。じゃあね、ゴミクズ!」


 軽快に去る背中に、俺は親指を立てた。「おうよ、元気でな!」


 嫌われれば嫌われるほど、誰かの心が救われる。これこそが、俺の掴んだ究極の『ヘイワ』だ。


☆★☆★☆★


 次に俺が辿り着いたのは、エルフが住む巨大な森だった。入り口に立った瞬間、あちこちの茂みから「見てるだけで虫酸が走るわ」という強烈な殺意が電波みたいに伝わってくる。


「止まれ、不浄な人間よ。貴様、そこに立っているだけで我ら森の民に対する冒涜だぞ」


 美形エルフが弓を向けてきた。見れば、エルフ同士でも「上層」だの「下層」だのと、つまらねぇ派閥争いで睨み合ってやがった。


 俺は、これ見よがしにでけぇ音を立てて鼻をかんだ。「おい、お前ら。そんなに高貴だのなんだの言うなら、まずはそのシケたツラをどうにかしろ。お前ら、まとめて俺の地元の便所掃除からやり直してこい」


 一瞬で森が静まり返り、次の瞬間、エルフ全員の目が真っ赤な怒りに染まった。


「……貴様、今、何と言った?」「あの無礼なリーゼントを、一欠片も残さず消し去れ!」「了解した! 今日だけは協力してやる、あの男を殺すために!」


 さっきまで殺し合っていたエルフ共が、俺を仕留めるために完璧な連携を見せ始めた。雨あられのような矢が俺を包む。


「はははっ! それだ、それでいい!」


 一時間後、俺をボコり(無傷だが)満足したエルフたちは、肩を組んで笑い合っていた。「お前、意外とやるじゃないか」「ああ、俺たちの争い、なんだかバカバカしくなってきたな」


 すっかり仲良くなったエルフたちを背に、俺は森を後にした。後ろから「二度と来るなクソ男!」という大合唱が聞こえてきたが、俺にはそれが応援歌に聞こえていた。


☆★☆★☆★


 エルフの森を抜けて街道に出た俺は、とんでもなく景気の悪い三人と出くわした。


 銀色に輝く鎧を着た美男子。神経質そうな女。そして、岩のようにゴツい斧を背負った大男だ。


 その空気は最悪だった。


「もう限界よ! 貴様のような独りよがりな勇者にはついていけないわ!」


「何だと? 私が盾となっているから、お前のようなひ弱な魔法使いが生き残れているんだろうが!」


「うるせぇ! 二人ともまとめて俺の斧で叩き切ってやろうか!」


 ……あーあ。見てられねぇ。こんなのはただの「お山の大将」の集まりだ。これじゃあ魔王を倒す前に、自分たちのプライドに足を掬われて全滅するのがオチだぜ。


 俺はこれ見よがしに奴らの前に立ち塞がった。


「よぉ、お兄さん方。そんなに顔を真っ赤にして、朝からダンスの練習か?」


 ピタリと、三人の言い争いが止まった。そして、その冷ややかな視線が、一斉に俺のリーゼントに突き刺さった。


「……なんだ、この男は。立っているだけで、私の聖なる心が汚されるような気分になる」


「信じられない。理論上、これほど存在そのものが『ノイズ』となる生命体はいないはずよ」


 俺はわざとらしく鼻をほじり、勇者とやらの鎧で指を拭うフリをした。


「おい、兄ちゃん。その剣、飾りか? 俺のリーゼントでも整えてくれよ、ひ弱な手でよ!」


「……この、下衆がぁぁぁぁッ!!!」


 勇者の叫びを合図に、三人の殺意が爆発した。


「魔導師! 奴の足を凍らせろ! 戦士、背後に回れ! この男だけは、魔王より先に浄化せねばならんッ!」


 さっきまで罵り合っていたのが嘘のように、奴らの動きが噛み合い始めた。俺という敵を倒すために、初めて本当の仲間になったんだ。


「はははっ! いいぞ、いいコンビネーションだ!」


 一晩中、俺を殴り続けた三人は、夜明けとともに清々しい顔で握手していた。俺に向けられた「二度と面を見せるな!」という盛大な合唱を聞き流しながら、俺は次の目的地へと向かった。


☆★☆★☆★


 勇者たちをまとめ上げた俺の前に、ついにこの世の「悪」の頂点が現れた。


 空がどす黒く染まり、雷鳴が轟く。そこへ現れたのは、真っ黒な鎧に身を包んだ、角の生えた巨漢――こいつが魔王みてえだ。


「……貴様が噂の『ヘイト・コレクター』か。人間どもの間でお前の悪名を聞かぬ日はないぞ」


 魔王の背後には、翼の生えた化け物や骸骨の兵隊がズラリと並んでやがる。


「魔王か何か知らねぇが、挨拶もなしに人の野営地を汚すんじゃねぇ。育ちが知れるぜ、おっさん」


 俺は欠伸をしながら、リーゼントを櫛で整えた。


「ふっ……。傲慢、無礼、そして何よりその存在そのものが放つ、ヘドロのような不快感。素晴らしい。お前こそ我が魔王軍の『嫌われ四天王』の筆頭に相応しい。我らと共に、世界を恐怖で一つにまとめようではないか」


 カチンときた俺は、魔王が差し出してきた黒い手を、バチンと跳ね除けた。


「……おい、おっさん。勘違いしてんじゃねぇぞ。俺が『ヘイト』を集めるのは、みんなを仲良くさせるため……つまり『ヘイワ』のためだ。恐怖でビビらせるのとは、ワケが違うんだよ!」


「貴様の不快な存在感ごと、塵にしてくれるわッ!」


 大地を揺るがす魔王の一撃が、俺の胸板を直撃した。だが、俺は一歩も引かねぇ。魔王が放つ絶大な「憎悪」が、俺の身体の中でどんどんエネルギーに変わっていく。


「ぬぅ!? なぜだ、なぜ貴様の筋肉はより硬く、暑苦しく輝きを増すのだッ!?」


「決まってんだろ。お前の『ヘイト』が、俺の気合を加速させてんだよ!」


 俺は魔王の胸ぐらを掴み、その兜に強烈な「デコ助」をぶつけた。必殺のヘッドバットだ。


「いいか、よく聞け! 上に立つモンが、部下に憎しみなんて教えてどうする! もっとこう、根性とか、友情とか、そういう熱いもんを叩き込んでやれねぇのか! 根性が足りねぇんだよ、根性がッ!」


 俺は魔王をボコボコにした。いや、厳密には「教育的指導」をカマし続けた。


 殴れば殴るほど、魔王軍のモンスターたちの目が変わっていく。


 ……あ、あの魔王様が、一方的にボコられている……。情けない……でも……なんか、魔王様が可哀想になってきた。俺たちが守ってやらなきゃダメなんじゃないか……?)


「……ハァ、ハァ……。お前に殴られている間、何だか、王としての重圧から解放された気がする。部下たちがこんなに私を慕ってくれていたことにも、気づかなかった……」


 魔王も最後には、どこかスッキリした顔をしやがった。背後からは「魔王様、しっかり!」と、魔王軍の感動的な団結の声が聞こえてきた。


☆★☆★☆★


 最後に向かったのは、この人間界で最大の都、サンライズ王国の王城だ。


 豪華な玉座の間では、国王と王子、そして貴族共が、顔を真っ赤にして怒鳴り合っていやがった。


り父上! 増税を!」「黙れ! 余を隠居させたいだけだろう!」


 ……あーあ。見てられねぇ。俺はギシギシと音を立てて、大理石の床を土足で歩いた。


「よぉ、お偉いさん方。そんなに声が出るなら、俺と一緒に土手で発声練習でもするか?」


 一斉に、百人近い騎士と貴族の視線が俺のリーゼントに刺さった。俺はわざとらしく絨毯に唾を吐き捨てた。


「なんだジジイ。その冠、斜めってるぜ? シャキッとしねぇ大人をブ飛ばす礼儀は知ってるぜ」


「……この、無礼者がぁぁぁぁ!!!」


 親子が肩を並べて俺に襲いかかる。「死ね! 生理的に無理だ!」


 そこへ、さらなる轟音が響いた。壁を突き破り、魔王が乱入してきたのだ。


 勇者、魔王、国王が雁首を並べた。


「……魔王よ、今日だけは休戦だ。あのリーゼント野郎を消し去るまで、共闘を申し込む!」


「承知した勇者よ。あの男だけは、魔界の理を超えて不愉快だ!」


 聖剣と魔力が合わさり、俺を目がけて放たれる。


「最高だぜ、お前ら!」


 俺は全身でその輝きを受け止めた。


 聖なる光と闇の波動に包まれながら、俺はニヤリと笑った。

 いがみ合ってた勇者と魔王が、今じゃ阿吽の呼吸で俺をボコろうとしてる。これだ。この「団結」こそが、俺が汚ねえ字で書いた『ヘイワ』の正体なんだ。


「あばよお前ら。これからは仲良くするんだぞ!」


 15年の気合を込めた咆哮が城中に響き渡り、俺の意識は心地よい憎悪の光の中に溶けていった。


☆★☆★☆★


 数年後。世界には、かつてない平和が訪れていた。


 魔族と人間は「共通の天敵(俺)」を警戒して手を取り合い、国同士の争いも「あいつが現れるぞ」という恐怖によって収まっていた。


 街の広場には、俺の姿を模した「不快指数100%の銅像」が立てられ、人々はそこに石を投げ、ストレスを解消しては笑い合っている。


「ほら、お前も投げろよ! あいつを叩くと、不思議と心が穏やかになるんだ!」


「本当だ! 憎しみが全部吸い込まれていくみたい。ありがとう、史上最悪の嫌われ男!」


 親は子供にこう言い聞かせるようになった。「勉強しないと、あのリーゼントみたいに世界中から石を投げられるわよ!」


 皮肉なことに、俺という「不快の象徴」が、世界の道徳と秩序の柱になっちまったらしい。


 俺は、その祭りの喧騒を遠くの丘から眺めていた。学ランはボロボロ、リーゼントも少し乱れているが、俺の胸の中は、あの神様の白い部屋で願った通り、清々しい秋晴れみたいに晴れ渡っていた。


「……ふっ。字は汚ねぇ、勉強もできねぇ。だが、俺の書いた『ヘイト(ヘイワ)』の文字に間違いはなかったな」


 俺は、自分を讃える(という名の罵倒の)歌を背中で聞きながら、また新しい旅路へと歩き出す。


 世界から喧嘩がなくなるその日まで、俺は世界一の嫌われ者でい続ける。それが昭和の不良、荒神鉄の選んだ、最高にナウい「ヘイワ」への道だ。


「さて、次はどこの不仲を解決しに行くかな……夜露死苦!」


 夕陽に伸びる俺の影は、世界中の誰よりも孤独で、そして誰よりも温かく輝いていた。




(完結)

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