帝国から来た留学生御一行の目的は『集団婚活』 ~私は興味ないのになんで公開告白されてるの?!~
大陸の端の方にある小国チィニー。そこで唯一の魔法学校に通い始めたアーヴェ。彼女が入学した年、なんと大陸の最大国家である帝国の皇子と貴族令息・令嬢たちが、チィニーの魔法学校に留学してくる。しかも留学の目的は勉学ではなく、結婚相手を探すための活動――略して『婚活』! 奇跡的な玉の輿を夢見た人間が皆留学生たちに浮かれている中、アーヴェの目的は入学後一か月経った頃に行われる『属性測定』だった。アーヴェが魔法学校に入学したのも、チィニーで唯一国際的に認められた『属性測定器』を持っているから。自分の属性を正しく知る事が出来れば、より効率的に向いた魔法を習得する事が出来る。そして無事、自分の属性を知る事が出来たアーヴェはるんるんで部屋に帰り、これからの有意義な学校生活に想いを馳せた。――次の日、一人の男がアーヴェの前で跪いた。「アーヴェ・カレンダ嬢。良ければ、僕と結婚を前提としたお付き合いをしていただけませんか」学校中から注目されている留学生の一人にアーヴェは突如求婚されてしまい……?!
/ 短編で登校するには文字数が増えてしまった中編ぐらいのお話になります。文化的には近代ぐらいを想定しており、中世ものではありません。
/ 短編で登校するには文字数が増えてしまった中編ぐらいのお話になります。文化的には近代ぐらいを想定しており、中世ものではありません。
1 婚活しに来た留学生!?
2025/08/13 06:00
(改)
2 魔力測定を早くしたいっ!
2025/08/13 06:00
(改)
3 待望の測定でハッピー! ……え? 婚約? なんで!?
2025/08/13 06:00
(改)
4 とんでもねえご提案!
2025/08/14 06:00
5 求む、愛想をつかされる方法!
2025/08/15 06:00
6 フラれる女になるぞ!
2025/08/16 06:00
(改)