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星域連合緊急総会(17)鬼ごっこ

誤字脱字のご報告ありがとうございます

電子頭脳と主人公バックアップとの会話ですが通信会話と区別できるように、『の前に>を付けるようにしました。

 三人が迎賓館から逃げ出した少し後、ベイ星域の旗艦に割り当てられた部屋で眠っていたシンデン()はSPのリーダーからの通信で、朝早くに目覚める事になった。


「お休みの所申し訳ありません。ステーション内に戒厳令が出ました。念の為に起きて待機してもらえますでしょうか」


「ああ、わかった。それで戒厳令とは一体何が起きたんだ?」


「『凶悪なテロリストが出た』とスス星域から連絡が来ております」


>『ジョーンズとミスター・ビッグはテロリストに襲われたとい言う筋書きか?』


>『お掃除ドローンからの最後の通信では、敵はスス星域の特殊部隊らしいと来ております』


>『スス星域軍の特殊部隊が襲ってきたのか』


>『確認しましたが、ステーション内には「テロリストが出た」と正式にスス星域から戒厳令が出ております。お掃除ドローンが聞いた、二人とシモネン大統領との会話内容から、シモネン大統領は直接指示を出していません。スス星域の与党と星域軍の独断専行と思われます』


>『シモネン大統領はメアリーに賛同していたが、星域内(与党)を押さえきれなかったか…』


>『そう推測します。マスターはどうされますか?』


>『メアリーの護衛があるからな。今のところ何も出来ない。二人が宇宙港まで辿り着ければ助けにも出られるだろうが…』


>『戒厳令のため通信妨害が成されています。お掃除ドローンとは連絡は取れないため二人が宇宙港までやって来られるか不明です』


>『二人ともSクラスの傭兵と冒険者だ。響音(おとね)もいるし、三人を信じるしかあるまい』


>『了解です』


「戒厳令の話は、メアリー大統領には伝えたのか?」


「未だ伝えておりません」


「そうか…。スス星域が出した戒厳令だが、あの二人を亡き者としたいスス星域の与党による仕業だ。響音(おとね)からはそう連絡がきていたようだ」


 シンデン()は個人端末を確認する振りをして、電子頭脳から貰った情報をSPのリーダーに伝えた。


「やはりそうですか。これは急いで大統領に伝えないと…」


「大統領に伝えても、どうしようもあるまい。この場からベイ星域軍が動くことは不可能だろ?」


「ですが、伝えないわけにもいきません」


 SPのリーダーはそう言って部屋を出て行った。


「メアリーも大変だな。さて、俺はどうするか。響音(おとね)との通信は妨害されているから位置は割り出せない。ステーションのネットワークをハッキングできれば、連絡がとれるか試してみるか。状況次第では…」


 シンデン()は個人端末を操作して、ステーション内部のネットワークのハッキングを開始した。


 ★☆★☆


 迎賓館から逃げ出した三人は隣のビルの屋上に着地すると、そこから街路に飛び降りて三人は走り始めた。


 街路を進み始めた直後は問題は無かったが、しばらくするとステーション内の店舗がシャッターを下ろし始め、その後に星域軍と警察の車両が道を塞ぎ始めた。そして三人を見つけ出すために警察の車両から大量の小型ドローンが飛び立った。


「警察の小型ドローンか」


「ちっ、数が多すぎるな」


 三人を追いかけてきたのは、警察機構が使用する犯罪者捕獲のための小型ドローンであった。通常は犯人を捕らえるためにスタンガンを使ってくるのだが、今回は二人を殺すつもりでレーザー銃を撃ってきた。ステーションの設備を破壊しないように小型ドローンのレーザーは低出力であった。タクティカルスーツなら防げるのだが、今二人が着ている服はただのスーツである。


「とにかく宇宙港を目指して逃げるしか有るまい」


「ビッグは良いが、私は魔法を発動しながらとなると走るのは難しいな」


 気功術士であるミスター・ビッグは走りながらでも気でレーザーを防げるが、魔法使いのジョーンズはシールドの魔法を使いながらとなるため、走って移動することは難しい。


「ジョーンズ様、私が移動をサポートさせていただきます」


「それは助かるが、しかしメイドさんに抱きかかえられて移動するのか。少し恥ずかしいな」


「死ぬよりましだ。我慢しろ!」


 ジョーンズは響音(おとね)に抱えられ移動する事になった。小型ドローンに見つからない様に物陰に隠れながら移動するが、やはり直ぐに見つかってしまい、小型ドローンから低出力レーザーが雨のように降り注ぐ。その度にビッグは気のフィールドでジョーンズと響音(おとね)はシールドの魔法でレーザーを防いでいた。


「撃ってきたんだ、反撃はさせて貰うぞ」


 ミスター・ビッグがスーツのポケットから薄いカードのような物を取り出すと、それは一瞬で六角棒に変形した。ミスター・ビッグの六角棒はレリック(遺物)で、形状記憶合金の様に様々な武器に変形するという物だった。


 ミスター・ビッグが六角棒を振るって小型ドローンを破壊すると、小型ドローンは慌てて三人から距離を取った。


「面倒だな。響音(おとね)さん、防御を任せる」


「了解しました」


 響音(おとね)は液体金属を傘のように広げてレーザーを防ぐと、ジョーンズは魔法を詠唱する。


「マナよ、我が前に立ち塞がる敵を雷の鎖にて滅せよ…チェーンライトニング!」


 ジョーンズが放ったチェーンライトニングの魔法が、小型ドローンに襲いかかると、瞬く間に小型ドローンは破壊された。


「お見事です」


響音(おとね)さんの液体金属(それ)、便利だね~」


 響音(おとね)はジョーンズの魔法を褒めるが、ジョーンズはレーザーを防いだ液体金属の方に興味を持っていた。


「ジョーンズ、さっさと移動するぞ!」


「分かった。だが、このままビルの合間を進んでも直ぐにドローンに取り囲まれる。何か手を考えよう」


 目の前の小型ドローンは魔法で破壊されたが、ステーション内にはまだまだ小型ドローンが残っている。同じように魔法を使って破壊しても、小型ドローンが尽きる前にジョーンズの精神力が尽きてしまう。


「嫌だが、あそこに入るか」


「マジかよ」


 ジョーンズが指さしたのは、ステーションの地下に通じるマンホールのような入り口だった。それを見てミスター・ビッグは嫌そうな顔をする。ステーションの地下の区画は流石に下水がそのまま流れているわけでは無いが、パイプから漏れ出した臭気が漂っているためかなり臭いのである。


「それこそ死ぬよりましというものさ。さて私は周囲のセンサーに目隠しの為に魔法をかけるから、その間にビッグはマンホール(そこ)をこじ開けて欲しいな」


「こじ開けるのは構わないが、それじゃ直ぐに俺達が地下に潜ったとバレるぞ」


「ジョーンズ様、ビッグ様、そこは私にお任せください」


 響音(おとね)はマンホールの形をした地下への入り口に近寄ると、手を突いて制御回路にアクセスを試みた。簡単なセキュリティしかかかっていない回路のため、響音(おとね)は直ぐにマンホールを開くことに成功した。


「おう、凄いな!」


「確かに私達じゃこんな簡単に開けられなかったな。シンデンさんの言う通り、響音(おとね)さんを護衛にして良かった」


「お二方、小型ドローンが来る前に入りましょう」


 響音(おとね)に促されて、二人は地下に通じる階段を降りていった。響音(おとね)は最後にマンホールを再び閉じて、回路に残った開閉のアクセスログを消す。これで暫くは三人が地下に入ったことはバレないはずである。


「やっぱり臭いな。それに暗いぞ」


「仕方ないだろ。それより響音(おとね)さん、宇宙港にはどちらに向かえば良いか分かりますか?」


「こちらです」


 響音(おとね)はセンサーで宇宙港の方向を調べ、そこに向かう通路を見つけ出した。地下通路は人間が走るには暗く足下に障害物が多かった。そこで響音(おとね)はスカートの中からケミカルライトを取り出して、ジョーンズに渡した。ジョーンズが棒状のケミカルライトを折ると、二人が走るのに問題が無いほどの明かりで周囲を照らした。


光の魔法(ライト)を使う必要も無いか。響音(おとね)さんのメイド服からは何でも出てくるな」


「だから、今はそんな詮索をしている暇は無い。ジョーンズ、さっさと行くぞ」


 ジョーンズは色々な物が出てくる響音(おとね)のメイド服に興味を示したが、ミスター・ビッグに注意をされて、先を進み始めた。


 ★☆★☆


 三人が地下のメンテナンス通路を進み始めて三十分という所で、先頭を走っていた響音(おとね)が立ち止まった。


「前方と後方から小型ドローンがやって来ます」


「地下通路に入ったと気づかれたか。さてどうする」


 スス星域軍は三人が地上にいないと気づいて、地下通路にも小型ドローンを送り込んできた。


響音(おとね)さん、こちらに向かってきているのはドローンだけですか?」


「生体反応はありません。先ほどと同じ小型ドローンです」


「人間はいないのか。それなら魔法で攻撃しても大丈夫ですね」


「お待ちください。私が何とか致します。しばらくお待ちください」


 ジョーンズは魔法で小型ドローンを破壊しようと言ったが、響音(おとね)は自分が対応すると言って、ジョーンズが魔法を使うのを止めた。


「おいおい、あんた一人でドローンと戦うのか?」


響音(おとね)さん、私達も戦えます。人型ドローンだからと一人で頑張らないでください」


「小型ドローンばかりですから大丈夫です。ジョーンズ様はいざと言う時のために魔法を温存しておいてください。前方のドローンは、後方のドローンが来る前に片付けますので、三十秒ほど待ってから先に進んでください」


 響音(おとね)は二人にそう言い残すと、二人が追いつけない速度で走り出した。響音(おとね)の手には、ちりとりと竹箒が既に握られていた。


 ジョーンズ達と十分に距離を取ったところで、響音(おとね)はステルス機能を稼働させた。光学迷彩で周囲の闇に溶け込んだ響音(おとね)は、音も立てずに地下通路を走った。向かう先は小型ドローンの小隊だった。


 スス星域軍によって数千機の小型ドローンが地下通路に放たれていたが、小型ドローン達は三十機程の小隊に別れて地下通路を探索していた。小型ドローンのセンサーは響音(おとね)程優秀ではなく、未だ二人が近づいて来ることに気づいていなかった。その小隊にステルス状態の響音(おとね)が音も立てずに近づくと攻撃を仕掛けた。


 ガッと僅かな音を立てて、響音(おとね)は、竹箒でドローンを切り裂き、残骸をちりとりで焼却処分してしまった。


「ビッ!」


 ステルス状態の響音(おとね)は小型ドローン達には発見できない為、いきなり仲間が消え去った事に小型ドローンのプログラムは正常な判断を下せなかった。


「ガー!」


「ザツ!」


 味方のドローンが倒される毎に、小型ドローンは意味不明な音声を発生しながら右往左往する。闇雲にレーザーを発射する小型ドローンもいたが、響音(おとね)はレーザーを避けて小型ドローンを破壊していった。そして十秒もたたない間に、小型ドローンの小隊は壊滅した。


 小型ドローンの小隊が次々と消え去っていく事に、彼らを操っているスス星域軍の兵士達も気づいていた。しかしステルス状態の響音(おとね)を捕らえられないため、兵士達には攻撃を受けて撃破されたとしか分からなかった。


 響音(おとね)は進路を邪魔する小型ドローンの小隊を次々と破壊していった。敵の姿を捕らえられない小型ドローンとスス星域軍の兵士は、周囲の部隊をその通路に集めたが、ステルス状態の響音(おとね)を発見できないため、小型ドローンは破壊されて行くだけだった。

 響音(おとね)は二人の進路上のドローンだけでは無く、あえて外れた位置の小隊を破壊することで、後に続く二人にドローンが向かわないように気を付けて進んで行った。


 ★☆★☆


 ステーションのスス星域軍の指令所では、次々と小型ドローンの小隊が消え去る状況を見て指揮官(准将)は怒って、部下に当たり散らしていた。


「どうしてドローンは、敵の姿すら捉えられず破壊されているのだ。メンテナンスをサボっていたのでは無いのか」


「いえ。その様な事はありません。ドローンのセンサーは正常に動作しています。ですが、敵がセンサーに映らないのです。」


「地下に二人が逃げ込んだのは確かだ。こうなれば小型ドローンではなく船内制圧ドローンを送り込むのだ。そして宇宙港への通路には特殊部隊の中隊を配置しろ。何としても二人を始末するのだ」


「船内制圧ドローンでは、ステーションに被害が出ますが。それと、それに戒厳令がいつ終わるのかと問い合わせが殺到しております」


「ステーションの被害より、あの二人の抹殺が先決なのだ。戒厳令は二人の抹殺が終わるまで解くわけにはいかん」


 指揮官(准将)は、小型ドローンでは埒が明かないと、船内制圧ドローンを送り込む事を決定した。船内制圧ドローンが地下で戦闘すればステーションの設備に多大な被害が出るが、それよりも二人を殺す方が何よりも重要であると彼は判断した。


「スス星域はルフラン星域に逆らえないのだ。二人には消えて貰うしか無いのだ」


 船内制圧ドローンが地下通路に入るのを見ながら、指揮官(准将)が呟くが、それはドローンと特殊部隊に指示を出すのに忙しいオペレター達の耳には届かなかった。


 ★☆★☆


「ビーガー!」


 百数十機程の小型ドローンを撃破した時、響音(おとね)は小型ドローンが破壊される際に自分に音声でメッセージを残していることに気づいた。そこで今まで聞いた音声を組み合わせていくと、響音(おとね)シンデン()しか知らない暗号キーで解読可能な暗号メッセージを得ることが出来た。


「マスターからの暗号メッセージですか。『宇宙港は既に閉鎖されている。よって二人を宇宙港では無く…に連れ行け』ですか」


 シンデンはステーションのネットワークをハッキングすることに成功した。しかしネットワーク経由で響音(おとね)に直接通信を送れば、ハッキングしている事響音(おとね)の居場所がバレてしまう。そこで響音(おとね)が小型ドローンを破壊していることを利用して、小型ドローンに音声データでメッセージを埋め込むという面倒な手段を取ったのだ。


 メッセージを受け取った響音(おとね)は、ステルス状態を解除して二人の所まで戻った。二人は響音(おとね)がドローンの小隊を排除した後を無事追いかけて来ていた。


「ジョーンズ様、ビッグ様。マスターよりメッセージが届きました。このまま宇宙港に向かった場合、中隊規模の特殊部隊と戦う事になるとの事です。流石に中隊規模では死者を出さずに勝つ事は不可能です。よってお二方の向かう先を変更して欲しいとの事です」


響音(おとね)さんは、特殊部隊に勝てないとは言わないのですね。ええ、私達も流石に中隊規模の特殊部隊相手に、死人を出さずに勝つ事は難しいですね~」


「そうだな、中隊規模ともなれば、相手に死者が出るだろうな」


 響音(おとね)だけではなく、二人も自分達が負けるとは思っていなかったが、確実に死人が出ると考えていた。


「それで何処に俺達は向かえば良いんだ?」


「ええ、シンデンさんのお考えを聞かせてください」


「マスターからは、…に向かえと指示がありました」


 響音(おとね)シンデン()からのメッセージにあった場所を二人に告げた。


「マジかよ。そんな所に向かって良いのか?」


「そのメッセージは本当にシンデンさんから送られてきたのですか。罠ではありませんか?」


「私とマスターしか知らない暗号キーで送られてきました。メッセージは罠ではありません」


 響音(おとね)からメッセージは罠では無いと聞かされて二人は考え込んだ。


「シンデンさんの提案ですが、其方に向かった方が安全の様ですね」


「確かに一番警戒されている宇宙港に向かうのは危険だが、シンデンのが言った場所も危険だろ?」


「ビッグ、恐らく今そこは安全なはずです。スス星域は私達がメアリー大統領の元に辿り着いて保護される事を絶対に阻止したいのです。だから宇宙港に辿り着けないように中隊規模の特殊部隊を配置したのです。その分他の場所は手薄になっているはずです」


「道理ではあるが、しかしこのままシンデンの言う場所に向かえば、星域軍も他の場所を探し始めるぞ」


「ご安心ください。私が星域軍の目を引きつけます。お二人はその隙を突いて、…まで向かってください」


響音(おとね)さんは一人でドローンを引きつけるつもりですか。シンデンさんも無茶な命令を出しますね」


「船内制圧ドローンと一人で戦うつもりか。シンデンは人型ドローンだからと使い捨てるつもりか?そんな命令を出す奴とは思わなかったぞ」


 響音(おとね)が星域軍の目を引きつけると言うと、響音(おとね)と一緒に行動して来た事で、彼女を仲間のように思い始めていた二人は、シンデンが命令したことだと思って怒りだした。


「マスターから命令などされておりません。全て私の判断です。それに私は無茶などしません。船内制圧ドローンがどれだけ来ようが、私を破壊することは不可能です」


「…メアリー大統領が『船内制圧ドローン程度は敵では無い』と言ったが、本当なのか」


「この状況で人型ドローンが嘘を言う理由はありませんね。分かりました。シンデンさんの言う通りに動きましょう」


 響音(おとね)と別れた二人は、シンデンが告げた場所に向かって歩き始めた。地下通路の地図はシンデンのメッセージに添付されていたので、それに従って歩けば二人が迷うことは無い。小型ドローンは引き上げたようで、宇宙港方面からやって来る船内制圧ドローンを押さえれば、二人は安全に目的地に辿り着けるだろう。


 星域軍の目を引きつけるため、響音(おとね)は船内制圧ドローンに向けて走り出した。


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