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拾い集め

作者: 小夏くまくま

淡く遠い幻をいつも追いかけていた

掴めるはずのないものは

傷つけられることだってないから

そんな孤独に閉じた日々を送って


希望の形さえわからなくなってた


どこへ行けば

僕が僕でいれるのか

何をすれば

僕が僕を好きになれるのか


そんなことばかり考えて

裏表翻して心を探っていた

でも気づいた


心はいつも形が違うと

そしてそれは

生きてるってことだった


立ち止まっていても

心は変わり

時も流れ

何もかも変わっていく中で


何を抱き生きればいいのか

わからなくなってまた不安になった


考えた

でももう考えたくなかった

ぼーっと閉じたカーテンから落ちた

木漏れ日を見つめた


不思議だ

どうしてか

心が穏やかに感じた


そうか

僕が僕でいようとしているから

辛いのかもしれない


こうやって周りを見渡せば

色んなものが落ちていて

それを拾って

心に入れていけば


心だって賑やかになるんだ


明日は外へ行ってみようか

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