第四章 再構築
第四章投稿します(^ω^)
初心者である僕ことフリムの投稿作品をたくさんの方々が読んでくださったので嬉しく感じております!
今作もたくさんの方々に読んで頂けると幸いです。
ぼんやりとした感覚。あぁ、またリセット装置が使われたんだっけ。少し頭が痛い……。回らない頭を頑張って回転させる。
次使われるのは7年後だったはず……。なんで……。考え事をしていると頭が回転し出した。そうか、リセットしたんだな。
今僕はどこにいるんだろう。周囲の状況を確かめておかないと。感覚的にベッドに寝ているんだろう。天井は見知った木製の天井であり、体を起こすと、見知った部屋。
え?ルルの家だ!?もしかして、リセットされたと勘違いしただけ!?昨夜は疲れていたし、疲れが出てたから勘違いしたのかな……。
う〜ん。目の前の掛け布団の中から聞き覚えのある少女の声。
「あ、起きたんだ。おはよう」
「お、おはよう」
「じゃ、もうひと眠りするから」
ルルの生活リズムは二度寝が普通なのかな?ダンジョンには朝から行かないのだろうか?
「ね、ねぇ、ルル。ダンジョンには朝から行かないの?」
「え?なんで僕の名前を知っているの?」
え?昨日自己紹介したじゃん!?
「むぅ〜……。頭回らないからとりあえず寝る……すやぁ」
も、もしかして、僕の過ごした時間がリセットされた!?うぅ、思い出を簡単にリセットするなんて……。
とりあえず目の前の事に集中するか。このままいくと夕方までルルは起きないから僕も寝よう。
リセットされたけど、ルルにもう一度会えてよかった。
目を覚ますとオレンジ色に染まった空。小さな窓から夕日がさしている。空を眺めているとルルが起床。
ふわぁ。伸びとあくびをするルル。相変わらず可愛すぎ。目を擦りながら僕に問うルル。
「なんで僕の名前を知っているの?」
やっぱりその質問か。正直にリセット、時を遡ったと言っても信じてもらえるだろうか……。無難な作り話が良いか……?でも、ここで、正直に話しておかないと後でまずいことになってしまっては元も子もない。
「僕の中での時間では昨日僕とルルは会っていたんだ」
僕はリセットされた時間にルルに会った事や話した事、そして、リセット装置の経緯まで事細かく話た。時折、う〜んと唸っていたり、腑に落ちない点もあった顔をしていたが、話を最後まで聞いてくれた。
「これで、全部だよ」
「リセット装置……。むぅ。僕と会ったことがあるなんて。確かに、そんな装置があると信じられない話ではない」
難しい顔をしていたルルだが不意に僕に言った。
「とりあえず、ご飯でも食べながら、話をしようか」
以前見たことがある豪華な食事の数々。
「ルルの食事を見るのは2回目だけどやっぱり驚きを隠せないよ」
そんなことないよ、とばかりに手をあたふたとする。
「は、早く食べよ!料理が冷めちゃう」
あ、ごまかした。可愛すぎて笑っちゃいそう。
木製のテーブルにつき豪華な食事を食べながらルルとたくさん話し合った。一日分の思い出を取り戻せるように。
そして、運命の時間。昨日はここでリセットされてしまった
また、リセットされるのはこりごりだ……。
まぶたをゆっくりと閉じ、誰かに願う。
明日は、リセットされませんように。
そして、やわらかなベッドに身を沈め意識が奥底へと沈んでいくのを感じた。
第四章は再構築という形にさせて頂きました。
第五章も是非、読んで頂けると幸いです。




