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第一章 手始めのリセット

こんにちは。小説家になろう初投稿のフリムです。

まだまだ未熟なところが多く、見にくい等様々な気持ちを思われると思いますが、暖かく見守って頂けると幸いです。

しかし、見守っていただくだけでは、どこを直せばいいか分からないので、ここはこうしたほうがいい、等の意見どしどし下さい!

また、感想等のコメントも頂けると嬉しい次第です。

最後になりましたが、皆様が夢中になって読んで頂けると幸いです。

 金属のぶつかり合う音と割れんばかりに聞こえる観客の歓声。


 今行われている試合は前年度のチャンピオンのゼロと、黒いフードと黒いマントに身を包んでいる少年による決勝戦である。


 これは1年に2回開催される、この街、レタルニア王国の名物である。直径50mの円形のフィールドの周囲に観客席が婉曲上に広がっている。


 優勝者には、毎回異なった賞品があり、前年は50万ニル、その前年はルタニアの種であった。ルタニアの種というのは物理的、魔法的、知能的等新しい能力を開花させるアイテムで、希少価値が物凄く高く70万ニル相当の価格で売られていることもあった。


 更にお客も金銭的にも参加することができ、噂では 巨万の富を得たとか。


「ロイ、これはゼロが勝ちそうだぞ!」


 隣で一緒に観戦しているのは幼い頃からの親友、エイム・ラクイミル、通称、エイ。彼は昔、まだエレアトス家がこの地を治めていた時遠距離部隊所属の1人であった。同い年であるのに僕と全然違って尊敬していた。もちろん今も。


 青い髪をなびかせ、キラキラとした青い瞳。白がベースの布地に黒や赤のラインが入っている清楚な服を羽織っている。


「確かに、黒いフードとマントの子は体格的に子どもで、物理的にも魔力的にも勝っているとは思えないけど、よく見切れているからまだ分からないよ」


「それにしても……、ロイは気付いているか?」


「あぁ。何かの機会を待っているようだ」


「一発逆転の大技だと、今年のチャンピオンはゼロから塗り変わるぜ〜!」


 確かにそうなんだが、想像以上に何か企んでいるのかも……。普通相手の行動を見て、機会をうかがうのに対し、あの少年は観客に対して機会をうかがっている。


 誰かがみているのか?それとも誰かを探しているのか?そんなふうに見とれることも出来る。


 そんな考え事をしていた時、アナウンスが流れた。


「これよりリグレスプログラムを開始する」


 機械で変声していた。


「ロイ、リグレスプログラムってあれのこと……、だよな……?」


「お、恐らくそうだろう……。だから、言ったのに……」


「不味くないか!?あれが使用されるってことは……!!」


 更にフィールドの黒いフードと黒いマントに身を包んだ少年が空へ浮上し、


「この世を素晴らしき世に」


 と、両手を空に掲げて言ったが、観客はパニック状態に陥っており、それを聞いたのは僕とエイ、ゼロだけだった。


 そして、眩い光が視界を満たし、頭が朦朧(もうろう)とし、意識が奥底へと沈んでいった。

次回の投稿は気長にお待ちください^^;

なるべく早く投稿できるようにしますが、色々と忙しいので^^;

次回作も期待して待って頂けると幸いです。

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